第2回 オオハンゴンソウ駆除作業
オオハンゴンソウという植物の名を聞いたことがありますか?このオオハンゴンソウ、黄色い大きな花は群生するとなかなか見事、夏は国道沿いを中心に日光にお花畑を作っていましたが、もともと日光にはなかった帰化植物で、放っておくと日光の生態系に深刻な影響を与えてしまうそうです。 |
たまたま、よく覗かせていただいている「日光自然博物館」のホームページで、このオオハンゴンソウの駆除作業をするボランティアを募っていたのを見つけ、今回は違った角度から日光の自然に触れてみることにしました。 |
2001年7月28日(土)。日光菖蒲ヶ浜スキー場の駐車場に集合しました。菖蒲ヶ浜周辺の国道沿いを数班に分かれて作業をします。鎌を片手にしての慣れない草むしりに、あっという間に腰が痛くなりました。 | |
トラックが何度も巡回して、引き抜いたオオハンゴンソウを手際良く回収していきます。今回は、約200名が参加。44立方メートルの駆除がなされたとの事でした。 | |
2時間の駆除作業を終え、本部テントに再集合すると、オオハンゴンソウの天ぷらと冷たい飲み物を配っていただけました。天ぷらは、大葉のそれに 似ていて、違和感無く食べられます。私は初めての参加でしたが、この天ぷらがお目当てのリピーターになるのもいいカモ(^-^)。 |
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お昼で解散になったので、午後は小田代ヶ原までハイキング。イブキトラノオと野アザミが見頃で、遠くから見ると薄紅色の絨毯のように見えました。 | |
翌日はひどい筋肉痛になりました・・・。慣れないことをしたからなあ。 こうした地道な努力はもう長いこと行われているとのことです。今まで何も知らずに日光の自然を楽しませてもらってきたのですが、これでほんのちょびっと(ホントにちょびっとだけど)は恩返しができたかな? |
※オオハンゴンソウの写真は、「Tam's素人植物図鑑」の
「道端の花」の項で見ることが出来ます。
http://www22.ocn.ne.jp/~tamukai/