四阿山'98
〜牧場を懐に抱えた伸びやかな山〜

◆◆　アプローチ　◆◆ 　　　目覚め 　　　　　　　　他の4人は、高崎在住の者の家に前泊。土曜の朝9時に、鳥居峠 　　　　　　　　に集まることになっていたが連日の残業がたたり、大寝坊・・・・。 　　　　　　　　目覚めれば、朝６時・・・。しかも、外環自動車道にのれば大渋滞・・・。      　　　　　　ああ、悲しい日本のサラリーマンよ。 　　　合流 　　　　　　　　途中、何度か電話で、先に行ってもらうように言うが、心優しい 　　　　　　　　彼らは、最短で登れる四阿高原ホテルからのルートの登山口で 　　　　　　　　待っていてくれるという。いやはや、３時間の大遅刻。12時過ぎに 　　　　　　　　登山口 にて、無事に合流。      　　　　　　皆の視線が痛いが、すぐに笑顔に・・・（ホッ）。

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◆◆　山の中　◆◆ 　　　　　　　　　　　四阿高原ホテル12:30＝四阿山山頂14:45/15:30＝四阿高原ホテル17:15 　　　出発 　　　　　　　　四阿高原ホテルでトイレを借りる。とても奇麗なホテルだ。今度は、 　　　　　　　　高原リゾートで訪れたい。自動ドアが開くと、小鳥の置が、「ピー 　　　　　　　　ピピピ　チッヒョロロ」と鳴く仕掛け(^^)。 　　　　　　　　ホテルから5分ほど上がったところにも、駐車スペースが。5台ほど 　　　　　　　　停まっていた。少し登ると、一面、牧場が広がり、その奥に四阿山 　　　　　　　　が裾野を広げている。放牧している牛が逃げない様に、登山道にも 　　　　　　　　ゲートが掛けられているので、それを乗り越えながら、進む。午後出 　　　　　　　　というのに、あまりの景色の良さに、歩みが遅くなる。 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　◆牧場には牛がいっぱい◆　　　　　　　　　　◆のびやかな裾野◆ 　　　　 クロマメノキ 　　　　　　　　牧場を4５分くらい歩くと、笹原の歩きとなる。 短パンの先輩が、 　　　　　　　　かゆがっていたが、地面は、木の根も石も少なく歩きやすかった。 　　　　　　　　が、そこを過ぎると、礫が多い、滑りやすいところも 出てくる。ここ 　　　　　　　　の下りはヤダな、などと思いながら歩いていくと、広いところに出た。 　　　　　　　　と、大勢の人が、しゃがみこんでいる。何かを探しているようだ。 　　　　　　　　なにかと思えば、クロマメノキの実を集めているようだった。ビニ 　　　　　　　　ール袋いっぱいの戦利品を 持っている人もいた。私たちも、歩き 　　　　　　　　ながら、口に入れちゃ、また歩き、 を繰り返し、登っていった。 　　　　山頂近く 　　　　　　　　再び、笹の中を歩き山頂を目指す。木の背が高くなってきたら､ 　　　　　　　　　鳥居峠との道を合わせる。更に10分ほどあがると、根子岳から 　　　　　　　　　の道と合流。すぐに山頂に。 　　　　　　　　　霞がかかってはいるが、空は真っ青。浅間山が大きい。南峰、 　　　　　　　　　北峰の両方で写真を撮る。 日差しは暑いが、空気は秋。キュッ 　　　　　　　　　としまっている。 日が傾いてきたので、下りることにする。 　　　　　　 　　　牛 　　　　　　　　日があるうちに、牧場まで下りてくることができた。牧場と ススキ 　　　　　　　　が黄金色に輝いて見事である。誰から始めたのか、気がつくと 皆 　　　　　　　　　柵の中の牛に、草をやっていた。大きな顔だが、目が優しく、 　　　　　　　　　可愛い。べろっとなめられた時は驚いた。本物のタンは、ちょっと 　　　　　　　　　ざらついていた。 　　　　　　　　ふりかえると、四阿山が、半分はオレンジに、半分は 影になっていた。 　　　　　　次は、花の季節に、根子岳を合わせて登ろう、そう思いつつ、菅平をあとにした。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆帰りに寄り道した高崎観音◆

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　 山行記録[年別/地域別/季節別]