加波山 '01
〜山伏修験道の霊山〜
日程 | 2001年1月3日 (土) 晴れ |
形式 | マイカー利用・周回 |
メンバー | 単独 |
行程 | 桜坊07:20−五合目07:40−林道横切る08:05−加波山三枝祗神社本宮拝殿08:25−丸山方面(ベンチ)08:35/08:40−本宮拝殿08:50−たばこ神社−加波山神社拝殿09:10/09:20−林道横切る−七合目(山椒魚谷)−桜坊10:00 |
実働 | 2時間25分 |
駐車場 | 桜坊(三合目)に3〜4台のスペース(トイレ・水道なし)。 ※ほか、麓の加波山神社里宮にも駐車場はある。 |
コメント | 加波山事件縁の地、御影石の採掘場、2つの神社、タバコ祭などなど歴史深い山。ブナ林も見られ、自然観察の場にも最適。 |
常磐道を通ると、よく「筑波山」に間違えてしまう山が「加波山」 でした。標高といい、電波塔が立っていることといい(実際に 電波塔が立ってるのは加波山の北の燕山)、筑波山に似てい るこの山に、いつか登ってみたいと思っていました。 そんな、以前から気になっていたこの山を、21世紀最初の 山に選びました。(って、ほとんど思い付きだったのだけれど・・) |
筑波山方面から県道41号線を北上。「加波山入口」の看板を右折。 「加波山神社」の山麓拝殿(駐車場あり)から更に奥に行く。 小さな十字路は直進。坂を登っていくと、道の脇に小さな 鳥居があるが、更に坂を登る。やがて道が二股に分かれる (そこが桜坊)。二股を左に行ってすぐに車を置く。 |
桜坊(三合目)の駐車スペース。 石で車止めをするのを忘れずに。 この道をまっすぐ行くと、ユース ホステルもある「加波山神社拝殿」 へ直接上る登山道へ至る。 |
桜坊の登山口。 雑木林の中を登っていくと、 「発破作業を知らせるサイレンが 鳴った時は係員の指示に従って ください」といった内容の注意書きが 書かれた看板が見られた。 8時ちょうどに「ゥウ〜〜」とサイレンが 鳴った時は驚いたけれど発破を知らせる ものではなかったようです(汗)。 |
林道から見る関東平野 登山道は、一度林道を横切る。 遠くにうっすら富士山も見えました。 |
加波山三枝祗神社本宮拝殿 左にちらっと写っている建物は 宿泊施設。夏の禅定祭の頃、 使われるそうです。 加波山には、他にユースホステル もあります。 |
遠くに光る「霞ケ浦」 上の写真の拝殿の裏手から 伸びる「丸山」方面への道を 10分ちょい下りていくと、霞ケ浦 も見える場所に出ます(ベンチあり) |
「たばこ神社」本殿 タバコの神様として関東一円のたばこ生産 農家の信仰を集めている。 毎年9月の「タバコ祭」では、長さ2.5メートル の大きなきセルをここまでかつぎあげるとの ことです。 |
加波山神社拝殿 左の建物が「社務所」。「お茶を どうぞ」とあるのが嬉しい。 社務所は、ユースホステルも 兼ねていて宿泊できる。 元旦は午前2時から闇鍋をやっ たそうです。 |
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拝殿脇にあった張り紙 『真壁町長岡及び加波山頂にて、当神社名を使い、加波山神社 新宮、本宮と称する神社は「三枝祗神社新宮、三枝祗神社本宮 です。当神社とは関係ありません』 加波山は「加波山神社」と「加波山三枝祇神社」の2社により 様々な行事が独立して行われています。 事情を知らずに行った私は、山頂一帯に「加波山神社〜〜」が 幾つもあり、不思議でしたが、この張り紙をみて納得が行きました。 |
御影石の採掘場 加波山を遠くから見ると、あちこち こういった石切り場があるのが 分かります。 |
石の町、真壁町 県道を走っていると、こうした 石屋さんが、たくさん見られる。 |
思わずカメラを向けた2本の樹 |
【雨引山楽法寺 (雨引観音)】 帰りに、加波山から車で10分ちょっとの「雨引山楽法寺」に行きました。旅行会社に勤めていた時、「坂東三十三観音霊場巡り(札所巡り)」のツアー添乗で行った時に、高台に建つ楽法寺からの眺めを気に入り、まだ出かけてみました。 ※ちなみに、加波山から雨引山まで、車で10〜15分くらいです。 【見所】 ◎6月は参道を埋める三千株のあじさいが見られます。 ◎高台からの風景。 ◎木造の多宝塔 ◎坂東札所 第三十三番 交通はこちらから(楽法寺のホームページ) |
筑波山神社近くで、日帰り入浴しようかと思ったが、筑波山方面は 初詣に向かう車で大渋滞。今回は温泉はパスして、家の近所の スーパー銭湯で済ませました(笑)。 |