編笠山'01(2523.7m)
〜初めての八ヶ岳〜

日程 2001年12月9日(
形式 日帰り/公共交通機関利用/縦走
メンバー とべっち  JO
行程 JR中央線小淵沢駅=(タクシー)=観音平09:20−雲海展望台10:05−押手川分岐10:50/11:00−(昼食11:25/11:50)−編笠山12:20/12:30−青年小屋12:50/13:00−西岳14:10/14:20−不動清水15:50/15:55−富士見高原(ホテル八峯苑鹿の湯)16:30=(タクシー)=小淵沢駅
実動 約6時間
駐車場 観音平に15〜20台ほど(トイレなし)
温泉 ホテル八峯苑鹿の湯  
●長野県諏訪郡富士見町境広原12067  ●Tel: 0266-66-2131
●500円  ●シャンプーリンス・石鹸付   ●露天風呂あり
コメント この山域まで日帰りで来られるとは思っていませんでした。

●編笠山ってどこにあるの??●


山歩きをはじめて8年目。これまでポッカリ穴があいていた
山域「八ヶ岳」にとうとう足を踏み入れる機会がやって来ました。


●編笠山頂からの展望(南ア)
    

                 
               【あずさ回数券は6枚綴りに】

          新宿7時発の特急あずさで小淵沢へ向かった。少々遅いスタートになる
    けれど、特急+タクシーを使えば日帰り可能な山だと知ってビックリ。
    もちろん、天候と雪の状態に助けられてのことなのだけれど。

    二人での山行なので、これまでは4枚綴りだった「あずさ回数券」が
    ピッタリだったのだが、数日前(2001年12月1日)からなんと6枚綴り
    になってしまっていた。うーんJRめ!
   

↓↓↓

                
                 【南ア、キラキラ】

     小淵沢8時54分着。この週までは観音平までのゲートがあいていて
     タクシーで登り口まで上がれた。観音平からは白い南アがキラキラ
     光っているのが見える。うーん来て良かったな〜。
  
     山頂手前までは樹林の中の道。サラサラの雪を踏みつつ高度を上げ
     る。富士山が奇麗に見える「雲海展望台」、青年小屋への道を分ける
     「押手川分岐」へは緩やかな登り。分岐を過ぎてから徐々に傾斜が
     ついてきて息が上がる。

               
                 ●編笠山頂からの富士山●
               
                 
 
      急斜面で、登る先を見ると、青空も目に飛び込んでくる。
       白い雪に映えてとても奇麗だ。
       大きな石がゴロゴロした山頂に上がると強い風が吹いて
       いた。あっという間に顔が痛いくらい冷たくなったので、
       帽子をかぶり襟を立てる。
       
              
                   ●八ヶ岳主稜線●

       とにかく写真の通り、雲ひとつ無い晴天。言葉では言い表せ
       ない感動、感動、感動。
 

↓↓↓


             【ウサギの足跡をたどり西岳へ】

        編笠山から青年小屋までの鞍部まで下る。ゴロゴロした
        岩の隙間が雪で分かりづらくなっている。足を取られぬよう
        注意していく。

        青年小屋からはトレースもなく、ウサギの足跡だけ。小さな
        アップダウンを繰り返して到着した西岳の山頂からは
        さっきまでいた編笠山が奇麗に見える。帽子みたいに
        こんもりした可愛い形。「編笠」という名に納得。

               

        西岳から富士見高原からは再びトレースが着いていた。
        西岳だけを登りに来た人がいたようだ。地図で見ると
        西岳だけ登るのはもったいないような気がしたがここか
        ら見る主峰赤岳や南ア、編笠の景色はなかなかのもの。
        ガツガツ歩かず、こういうところでのんびり過ごすのもまた
        一つの山の楽しみ方だと思った。
        
 

↓↓↓

                
            
【原始人・・・】

       西岳からはゆるゆると高度を下げる。途中、鹿が何度か
       横切ったりして、ひと気の無い奇麗な森を楽しみながら歩く。
       ととと、一箇所だけ雪が消えてぬかるみになっていた、まさに
       その場所でシリモチをついてしまった( ̄□ ̄;)!!
         
       ゲゲゲ、尻が泥だらけ(涙)。雪面に、尻をなすりつけてみたり、
       葉っぱで尻を拭いたりしてみる。こんな姿はとても人に見せら
       れたもんじゃないよ、まるで原始人だー。
       目の前のとべっちも目が点になっているようだ(汗)。

       不動清水のところで泥で汚れた手を洗い、締めくくりの「鹿の湯」
       へ急いだ。富士見高原から振り返ると、薄桃色に染まった
       こんもり編笠山と西岳が仲良く並んでいた。   //
   

  山行記録[年別/地域別/季節別]