霧ヶ峰'02冬
〜クロスカントリースキーで冬を楽しむ〜

日程 2002年2月16日()〜17日(
形式 貸ログハウス泊/上諏訪駅より車でピックアップ・XCスキーで周遊
メンバー 西の登山隊 + JO (計6名)
行程 2/16 沢渡→ヒュッテ御射山→御射山→八島ヶ原湿原→物見石→ヒュッテ御射山→沢渡
2/17 沢渡→蝶々深山→車山乗越→沢渡スキー場→沢渡
温泉 上諏訪温泉「片倉館
 
 ◆Tel:0266-52-0604※諏訪湖畔・間欠泉センター近く
  ◆350円  ◆午前10時〜午後9時(受付は8時半まで)
  ◆定休日:火曜日(祝日は営業)  ◆備付シャンプーはないので注意
蕎麦 蕎麦屋「登美」
  ◆諏訪市立石10318-1  ◆Tel: 0266-53-2318 
  ◆11:00-14:30/17-20:00 ◆定休日:木曜日
参考 バス時刻→諏訪バスHP(バス事業のコンテンツよりリンク)
宿泊  →ログコテージ霧ヶ峰HP
コメント 冬に行くと何故百名山に入っているかよく分かります。
悪天候の歳は、迷いやすい地形です。ご注意を。



◆西の登山隊とクロカン合宿(?)◆

山登りメーリングリストの西のメンバーより霧ヶ峰クロカンツアーへの
招待状をいただき、スキー三昧の週末を過ごしてきました。
西の登山隊の山行は「グルメ」のイメージ。
山以外にもいろいろ楽しみがありそうだな〜(^-^)。



***1日目***


ヶ峰高原スキー場でクロカンの板をレンタル。2日間4,000円に 
ねぎったSさんの交渉力は見事。スキー場の脇には、今日の宿泊場所
の「ログコテージ霧ヶ峰」があるので、そちらに荷物を置き、早速、
クロカンツアーに繰り出すことにした。





◆繰り出せ!冬の霧ヶ峰!◆
※御射山への登り

                    (写真は勝野さんより提供)



日は、車で沢渡に移動し、そこを起点に八島湿原周辺でクロカンを
楽しんだ。一見、どこまでも歩いて行けそうな雪原ではあるが、少しス
キーをはずして踏み出すと、あっというまにズボズボはまってしまう。
ふと気がつくと雪に遊ばれているメンバーの姿が・・・。



渡から御射山ヒュッテまでは軽い下り。昼食を挟んでヒュッテまで
滑る間にも、真正面にドテッと転び、サングラスに雪が張りつき
何も見えない悲しい姿に・・・。サングラスにもワイパーが欲しい・・・。




◆御射山より北アルプスのパノラマ◆

                    (写真は勝野さんより提供)



射山ヒュッテからひと登り。エッジもシールものないクロカンの板
ではちょっと大変だが、ジグザグに登ったり、直登してみたり各々
楽な方法で斜面を登る。幸い、この日は風も無く汗をたっぷりかいた。

射山は登りきると、ビーナスラインの料金所を見下ろせる好展望
台。槍の穂先はもちろん、雪をたっぷり抱いた涸沢カールも肉眼で
わかる。ここからの眺めはとてもすばらしく、さて、写真を・・・
と思ったところで、デジカメを車に忘れてきてしまったことに気づく。
とほほ・・・。



  展望を楽しんだ後、眼下に広がる八島湿原目指して滑降する。
「恐がるとダメなのよね〜、雪に気持ちが読まれちゃうから」とSさん。
確かに大胆な滑りは見習いたいところ(^_-)。




◆八島湿原に思い思いのトレースをつける◆

                    (写真は勝野さんより提供)


々とした雪原に思い思いのトレースをつけた後、物見石まで
ひと登り。御射山ヒュッテまで最後の滑降を楽しむが、深雪に
細いクロカン板がとられ思ったように滑れない。奇麗なシュプール
を、のはずがラッセル跡のようになってしまった・・・。


◆物見石でたそがれる・・・◆

                    (写真は勝野さんより提供)


び、御射山ヒュッテに戻ったあとは、車道を歩いて
沢渡まで戻った。途中から、スキーをはずして担いだ
が、前々週にテレマークを楽しんでいたメンバー達は
クロカンスキーの軽さに驚いていた。

ヶ峰スキー場へ車で戻る途中、八ヶ岳と南アの間から、
大きく富士山も顔を出していた。諏訪は日本の「へそ」だと
いう人もいるけれど、北ア、中央ア、南ア、富士山、八ヶ岳、
浅間山とグルリと見られる霧ヶ峰は、日本のど真ん中
にあるんだなあと、しみじみ思った。


↓↓↓

***ログコテージ霧ヶ峰***
  ⇒ログコテージ霧ヶ峰HP

  ◆あとで知ったのだが、ここでテレマークのレンタル
    もできるようだ。

  ◆ヤギを連れた信州版ムツゴロウさんのようなオーナ
    ーが歓迎してくれます。薪ストーブもありますよ〜。

↓↓↓

***2日目***

日は、前日に歩き残したほうへ行ってみることにし、再び
車で沢渡へ向かいます。八島湿原へ向かう道との分岐を右に
行き、クヌルプヒュッテのわきから樹林帯へ入った。

当は、閉鎖中の沢渡スキー場でテレマークターン等の練習を
積んでからツアーに繰り出すという案もあったのだが、スキー場へ
向かうまで沢を横切るために段差が大きくスキーで行くことはでき
ず、まずは蝶々深山にスキーで登っていくことにした。




◆喋々深山からの北八ツ◆



の登りもきつくてクロカンの板を履いたまま登るのはかなり
大変。時折、スキーでも沈んでしまう箇所もあり、西のメンバー
からは「えらい、えらい」の声が。山頂に近づくにつれ、風も強く
なってくる。目出し帽が欲しいなあ。

の強い蝶々深山の頂上からは八ツや浅間山が奇麗に見えた。
先週、いった縞枯山あたりもよく見える。


々深山から、車山との鞍部に向けて滑降してみる。格好の
斜面に見えるが、雪質にムラがあって思いのほか難しかった。




◆ビール飲みながら、スノボ見物◆



渡スキー場方面へ向かう途中、スコップで斜面を掘っている
若者達の姿が遠めに見えた。最初は、雪洞を作る練習をしている
のかと思い、Sさんは「こんなの見られるチャンスなかなかないわ」
と彼らのもとへ、急な斜面をあっというまに登っていってしまった。

も見に行ってみたい気もしたが、億劫がって待っていることに
した。アクティブなSさんを見習わないとなぁ(^_^;。結局、若者達
が作っていたのは雪洞ではなく、スノボのジャンプ台だった。

返りしたりと、次々華麗な技を披露する彼らにすっかり大興奮。
ビールを飲みながら思った。「オリンピックより面白いカモ」。
#ソルトレイク・オリンピックが開催中だった




◆閉鎖中の沢渡スキー場で猛特訓!?◆



面をトラバースしながら、休業中の沢渡スキー場へ移動。
ここでテレマークターンの練習をしてみた。頭では華麗な
ターンがイメージできても体がついていかない(涙)。
あっちふらふらこっちふらふら・・・。
このあと、霧ケ峰スキー場のゲレンデでも練習したが、こっち
は圧雪されていて、転ぶとかなり痛かった。

日間、スキー三昧の休日を過ごしたが、今回はなんとか
筋肉痛にならずにすんだ。んが、ゲレンデで練習中にコケ
た時に打った尻が3日間痛んだのだった。ちーん・・・。



西の登山隊は「グルメ」のイメージがあったのですが、
今回も期待に違わず、おいしい粕汁を食べさせていただきました。
腕のいいシェフ、頼りがいのある渉外・企画担当を抱えた
西の登山隊の皆さんがうらやまぢい。
2日間、本当に楽しかったです。
また、どうか声をかけてやってくださいなm(__)m。


↓↓↓

***おたのしみ***

◆◆◆蕎麦屋「登美」◆◆◆


◆諏訪湖を望む立地の良さもさながら、蕎麦の味もまた
格別でした。コシがあって細めの麺でした。


◆◆上諏訪温泉◆◆◆

◆深い浴槽の底には、丸い石が敷いてあるので、
足の裏が刺激され気持ち良い(*^.^*)〜〜。

◆お湯の良さもさることながら、ステンドクラスや
  彫刻などの装飾品も凝っていて雰囲気もある。




一緒にいった畑さんのページ

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