仙丈ヶ岳'03
〜積雪期の3,000メートル峰に挑戦！〜

***1日目***

3/21：戸台駐車場発8:00−丹渓山荘10:00−大平峠15:00（幕営） 戸台では河原の駐車場まで車が入れた。以前は１個目の 　　堰堤までは右岸を行けたそうだが、途中崩壊箇所があったため、 左岸を歩くものの堰堤手前で少し戸惑う（帰路はそのまま右岸 を歩いた）。 ◆戸台からの長い川原歩き◆ 八丁坂手前で既にトシちゃんが随分遅れる。スキー板 の重さのせいかと思っていたが、体調も良くなかったようだ。 ◆大平峠までのダラダラの登り◆ 八丁坂は思ったより短くあとはダラダラの勾配が続く。幾つか 林道を横切り大平峠に到着。広々とした南アルプススーパー 林道上に幕営。

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***大平山荘***

幕営地で、ゾンデを使った埋没者の捜索練習を行った。 大平山荘の屋根の上の雪もそうだけれど、 積雪1.5〜2メートル程度だった。

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***2日目***

3/22：　幕営地発6:00−仙丈岳頂上着12:45−大平峠戻り16:00 体調の悪いトシちゃんはテントキーパーをすることに。ほかの 　スキー組の２人と分かれ、北沢峠から仙丈を目指す。小屋が 半分雪に埋もれていた。夏はバス待ちの行列で賑わう北沢峠 もこの日は静かだ。 尾根には「○合目」の標識があり、１時間２合ペースで歩を 進める。２合目で北沢長衛小屋からの夏道、５合目で 大滝の頭にあたる。３合目をこすと急登が始まり、大滝の頭か ら先は森林限界を越し、一気に展望が開け、甲斐駒、鳳凰、 北岳の稜線が目に飛び込む。 ◆北岳が姿を現す◆ 小仙丈への真っ白な斜面に10人程度のパーティーが列をなして 登っているのがくっきり見える。今回、３パーティー＋単独２名が 先行してくれていたのでトレースがしっかりしていて助かった。 小仙丈でスキー組と11時の交信。スキー組は途中で引き返して いるとのこと。ここから先の稜線歩きではアイゼンをつける。 ◆甲斐駒をバックにするＪｕｎさん◆ 徐々に風も出てきて雪も本降りになってきた。カールの ふちまで来た所で12時になり、山頂を目の前にしての撤退も 考えたが、リーダー判断で山頂を目指すことに。山頂到着12:40。 風も強くなってきていて早々に退散。山頂直下の下りは最初の 一歩がなかなか出ない。もともと下りが苦手なのだけれど、自分の アイゼンワークに自信も無く、余計に怖さが増してしまうのだ。 今後の課題！（汗）。 小仙丈で小休止。Ｙ氏が側にザックを下ろしたので私が わきに避けようとすると「いい！どかなくて」とＹ氏。どうやら 私を風除けにしていたらしい。こらーっ！ 小仙丈からは、すたこらさっさとあっというまに北沢峠へ降りて こられた。途中、「こんな急坂登ったっけ！？」と自分を誉めて やりたいと何度も思った(^^;。

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***３日目***

3/23：　大平峠発8:00−戸台駐車場着11:00 昨夜の宴会中、外に出るとすんばらしい満天の星空だったが やはり朝になると、昨日とうってかわっての青空が広がった。 10人パーティーでトイレを一個しか作らなかったので、夏山の 小屋泊バリのトイレラッシュ。せっぱつまって、そわそわしていた 私は順番を１個とばしてもらったm(__)m。 以前、さよちゃんが八丁坂で転倒して数針縫うケガをしたことが あったのだが、今回は前日降った雪のおかげで、結局アイゼンを はかずに駐車場まで戻ることができた。下界はもう春の陽気で、 山中の吹雪めいた天候が嘘のようだった。 今回はトレースもあったりと条件に恵まれていたが、ひとまず 積雪期の仙丈の頂上に立てて感激でした。リーダーの岡ちん はじめ、皆さん、ありがとうございましたm(__)m。

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***おたのしみ***

◆◆高遠温泉「さくらの湯」◆◆ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　◎施設も露天ありでまあまあ。 　　　　　　　　値段の安さとぬるっとした単純泉なのが良い。 　　　　　　　　評価：★★★☆☆三つ半。（半分ってのが出ない・・・・） 　　　　　　　　　　　　　　　　　（独断と偏見ですm(__)m） 　　　　　　　　＊〒396-0211 長野県上伊那郡高遠町大字西高遠928-2 　　　　　　　　＊0265-94-3118 　　　　　　　　＊10:00〜21:00　第２・４火曜日定休日 　　　　　　　　＊昼間　500円　/　夜間　３５０円 　　　　　 　　＊地図リンク

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