雲取山'03
〜落選メンバーでリハビリ登山〜

日程 2003年4月26日()〜27日(
山域 奥多摩(東京・埼玉)
形式 一般登山道往復 / テント泊
メンバー 山の会 (トシちゃん/スエちゃん/ウエちゃん/JO・・・・・計4名)
行程 4/26:鴨沢10:10−ブナ坂−奥多摩小屋(幕営)14:30
4/27:T.S.−(雲取山ピストン)−七ツ石山−七ツ石小屋経由−鴨沢
駐車 鴨沢バス停付近(約10台)
鴨沢登山口(小袖乗越から登山道に入るところに約4台程度のスペース)
温泉 丹波山温泉のめこい湯 600円(3時間)/木曜定休/10:00〜20:00
 山梨県北都留郡丹波山村778ー2  TEL:0428−88−0026
 ボディシャンプー・シャンプーあり。
コメント 奥多摩小屋前のテン場はやっぱりええの〜。


   
           
 ◆◆ アプローチ ◆

   
えっ?もう締め切り!?
       「もう10人集ったから締め切りね」。山の会の有志で出かける船形山
       行きの募集が無情にも締め切られてしまう。うっそ〜( ̄□ ̄;)
       と、隣でもう1人ショックを受けている人間が。4月に靭帯の手術を
       受けることになっていて、そのリハビリ山行に船形山に行きたいと
       思っていたスエちゃんだった。

  リハビリ山行
       こうなったら落選組でどこか行こうと、更に隣に座っていたトシちゃん
       も巻きこんで、スエちゃんのリハビリ山行を企画する。近場でリハビリ
       にちょうど良い山ということで、どういう基準でか、雲取に行くことにあっ
       というまに決まった。
                           

↓↓↓
   
               ◆◆ 1日目◆◆


            4/26:鴨沢10:10−ブナ坂−奥多摩小屋(幕営)14:30


   米を忘れてブーイング
        途中寄ったコンビニで、スエちゃんが米を持ってこなかったこと
        が発覚!「うそー!自分で持ってくるって言ってたじゃ〜ん!!」
        とトシちゃんがショックを受けている(^^;。結局そのコンビニで、
        さとうのご飯を買ってしのぐ・・・。

   プラブーは・・・。
        鴨沢に車を置き登り始める。皆の装備からはプラブーとかテント
        シューズとか厳冬期のような装備がゴロゴロ。確かにGWでも雪
        が降ることもある雲取山。しか〜し、今日は夏日になると天気
        予報。結局、スエちゃんは2日間、プラブーをボッカすることに。

                 
                    [ミツバツツジ咲く登山道]

   汗をかきかき
        小袖乗越に広い平地ができていて、5台くらい登山者のものと
        思しき車が停まっていた。これからここに何かできるのかなあ?
        ここまで車で来れば良かったかなあと言いつつ、登山道に入る。
        堂所まではダラダラと高度を上げていく。途中「水場」と書かれた
        看板の上の斜面にある水場で、半分カラになった水筒を満たす。
      
               
                         [久々の石尾根]

        アセビやミツバツツジが咲き、春爛漫。石尾根まで上がると、足元
        はまだ枯れ草だけれど、ところどころスミレが見られたり、目線を
        上げると新芽が出ていたりする。周囲の山並は新緑とヤマザクラ
        のグラデーションがとても奇麗だ。それまで雲に隠れていた富士山
        が薄ぼんやりとだが、姿を現す。

    フライング
         ビッコをひきながら歩くスエちゃんは、ちょっと痛々しい。途中、
         七ツ石小屋までで行動打ち切りでもいいかあとも話していた
         けれども、予定通り奥多摩小屋前のテン場まで着くことができた。
   
                
                        [奥多摩小屋前のテン場]

         テントを張って、トシちゃんは小屋にテン場の受付に、ウエちゃん
         は水汲みに行ってくれた。で、残されたスエちゃんはというと・・・。
         フライングしてビールを「ぷしゅ〜〜っ」。でも許されてしまうのは
         スエちゃんのキャラクター所以でしょう。。。
          ※水場は小屋前から西斜面へ3分ほど降りたところ

               
                       [テン場からの眺め]
                        カラッと晴れていると大きな富士山が見えます。
                                こんなところでのんびりしたいね〜〜〜

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                     ◆◆ 2日目◆◆


       4/27:T.S.−(雲取山ピストン)−七ツ石山−七ツ石小屋経由−鴨沢


     話がちが〜う!!
          夜は星も出ていたのに夜半から雨がぱらつき始めた。ふくろう
          とシカの鳴き声と雨音をうつらうつらしながら聞いていると朝は
          あっというま。テントから顔を出すと、今日は予報では晴れるはず
          だったのに、外は真っ白。あれーーー!!??
          大きな富士山を目の前に見るはずだったのに、話がちがうぞー!

     ガスの中を雲取ピストン
          足の調子がイマイチのスエちゃんはテントキーパーに。あとの
          3人でガスの中、雲取を往復する。雲取までは幾つかの分岐が
          あるが、小屋前をすぎてすぐの最初の巻き道は使っとけば
          良かったなぁ(^^;。結局、鴨沢から雲取は登山道上は雪が全く
          なかった。雲取山荘までの道には残っていたのかなあ?

                
                    [雲取山頂避難小屋が見えてきた]
                         山頂はもう少しだ!
     避難小屋の避難小屋     
          奥多摩小屋の宿泊者はかなり少なかったようだが、管理人さん
          ご自身も「うちは、雲取山頂の避難小屋の避難小屋」だからと
          言っていたそうな。要は、山頂避難小屋に入りきらなかった人
          の避難小屋代わりになっているという意味だけれども、ハズレ
          とも言い切れないところがちょっと複雑な気持ちにさせられる。

    コース変更     
          当初の計画では、飛竜経由のロングコースで下山するつもり
          だったものの、スエちゃんの足の調子も良くないし、天気も
          イマイチだしで、結局、鴨沢〜雲取の往復に変更。
           ひと月ぶりの山行で体がなまり切っていた私はちょっちホッ。
          山頂からの景色に感動し、山にのめりこむキッカケとなった
          雲取山だったけれど、今回ばかりは山そのものより、ちょっと
          異色のメンバーと歩くことのほうが面白かったりして。

                 

           水汲み、食当、運転、テント持ち、それからそれから。。。
           トシちゃん、ウエちゃん、スエちゃん。至れり尽せりの山行を
           ありがとう。七つ石山直下でお参りした神社のご利益があり
           ますように(^o^)。

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* * *おたのしみ* * *

                  ◆◆丹波山温泉「のめこい湯」◆◆
           
      ◆丹波山温泉のめこい湯   評価:★★★★☆(独断と偏見ですm(__)m)
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         施設データ
              ◆山梨県北都留郡丹波山村778ー2
                 ◆Tel:0428−88−0026
                 ◆10:00〜20:00・木曜休み
                 ◆ 600円(3時間)

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            泉質は露天風呂のほうがぬるぬるしていて好き。
               温度は内湯のほうがぬるくて、ゆっくり入れる。
               食堂のそばは、蕎麦湯もつけてくれてグー(^-^)g。



   山行記録[年別/地域別/季節別]