◆◆◆加賀：白山'03　　◆◆◆

〜麓は紅葉、山中は白銀〜

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11/25　別当出合08:40/09:30−中飯場10:20/10:30−別当覗11:00/11:05− 　　　　　　　　　　　　　　　　　甚之助避難小屋12:00/13:10−南竜山荘14:00（幕） 　　　　　　金沢駅で、コニタン号に拾ってもらい別当出合に向かう。真っ白に 　　　　　　　　雪化粧された白山が目の前に現れ、やまちゃんは大興奮。 　　　　　　　　積雪状況が気になるけれど、ここは素直に喜んでおこう(^o^)。　　　　　　　 　　　　　　　　-----------------------------------●●●---------- 　　　　　　　この季節は別当出合までマイカーで入れる。シーズン中の週末 　　　　　　　　は、市ノ瀬でバスに乗り換えなければいけないそうだ。別当出合 　　　　　　　　で路肩に10台くらいのスペースがあり、車を停める。 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　静かな別当出合　 　　　　　　　　-------●●●-------------------------------------- 　　　　　　　　別当出合の吊橋はもう踏み板がはずされていたので、徒渉する。 　　　　　　　　トラロープがはられていたが、水量も少なく、飛び石づたいに渡る。 　　　　　　　　なぜかトクさんだけが、「下まで降りんでも渡れるわい」と吊橋に 　　　　　　　　チャレンジ。でもグラグラ揺れる吊橋の上で及び腰になっていた 　　　　　　　　　(￣ー￣)。 　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吊橋も踏み板が外されていた 　 　　　　　　　　　麓は紅葉が奇麗だ〜。紅葉と青空と雪をかぶった山。たまらんね〜。 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅葉もザックの色に負けずに鮮やか 　　　　　　　　-----------------------------------●●●---------- 　　　　　　　中飯場まではゆるゆると高度をあげる。しばらく登ると、雪が 　　　　　　　　出てきた。日陰は雪が踏み固められ凍っているので慎重に歩く。 　　　　　　　　甚之助避難小屋が近づくと、地中にケーブルを埋める工事の 　　　　　　　　真っ最中で、登山道が穴だらけ。穴の中から作業員が「足元に 　　　　　　　　気をつけてくださいね〜」と声をかけてくれる。 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　「中飯場」の標識の上に小さな雪だるま 　　　　　　　　　　　　　　　　　　甚之助避難小屋で雪ウサギを作っていた女の子が 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いたので聞いてみたら、やっぱり雪だるまもその子が 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　作ったんだって(^o^) 　　　　　　　　-------●●●-------------------------------------- 　　　　　　　　甚之助避難小屋で昼食にする。ここから見る別山がホント奇麗。 　　　　　　　　　室堂で小屋泊まりにしようか迷ったけれど、結局、テントに泊ま 　　　　　　　　　ろうということになり、南竜ヶ馬場に向かうことにする。 　　　　　　　　　南竜馬場への道は、山腹を巻くようにつけられている。日なた 　　　　　　　　　は雪がとけグチャグチャになり、登山道は川のようになっていた。 　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　甚之助避難小屋からみた別山方面 　　　　　　　　　-----------------------------------●●●---------- 　　　　　　　　南竜ヶ馬場は広々として気持の良い雪原になっていた。ちょうど 　　　　　　　　　ビジターセンターの軒先の雪が落ちて来ない場所に、テントが 　　　　　　　　　張れるスペースがあったので今日はそこに幕営。奇麗な夕日を 　　　　　　　　　期待したけれど、夕方にはガスが出てきてしまった。 　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　南竜ヶ馬場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　南竜山荘が見えてきた

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11/26　南竜山荘07:45−アルプス展望台08:50/09:00−室堂09:50/10:00− 　　　　　　　　　　　　　　　　　御前峰10:40/10:50−南竜馬場12:30/13:40−別当出合15:40 　　　　　　前日は絶対富士山まで見えただろうな〜という澄んだ青空 　　　　　　　　　だったから、今日も晴天を期待していたのに、テントの外は 　　　　　　　　　真っ白け。トクさんは「わしゃ〜、沈殿してる」と言ってた 　　　　　　　　　し、私らもなんだかやる気無し(-_-)。「絶対、日が出たら晴れ 　　　　　　　　　る」という、やまちゃん天気予報に期待を寄せつつ、様子見の 　　　　　　　　　ため、しばらくテントでうだうだしていたら、ガスが切れはじめた。 　　　　　　　　　ヤッター！ 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　真っ白な南竜ヶ馬場 　　　　　　　　-----------------------------------●●●---------- 　　　　　　　　　雪の状態もすこぶる良好。2〜30センチの積雪で、トレースも 　　　　　　　　　ついている。アルプス展望台までの急登はところどころ凍結し 　　　　　　　　　ていたが、アイゼンをつけるほどでもなかった。 　　　　　　　　　アルプス展望台からは、まだ北アルプスはガスの中。でも別山 　　　　　　　　　が本当に奇麗に見えたので満足満足(^_^)v。 　　　　　　　　　いつかは、あっちから南北縦走してみたい。 　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　別山も奇麗に見えた 　　　　　　　　-------●●●-------------------------------------- 　　　　　　　　　アルプス展望台からひと登りで、室堂に近づき傾斜も緩んで 　　　　　　　　　歩き易くなった。が、一方で積雪時にこんなところでガスられ 　　　　　　　　　たらちょっとヤバいなあと思う場所。幸い、青空広がる好天の 　　　　　　　　　上に先行者のトレースが心強い。 　　　　　 　　　　　　　　　　室堂手前から見た御前峰　　　　　　　　　　　　　　　　　だだっ広い雪原 　　　　　　　　-----------------------------------●●●---------- 　　　　　　　　　室堂に到着。いきなりドドンと宿舎が現れビックリ。三霊山の 　　　　　　　　　富士山も立山も観光客っぽい登山客が多く、けっこううんざり 　　　　　　　　　したけれど、ここも夏はそうなるのかな〜。静かな時期に来ら 　　　　　　　　　れて良かったなあ。 　　　　　　　 　　　　　　　　　　　神社の後ろに山頂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冬期小屋になる白山荘 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※入口は西側のハシゴを登る 　　　　　　　　-------●●●-------------------------------------- 　　　　　　　　　室堂からは風が強くなり、毛糸の帽子を深くかぶる。ぐんぐん 　　　　　　　　　高度を上げる。途中、「下界と天上界の境」を示す岩があった。 　　　　　　　　　うーむ、さすが霊山。山頂は最後の登りでやまちゃんとデッド 　　　　　　　　　ヒートを繰り広げてた単独の男性と私らの貸切状態。 　　　　　　　　 　　　　　　　　　富士山は見えなかったけれど、槍の穂先ははっきり見えた。 　　　　　　　　　目出帽が欲しいくらい風が痛かった。 　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　 　　　　　　　-----------------------------------●●●---------- 　　　　　　　　　雪が腐って時々ズボズボ吹き溜まりに足を取られながら幕場 　　　　　　　　　まで下る。テントを撤収する傍らでやまちゃん特製のリゾットを 　　　　　　　　　作ってもらう。ツナとコンソメがきいてておいしいし温まる。 　　　　　　　-------●●●-------------------------------------- 　　　 　　　　　　　　　甚之助避難小屋までは、融けた雪が川のようにたまった 　　　　　　　　　登山道をじゃばじゃば下る。下りは早い早い。別当覗で 　　　　　　　　　一度休憩しただけで、いっきに別当出合までおりてこられた。 　　　　　　　-----------------------------------●●●---------- 　　　　　　　　　帰りはトクさんだけが、また踏み板の無い吊橋を渡っていた。 　　　　　　　　　私らは安全パイで、徒渉を選んだ。ととと、おーーっと！！！ 　　　　　　　　　つるりんと滑って、片足をじゃぼんと川の中に落としてしまった。 　　　　　　　　　うっ、ちべてぇ〜〜〜〜(/_;) 　　　　　　　　　やばいっ！トクさんに見つかったらネタにされる！と慌てて 　　　　　　　　　川から上がろうと思ったら、余計足を滑らせてもっと深いところに 　　　　　　　　　ハマってしまった。じゃぼ〜〜〜〜んっっっ 　　　　　　　　　うへー。ちべてぇ〜〜〜〜〜。(T^T)　でも尻は守った。尻は。 　　　　　　　　　やまちゃんにはしっかり目撃されてしもた。 　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　紅葉が奇麗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　振り返れば文字通り「白山」

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* * *おたのしみ* * *

●温泉　　白山温泉「永井旅館」　評価：★★★●☆（星３つ半）（独断と偏見ですm(__)m） 　　　　　　　　　〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜 　　　　　　　　　施設データ 　　　 　　　　　　　　　　◆石川県石川郡白峰村市ノ瀬　 　　　　　　　　　　　　　　　　　◆Tel;07619-8-2339 (冬期：07619-8-2057 　　　　　　　　　　　　　　　　　◆外来入浴：9:00〜19:30（夏期の混雑時は制限アリ／要確認） 　　　　　　　　　　　　　　　　　◆600円 　　 　　　　　　　　　　　　　　　◆シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー完備 　　　　　　　　　〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・ 　　　　　　　　　こじんまりとしたお風呂だけれど、浴槽は木の香りがして気持が良かった。 　　　　　　　　　　　山奥の温泉宿の佇まいもあって、雰囲気も良い。夏はどんな感じなのかなぁ。

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　 山行記録[年別/地域別/季節別]