南ア：烏帽子岳'04（2,726M）
〜雨で塩見岳はお預け〜

◆◆　アプローチ　◆◆ 　　　素敵な前泊地 　　　　　　 三連休の渋滞を避けるために、前夜のうちに首都圏から抜け出した。 　　　　　　　今回の前泊地は、Kumaさんのお知り合いのレストラン、TARAに 　　　　　　　お邪魔させてもらう。八ヶ岳の麓・小淵沢で仮眠、翌朝はネパール料理 　　　　　　　の数々でもてなしていただき、ダルバートやネパールティーをたくさん 　　　　　　　おかわりしてしまった(^o^)。 　　　　　 　　　　　　　開店初日の大変さをみじんも感じさせず、笑顔で深夜に歓迎して 　　　　　　　いただいて本当にありがとうございました！ 　　　頑張れ、ＪＯカー！！ 　　　　　　　今回は、久々にＪＯカーを出動させた。1500ccのＪＯカーは鳥倉林道 　　　　　　　で、本当に苦しそうな音を出していた（汗）。鳥倉林道の入口は国道152 　　　　　　　号から左折する大河原のところに看板が立っているので、明るいうちで 　　　　　　　あれば迷うことはないと思う。大鹿村観光情報のHPに詳細図や駐車スペ 　　　　　　　ースの写真も載っていた。海の日の三連休の初日の10時頃の時点でも、 　　　　　　　ゲートから徒歩10分圏の路肩に駐車できた。

↓↓↓

◆◆　1日目◆◆ 　　　　　　　7/17　小淵沢＝鳥倉林道駐車スペース〜登山口〜三伏峠（幕営） 　　　林道テクテク 　　　　　　　　ゲートから登山口までは40分くらいテクテク歩く。カンカン照りだった 　　　　　　　　ら灼熱地獄だったろう。何度も頭上をヘリコプターが通過する。遂には 　　　　　　　　ゲートを開けて、緊急車両も入ってきた。何かあったのかしら。 　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　駐車地点〜登山口は長い林道歩き 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（写真は帰り） 　　　　　　　　林道の脇に、うつむき加減のクルマユリがちょっと無理な体勢（？）で 　　　　　　　　咲いていた。同じ花をみたMineさんと私が一言ずつ。 　　　　　　　　　　　　　　「わー、健気に咲いてるわ！」 　　　　　　　　　　　　　　「うーむ、だいぶくたびれてるねぇ・・・」 　　　　　　　　さーて、どっちのセリフを誰が言ったでしょうか。 　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　看板に一喜一憂 　　　　　　　南アらしい針葉樹の森の中を高度を上げる。まずはカラマツ、次第に 　　　　　　　コメツガが目立つようになる。登山口から三伏峠までを１０区間に分け、 　　　　　　　１/１０から１０/１０までの看板が立っていた。 　　　　　　　この看板、６/１０あたりから、同じ表示が３枚くらい現れる。「やっと、 　　　　　　　７/１０だー！」と喜んでも次に出てきた表示がまた「７/１０」。 　　　　　　　なんだよーー！！ぬか喜びもいいところだ(T_T)。ぐぞぉ。 　　　　　　　ちょうど、３/１０のところで休憩していると、ＭＭＬのＦ氏にバッタリ 　　　　　　　出会った。驚いて、「こんなところで何やってるんですかー」とアホな 　　　　　　　質問をしてしもた。山登ってるに（あ、下りてるか・・・）決まってるじゃ 　　　　　　　んねー。 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三伏峠あたりで見た花 　　　テン場は満員御礼　 　　　　　　　やっとこさ、三伏峠小屋に到着。雨具は着なくてすんだけれど、ポツ 　　　　　　　ポツたまに雨が落ちてきた。今年から沢沿いの三伏小屋が閉鎖され、 　　　　　　　この近辺で幕営できるのは、ここ三伏峠小屋のテン場だけになって 　　　　　　　しまった（沢沿いのテン場はとても良かったので閉鎖は残念・・・）。 　　　　　　　階段状の狭いテン場は満員御礼。私達もギリギリはじっこにテントを 　　　　　　　張ることができた。

↓↓↓

◆◆　２日目◆◆ 　　　　　　　7/18　三伏峠〜烏帽子岳〜三伏峠〜登山口〜駐車地点 　　　　　田植え状態 　　　　　　　　　夜半から雨が激しく降ってきた。時たま雷鳴も聞こえる。うーむ、 　　　　　　　　　今日は、塩見岳ピストンの後、そのまま下山するので、3時起き＋ 　　　　　　　　　4時出発で塩見岳ピストンに出かけないといけない。 　　　　　　　　　明け方までに雨、やむかなー。。。 　　　　　　　　　結局、明るくなっても雨はやまないので、2度寝。雨音が小さくなって 　　　　　　　　　来たので、起きだし、ようやく周囲の状況が分かる。テント内は 　　　　　　　　　びしょびしょ、テントの外はドロドロ・・・・(T_T)。外に出て見ると、 　　　　　　　　　靴がドロの中にハマってぬけなくなったり。まるで田植えだー。 　　　烏帽子岳ピストンにスイッチ 　　　　　　　　 　　　　　　　　気を取り直して、朝食後、せっかくだから、近くの烏帽子岳までピス 　　　　　　　　トンすることにした。 　　　　　　　テン場から少し下り、お花畑の中を通り（Kumaさんがリンドウ平って 　　　　　　　名付けていた）、南ア南部への縦走路へ少し行ったところに烏帽子岳 　　　　　　　はある。晴れていたら、塩見岳がどど〜〜んと見える素敵なところ。 　　　　　　　今回は、真っ白けでなんも見えなかった(T_T)。 　　　　　　　でも、往復する間に、たくさん花が見られたから良かったね。 　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三伏のお花畑　花の種類は多かった 　　　またまたバッタリ！ 　　　　　　　　テン場に戻ると、学生時代のサークルの先輩達を発見。昨日はFさん 　　　　　　　　に会ったしなー。悪いことできないなー。M先輩の「どうするアイフル 　　　　　　　　Tシャツ」にはウケた。 　　　　　　　　さてさて、思い起こしてみれば、鳥倉林道から三伏峠に登ったのは 　　　　　　　　10年前。その時は登山口まで車は入れた。初めての夏合宿で、 　　　　　　　　8日間の縦走初日の重荷にバテバテになって三伏峠についたっけ。 　　　　　　　　そんなことを思い出しながら下山すると、駐車地点まではあっという 　　　　　　　　まだった。 　　　　　　　　塩見岳に登るために、また三伏峠に来なくちゃな〜(^o^)。

↓↓↓

　 山行記録[年別/地域別/季節別]