奥多摩：犬麦谷'04
〜沢シーズンの最初に登りたい沢〜

◆◆　アプローチ　◆◆ 　　　前夜、日原鍾乳洞わきから小川谷林道へ車で入る。ガイドブックでは 　　　　　入渓点の徒歩15分手前の広場まで車で入れるとあったが、今回は日原 　　　　　鍾乳洞から4.5km地点で一般車立ち入り禁止のゲートが降りていたので 　　　　　その前に路上駐車＋テント泊とする。

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◆◆　山ん中　◆◆ 　　　駐車地点から林道を30分くらい歩くと広場に到着。数年前におかちんと 　　　　　　ウエちゃんが来た時は文字通りの「広場」でだったそうだが、今は広場は 　　　　　　えぐられただの路肩の広い林道となっていた。 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　　 　　　　広場から少し歩き、下山路の七跳尾根への入り口を見送ると犬麦谷 　　　　　　出合。身支度をして入渓し、10分くらいで15mの滝。水流の左手が 　　　　　　登りやすそうだけれど、上部は左壁がせり出し難しそうに見える。 　　　　　　ゴーヤーマンが登り、上からロープを出してもらう。私は15mとその上の 　　　　　　50ｍの滝を合わせて左岸の踏み跡をたどり巻いてしまった。 　　　　　　 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　　高巻きが終わるとモリノ窪漠流帯が始まる。ミニゴルジュの中に、小滝 　　　　　　が連続する。見た目よりは簡単に登れる手頃な滝ばかりで、なんだか 　　　　　　自分が上手に登れるようになった気分になれて楽しい(*^.^*)。 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　と、15mの滝。ＩＶ級らしいが見た目は簡単そう。でも、真ん中らへん 　　　　　　がちょっとかぶり気味になっていて、いやらしい。残置シュリンゲ 　　　　　　は途中で右側に逃げるようにあったが、ゴーヤーマンが上までロープ 　　　　　　をのばす。手はだましだましのまま立ちこむ、真ん中らへんの箇所が 　　　　　　緊張したけど、ほどよいシャワークライミングができてここも楽しかっ 　　　　　　た(^o^)。リードはとても無理だけんどねぇ。 　　　　　　 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　15mの滝の上で、また小滝が連続。岩が脆くなってるところも多いの 　　　　　で石を落とさないように注意しながら遡行していると、10ｍのCSの滝。 　　　　　左側を登り、CSの真下を横切り、CSの右側からはいあがる。女性陣に 　　　　　はロープを出してもらった。 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　ここから二俣が2箇所。いずれも左を取る。最後にもう１つ、二俣があっ 　　　　　　た。ここは直上（右）して笹の藪こぎを少しして稜線に出たけれど、左に 　　　　　　行っても七跳尾根方面への近道になったかな？ 　　　　　　ちなみに最後は、笹の中にバッチリ踏み跡があって、藪こぎってほど 　　　　　　でもなく楽に稜線に上がれた。 　　　　　　そうそう、二俣での休憩時にせきじぃより梨をもらう。おっ、幸水だ！ 　　　　　　やっぱ、千葉の梨はおいしいね〜(^o^)♪ 　　　　　　 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　稜線で靴を履き替え下山。七跳尾根はジグザグの下降路で歩き 　　　　　易い。樹林帯の合間から谷が見下ろせ、歩いてる最中はなかなか 　　　　　高度を下げていないように感じられたが、あっけないくらいに朝歩い 　　　　　て来た林道に飛び出した。 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　ほどよい小滝の連続する犬麦谷は、手頃かつ、沢のカン（？）を確認 　　　　　　するのにちょうどよく、沢シーズン最初に入りたいところだなあと 　　　　　思いました。帰り道は、日原鍾乳洞〜奥多摩駅は鍾乳洞の観光客の 　　　　　車で大渋滞。無線機をもった地元のおじさんたちが道路に立ち、狭い 　　　　　道を行きかう車の交通整理をしてくれていました。

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　 山行記録[年別/地域別/季節別]