毛猛山塊:未丈ヶ岳'04  

〜シャッターを開け入山する越後の名山〜


日程 2004年10月11日(祭) (前夜発日帰り)
地域 毛猛山塊(新潟県)
形式 一般登山道ハイキング
メンバー Kumaさん、かんこさん、Mineさん、よしこちゃん、ひこさん、じゅんさん、JO (計7名)
行程 10/10:千葉=小出IC=シルバーライン=泣沢登山口(前泊)
10/11:駐車場06:20−黒又川−三ツ又口06:50−松の木ダオ−未丈が岳10:40/11:15
    −松の木ダオ−三ツ又口
13:35−駐車場14:10
駐車場 ★泣沢登山口(数十台)(水道・トイレ無)
温泉 ホテルゆのたに荘   新潟県北魚沼郡湯之谷村大字折立245  TEL: 02579-5-2206
600円 ボディシャンプー、シャンプー・リンス完備 (時間等不明)


                *** アプローチ ***

      末、台風直撃で憧れの縦走路には行けなかった。ううう、私の三連休
       どうしてくれんじゃ・・・。岩登りやらキノコ狩りやらがぽしゃって欲求不満な
       面々が集まっていつもの居酒屋で残念会をしているうちに、急に
       未丈ガ岳に行く話が持ち上がった(^_^)v。

        -----------------------------------●●----------

       風一過を期待しつつ関越道を北上するも、赤城高原あたりでスゴイ霧。
       おまけにポツポツ雨まで降ってきた。何故に・・・(ToT)。
       それでも、関越トンネルをくぐり新潟県に入ると、空に星が瞬きはじめ、
       一安心。登山口はシルバーラインのトンネルからシャッターを開けて入る。
       迷わず行けるかどうか心配で、ネットでしらべまくった。
       シルバーラインのど真ん中の「泣沢待避所」の標識が目印。
       小出側から行くと、右カーブの矢印が電飾でド派手にギラギラするところ
       を過ぎてすぐ左側に、車線が広くなっている(泣沢待避所)のでそこに車を
       とめて、側壁のシャッターをガラガラとあけ、車を進める。

                

       場にテントを張り宴会。某さんのテンションが高くなり大盛り
       上がり。うまい具合に酒が切れて、なんとかシュラフにもぐりこむことが
       できた。酒が残ってたらきっと何人か、翌日はテントキーパーになった
       ことでしょう・・・(^_^;)

↓↓↓



       気は高曇り。広場を出発してすぐに沢の徒渉。飛び石伝いに渡る。
       9月に行った草津・芳ヶ平では私だけ沢に落ちて悲しい思いをしたので、
       今回はかなり気合が入っていたのでなんとか落ちずに済んだ。
       ふぅ・・・。安心するまもなく、もう1度渡渉する。(増水時注意)

             
                      うまく渡れるかな?

        -----------------------------------●●----------

       ツ又口んところにかかる橋は、鉄製でしっかりしてるんだけど、
        踏み板が網になってるから下を覗けて高度感抜群。足もとが
        すーすーして気持ち悪い・・・。
        

               
                 高所恐怖症の人は下をみないように(^^;

        -------●●--------------------------------------

       を渡ると早速、尾根道のはじまり。山頂まではひたすら顕著な尾根
       道を登る。

            


            
                越後の山が見えてきた(駒ヶ岳方面?)

        -----------------------------------●●----------

       尾根の下部は松が生えていて、隣の尾根を見ると恐竜のしっぽみ
       たいにギザギザして見えた。標高をあげるにつれて、色づき始めの
       ブナに変わりとても奇麗。

       
            
        -------●●--------------------------------------



    
              ガスがかかってきちゃったけど、かえって紅葉が映える・・・かな?

        -----------------------------------●●----------

       上が近づくにつれ、登山道もゴツゴツしてきた。谷のほうから沢登り
       パーティーの声が響いている。急登をクリアし、狭い山頂に飛び出した。
       山頂標識もバッタリ倒れていて地味な印象。ガスってるし、草木の背が
       高くて、山頂そのものからは展望がえられない。前に来たことのある
       Kumaさんが「こっちこっち!」と手招きし、山頂から少し登山道を戻った
       ところにある藪の切れ目から草原へと降りていく。ついていくと、目の前に
       広がる一面の草っぱら。

       うほほほーーーーーーーーーっ!!!!


  

 
                      右を見ても!

           


              左を見ても!

           


      山口に来たときも、真っ暗で圧迫感のあるトンネルから外に出ると、
      いきなり満天の星が輝いているのが目に飛び込み、まるで別世界
      への入り口に迷い込んだみたいだった。それだけでおとぎ話みた
      いに思えたのに、山頂に待っていた黄金色の草原は本当に夢の
      ようだった!!


                    
                明らかに浮かれてる・・・  photo by mine-chan

 
             
               踏み跡を広げないように気をつけながらの〜んびりする


        -------●--------------------------------------

           
            
            あとは一直線に来た道を下山あるのみ。川はうまく渡れるかなぁ(^_^;)
              「こんなに登ってきたっけ・・・」って思うくらいの急坂の連続に足もガクガク・・・


        -----------------------------------●●----------

        余談ですが、山中で、金さんにバッタリ出会いました。4年前に巻機山
        で宴会をやったときに一度こっきりお会いしただけでしたが、恐る恐る
        声をかけてみるとやっぱりご本人でした。
         また、どこかの山でお会いしましょうね〜。


↓↓↓

* * *おたのしみ* * *

  ●温泉  ホテルゆのたに荘  評価:★★★●☆(星3つ半)(独断と偏見ですm(__)m)
         〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
         施設データ
              ◆新潟県北魚沼郡湯之谷村大字折立245  ◆Tel;02579-5-2206
                 ◆600円   ◆(時間等不明)
                  ◆シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー完備

         〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

             露天はなぜかぬるすぎたけど、内湯も露天風呂も広々していて
             混雑もなく満足満足
帰りはホテルのかたが外でズラッと並んで
             お見送りしてくれ感激!でも私たちは駐車場内で迷走しちゃい、
             それもしっかり目撃されてしもた・・・。


  山行記録[年別/地域別/季節別]