南ア前衛:入笠山'05
〜初めてシールをつけてゲレンデの外へ・・・〜

日程 2005年2月6日(日)
山域 南ア前衛(長野県)
形式 日帰りスキーハイク
メンバー 西の登山隊(KTN、INY、HT)、多摩の登山隊(DT、OY、Chifu)、+JO (計7名)
行程

沢入駐車場10:30→入笠湿原12:00→入笠山13:00/14:00→大河原湿原→沢入駐車場16:00

駐車場 沢入駐車場(約20台)

●入笠山ってどこにあるの??●


     シーズンは山スキーを始めるぞー!と意気込んで道具一式買いこんだもの
       の、ゲレンデに出かけるばかりで、なかなかフィールドに行くチャンスがなかった。
       挙句の果てに、正月明けに八方のスキー場でマンガみたいにゴロンゴロンと
       大転倒。靭帯を痛めて、せっかくの3連休のうち2日間を白馬の旅館でおとなし
       く過ごすことになった(涙)。

      っとこさ、ヒザの痛みも無くなってきた頃、入笠山へのスキーハイクのお誘いが
       舞い込んだのでシッポを振って参加する。


↓↓↓

                
      
      央線の富士見駅でピックアップしてもらい、林道奥の沢入駐車場で
       身支度を整え出発!!今回は、山スキー、テレマーク、ショートスキー
       と装備は様々。入笠湿原までは樹林の中をジグザグ登っていく。
       夏道は階段もあるみたいで、時折、段差が大きく慣れないスキーを持ち
       あげるのがちょっと大変だけど、初めてシールをつけてゲレンデ外を歩けて
       とっても嬉しい。


               
                        空が青ーーーい!!


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    入笠湿原まで行くと、スノーシューのあとがたくさんついている。
        富士見パノラマスキー場のほうから往復する人が多いみたいだ。
        マナスル山荘前の開けた雪の斜面もスノーシューでボコボコ。
  

   


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    ナスル山荘前のゲレンデ状のところを上がったところでランチタイムにする。
    風もなく暖かで、HTさんが作ってくれた、ぜんざいがとても美味しい。

                 


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       食後はスキーをデポしてツボ足で山頂往復。 昼からは少し薄雲が
       拡がってきたけれど、展望には影響なしで、入笠山の山頂からは、360度
       の大展望。


   


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      士山、北・南・中央アルプス、そして目の前にどどんと八ヶ岳。入笠山の
       裾野に広がる田園風景は白と茶色のパッチワークみたいで少しメルヘン
       チック。青空じゃないのが残念だけれど、十分すぎる眺めに満足満足。

          

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                     マナスル山荘前の斜面を滑走

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       ナスル山荘から駐車地点までは林道の滑走。


              


        陰になってカリカリの場所もあるので、できるだけふかふかの
         ところを滑ると、どんどんスピードが出て車まではあっというま。
        あ〜、気持ち良かった!!あとはお蕎麦と温泉だー!と思いきや、
        そうは問屋は卸さない〜〜〜(*_*)。


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    で林道を走って下ると、なんとバスが道を塞いだ形で立ち往生。 
       どうやら雪道でスリップし積雪に突っ込んだ状態で身動きが取れな
       くなった模様。最初に、バスに遭遇した乗用車いわく、「もうここで
      4時間待っている」だと。 ぬゎ〜に〜〜〜〜!!??


      かげで私達も山を降りられない・・・。 日が暮れると林道は真っ暗闇。
       終電の時間はせまってくるし、こんなところでビバークかと焦る焦る。
      バス側も、ジャッキをあてたり、レッカー車で引っぱたりしてるけれど、ラチが
       あかず、 最後はクレーン車で引っ張って漸く引き戻せたそうです。
       私は、同行者とレッカー会社の係員の取り計らいで、道をふさいでる
       バスの手前まで麓から車を呼んでもらい、車組のメンバーとここでお別れ
        し、小淵沢まで送ってもらい、最終の特急あずさで無事、家にたどり
        着くことができました。


       教訓!ビバーク装備が下山後に役に立つことだってあるかも!?です。
        山の準備はぬかりなく〜。


 

    山行記録[年別/地域別/季節別]