燧ヶ岳'05春（俎�ｰ・2346M）
〜残雪とブナの新緑を堪能〜

◆◆　アプローチ　◆◆ 　　　毎年恒例の燧ケ岳行き。今年はうちの会だけのメンバーで尾瀬御池 　　　　　へと前夜出発。いつもは尾瀬御池まで前夜のうちに入れるけれど、今年 　　　　　は残雪の影響か、七入〜尾瀬御池が夜間通行止めのため、七入駐車場 　　　　　の入口にテントを張って前泊。７時に通行止めが解除になるのを待つ。 　　　　　時折雨が降ったりするので、翌日の天気が心配だった。

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◆◆　山ん中　◆◆ 　　　朝、起きるとなんとか青空がちらちら見える。尾瀬御池に到着すると、 　　　　　　駐車場のゲートがまだついていなかった。駐車場の除雪もまだ全部は 　　　　　　終わりきっていない。身支度を整え、山スキー隊、坪足隊に分かれて 　　　　　　出発。坪足隊はアイゼン装着。 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　私も来年は山スキー隊に入りたいと思いつつ、初っ端の急坂を前にす 　　　　　　ると、ここを滑り降りることはできなそうだなーと気が萎える(^^;。 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　燧ケ岳は「急登→平坦地（田代）→急登→平坦地→急登→山頂！！」って 　　　　　なかんじで、３回頑張れば山頂に立てるので、ペースをつかみやすい気がする。 　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　急登を終えて広沢田代到着 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓↓↓ 　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もいっちょ急登　　ふ〜ふ〜・・・・・ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓↓↓ 　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　振り返るとさっきまでいた広沢田代が眼下に・・・ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓↓↓ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　熊沢田代到着！！ 　　　　　　　　　　　　　　　　　今年は木道も見えないぞ。雪が多いな〜！ 　　　　　　　　　　　　　　　スキーを脱がないで良いからスキー組は嬉しそう！ 　　 　 　　　　　　　　　　★今年（2005年）★　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　★去年（2004年）★ 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　熊沢田代を過ぎると最後の急登に差し掛かる。樹林も切れ、大斜面が 　　　　　広がる。ここまで来ると、この斜面を滑り降りてくるパーティーとすれ違う 　　　　　ようになる。気持ち良さそうだ〜。 　　　　　　　　　　　　熊沢田代を振り返る　　　　　　　　　　　　　　　　　　山頂までの最後の急登 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　帰りはここらへんで尻セードで遊ぼうっと！ 　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昨晩できたエビのしっぽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう5月だけど、山はまだ春になりきってないんだなぁ 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　山頂までの急登はスキー組も大変そう。別のパーティーはけっこう中高年 　　　　　　が多いなー。それでもガシガシ登っていって体力抜群。負けたー(×_×;）！ 　　　　　　ふー、やっとこさ山頂到着。去年は、回り込んで山頂に立ったけど、今年は 　　　　　　雪がつながっているから山頂まで一直線。 　 　 　　　　　　　　　　尾瀬沼方面　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　柴安�ｰ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（左側に尾瀬ヶ原と至仏山） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　山頂から柴安�ｰを見ると相当急斜面を何度もスキーヤーが滑っちゃ登って 　　　　　　を繰り返していた。楽しそう！だけど、、、とっても恐そう！！ 　　　　　　しばらくのんびりしてたけど、風が冷たくなってきたし、下山を始める。 　　　　　　スキー組は華麗なシュプール。かっこいいぞ〜。 　　　　 　　　　　　　坪足隊もてってけ下山じゃー　　　　　　　　　　　　　　　　ついに尻セード開始 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スキー隊に負けないぞ〜 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　熊沢田代で、自然保護のパトロール？のおっしゃんに出会う。赤布を加え 　　　　　たり、勝手に付けられた赤布をはずしていたりしている。「近道を教えてあげる」 　　　　　の甘い言葉についていくものの、とっても健脚。待ってくりーーー！！ 　　　　　そして恐怖の下降路の始まり・・・。近道ほど恐いもんはないのね。 　　　　　熊沢田代の端っこから上田代方面へ一気に降りる。 　　　　　わたしゃー、一気にへっぴり腰モード全開。おっしゃんはスパイクもなんもついて 　　　　　ない長靴でとっとこ降りていってしまう。ピッケル無しの華麗なグリセードも披露。 　　　　　聞けばスキーのインストラクターもやってるんだとか。納得・・・・。 　　　　　 　　　　　ヨロヨロへっぴり腰で降りてく私はもはやおじいちゃん状態。泣きが入る。 　　　　　一方、今回が会の山行に初参加のミサ坊は「楽しい〜〜〜〜♪」とおっしゃんに 　　　　　負けじとテッテケテッテケついていく。恐るべし。 　　　　　　　　　待ってくりーーーーー！！（もはや涙目状態） 　　　　　------------------------------------------◆◆◆--------- 　　　「さあ着いたよ」とおっしゃん。どうやら燧裏林道に出てこられてみたい(^^;。 　　　　　　やっとこさ、一安心。ということで、再びカメラを取り出す。 　　　　　　「平坦な道ってなんて素敵なの！」　山を登りに来たんじゃないんかい？ 　　　　　　って自分にツッコミを入れたくなるセリフをはいてみる。 　　 　 　　　　　上田代　平ヶ岳方面が一望できた　　　　　　　　　　　　　　　　　姫田代〜御池田代あたり 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄色いのはリュウキンカ 　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　おっしゃんから、尾瀬にいろんなタイプのハイカーが入ってくることによる 　　　　　　弊害を聞かせてもらう。山の常識を知らずに、残念なことに命を失ってし 　　　　　　まう人も少なくないそうな。自然に敬意を払いつつ、山に遊ばせてもらって 　　　　　　るって忘れずに、いつまでも奇麗な尾瀬を楽しめたらなあと思いました。 　　　　　　♪春が来〜れば　思い出す〜〜〜 　　　　　　　　　　新緑萌ゆ〜〜〜　ブナの森〜〜〜〜　♪

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　 山行記録[年別/地域別/季節別]