奥秩父黒エンジュ沢〜中瀬川 '05
〜 ひと粒で3度おいしい沢登り 〜

日程 2005年6月26日(
山域 奥秩父(山梨県)
形式 沢登り(周回)
メンバー 多摩の登山隊(Oさん、Dさん、Chifuさん)+JO 計4名
行程 作場平橋9:25〜入渓9:40-50〜下の登山道10:35-40〜200mナメ11:10〜二俣11:25〜登山道12:05-20〜中瀬川入渓12:50〜笹薮上14:25-35〜黒エンジュの頭14:40〜15:15〜分水嶺16:20〜笠取小屋16:5017:10〜戻り18:05
駐車 作場平 3ヶ所計20台くらい?
温泉 丹波山温泉のめこい湯 600円(3時間)/ 木曜定休 10:00〜20:00
 山梨県北都留郡丹波山村778ー2  TEL:0428−88−0026
 ボディシャンプー・シャンプーあり


   
           
 ◆◆ アプローチ ◆

   
ひょんなことから、沢登りに初めて出かけた「中瀬川」に行くことになった。
     そのとき、連れて行ってもらったOさん、Dさん、そしてChifuさんに、秋川駅で
     ピックアップしてもらう。
      今日は、「黒エンジュ沢」を遡行したあと、途中横切る登山道をほぼ水平移動
      し、「中瀬川」の上流のナメをいただき!そのあと「三窪高原のレンゲツツジ」
      見物とと1粒で3度おいしい欲張りな計画だ(^o^)。

   奥多摩湖経由で一ノ瀬高原の作場平橋へ向かう。おいらん淵の上から一ノ瀬
      高原に入る道は、冬期はそうとう恐い悪路らしい。夏も、雪はないとはいっても、
      運転は大変そう。作場平橋周辺はたくさんの車が停まってる。こんなに人気の
      山だったっけ???

                           

↓↓↓
   
             ◆◆ 山ん中 ◆◆

   作場平橋からハイキングコースを少し歩き、沢と交わるところで黒エンジュ沢に入渓。
      沢登りというより、渓流ハイキングといって雰囲気。さわやかな森のなかを、さらさら
      と流れる川の中を歩いていく。気持ちいいな〜〜。

   
                       〜グリーンシャワーが注ぐ中を沢歩き〜

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   足もとの水中を、キラキラ砂金みたいなものが舞うのは中瀬川と同じだ。少し行くと
      クリンソウが咲いている。半分湿地状の草地に真っ赤なクリンソウが映えて奇麗だ。 
 
 
   
                        〜クリンソウがたくさん咲いてた〜


    やがて、遡行図にあった「200mのナメ」にさしかかる。
      ちっちゃな流れなので、ナメだかなんだか、、、って規模だけど、それでも嬉しい!

  
                        〜右側は200Mのナメ〜


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   その後も、40mのナメが現れる。ジャガー蝿、用のOさんは沢の端っこを歩くが、
      残りの面々は階段状のナメの真ん中を歩いてみるけど、水量も少なく滑りやす
      かった。そこを上がると登山道が横切っていて、黒エンジュ沢の遡行はここで
      打ち切り。小休止。

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   ここから、登山道を東へ30分くらい進んだところで、中瀬川(重石谷)に到着。
      今度はこっちに入渓。中瀬川は大きな岩を上がっていくと、広くて明るいナメが
      現れる。前に来たときは、ここにぺたんと座って大菩薩方面の山々を眺めたっけ。
      
   
           〜重石谷に入ったところ〜                〜ツメまでナメが続く〜

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   ひらけたナメの上で、さりげなく二俣になってる。左側のナメが気持ち良さそう
      だけど、右側のチムニー状の小滝を登っていく。左俣に行ってしまったDさんが
      笛を鳴らしてる。こっちも笛でこたえる。「こっちだよー!!」
       Dさんと合流し、登っていくと、さらに沢は傾斜を巻き、わきの藪に逃げることが
      多くなる。もう一度、二俣を右に行った後、左手の藪に上がる。

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   ここからさらにブヨが増え、おしゃべりしながら歩いていると、口にブヨが飛び込ん
     でくる。ぺっぺっ!! 
         Dさん 「ワイパーがほしいね〜」
         JO   「腕がもう2本欲しい〜〜〜」
         Oさん 「しっぽがほしい〜〜〜」

     ってな会話に一同爆笑・・・・さらに口にブヨが飛び込む始末(汗)
     
     少し上がったところで靴を履き替えていると、ブヨの大群が襲ってくるので、
     Chifuさんに虫除けスプレーを貸してもらう。と、さっきよりもずっと寄ってくる
     虫の数が少なくなった。「あー、良かった〜」 と歩き出すと、前を歩いている
     Dさん(虫除けしてない)に、ブヨの大群がマンガみたいにたかってておかし〜。
     また爆笑したら、ブヨが口の中に飛び込んできた。ぺっぺ!!


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   5分くらい登ると奥秩父縦走路に飛び出した。前に来たときはシャクナゲの
     花が満開だったけれど、今の時期はほとんど何もない。それでも、なんやかんや
     とOさんは花を発見。DさんとChifuさんが懸命に写真を撮ってる。
     (私は「へ〜」って言うだけで写真を撮らず・・・)


    
           〜奥秩父縦走路〜                  〜サラサドウダンの花が鈴なり〜


    
           〜多摩川源流(ミズヒ)〜              〜分水嶺の碑(多摩川、荒川、富士川)〜


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   ミズヒ経由で笠取小屋に向かう。Chifuさんは笠取山に行きたそうだったけど、
      時間も遅いのでピストンはカット。残念そうなChifuさんだったけれど、代わりに
      満開のレンゲツツジが迎えてくれた。時間も時間なので、三窪高原行きも中止
      にしたけれど、たくさんのレンゲツツジで3粒目のお楽しみになったわー。嬉しい〜。
      作場平にたくさん車があったのは、笠取山のレンゲツツジ目当てだったんだねぇ。



   


                   
                         〜バックは笠取山〜

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   帰りはいつもの「のめこい湯」に寄り道。遅い時間にしかよったことがないので、
      食堂が開いてるのを見たことない。。。 ビールもおあずけ。中央線の駅まで
      送ってもらい帰途に着いた。
       Oさん、Dさん、Chifuさん、ありがとう〜。またご一緒しましょ〜。

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* * *おたのしみ* * *

                  ◆◆丹波山温泉◆◆
  
      ◆丹波山温泉のめこい湯   評価:★★★★☆(独断と偏見ですm(__)m)
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         施設データ
           ◆山梨県北都留郡丹波山村778ー2  TEL:0428−88−0026
             ◆ 木曜定休 10:00〜20:00
             ◆600円(3時間) 
  ◆ボディシャンプー、シャンプー・リンス、ドライヤー完備
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           ぬらっとした泉質が気持ち良い〜。ほんのり硫黄の香もして、たまらんです。
           駐車場から遠いのがちと悲しいけど。



   山行記録[年別/地域別/季節別]