房総:小糸川水系 三間川'07
〜2月だけど沢開き!〜

日程 2007年2月24日 (土
山域 房総(千葉県)
形式 沢登り(日帰り)
メンバー 山の会沢仙人Y氏、SUMI、ウエ、トシ、JO ・・・5名)
行程

三島湖〜奥米台(路駐)07:40〜三間川入渓〜開墾場の滝〜終了12:00〜林道〜奥米台駐車地点13:40

温泉 ロマンの森共和国 800円
10:00〜22:00(12/15〜3/31は21:00) 受付は終了1時間前迄

千葉県君津市豊英659-1  TEL:0439-38-2211
 ボディシャンプー・シャンプーあり
参考 「滝を見る」のTOP開墾場の滝のページ)


   
           
 ◆◆ アプローチ ◆

     沢仙人Y氏+SUMIちゃんで房総の山に行くらしい。お気楽山行部のウエ+
        トシ+JOもご一緒させてもらうことに。沢仙人Y氏とSUMIちゃんは前夜のうち
        に三島湖に行って入山祝い(要は飲み)をしているが、お気楽トリオは朝発で
        三島湖で合流することに。


    千葉県某駅でウエちゃん号に拾ってもらう。予定より早く三島湖に到着。
       車で奥米台のあたりまで入り[MAP]、路駐。私が1軒だけある民家の近くに
       捨てられてある廃車の裏手で用を済ませようとしてると、民家の番犬が激しく
      吠えまくる。「アワワ、静かにしないと、家の人が出てきちゃうじゃん!!w(゜o゜)w」
       案の定、家の人が出てきちゃった。危うく花摘み中のサービスショットしちゃう
       とこだったよ。トイレが無い山はホント困るねぇ。

 

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               ◆◆ 山ん中 ◆◆

        民家の人に「三間川」はなんて読むかSUMIちゃんが聞いてみる。SUMI
          ちゃんと沢仙人Y氏の間でも「みまがわ」とか「さんげんがわ」とか意見が
          割れてたらしい。答えは「さんまがわ」だそうな。
           「ぎょうざ」って名前の沢に「餃子」を持って行ったお二人のことだから、
           事前に沢の名前をしっていたら、入山祝いで「サンマ」を焼いたに違いない!


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        駐車地点から野っぱらを横切り入渓。早速、藪こぎもどき。

                 


            んが、すぐに美渓がはじまる。

                ワーイワーイ!!\(^o^)/

   
  

                   
                  こんな滝もあるし、房総の沢、あなどれません!!
                   ただし、暖かくなるとヒル天国になる恐れ大。
                    この時期だけのお楽しみですよ〜!

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      ゆるやかな舗装道路チックなナメ床をヒタヒタ歩いていくと、左手から
         豪快な滝が流れ込む。沢はここで90度流れを変え、その滝のほうへ
         続いている。ここが有名な「川廻し」の地形で、この滝は「開墾場の滝」
         という名前だった。

    
                開墾場の滝           まあるいトンネルの中から滝が出てる

                 
                        上流側からみたトンネル

         川廻しとは、上総地方(今の南房総あたり)で独特な河川短絡工事で生まれた
         地形です。蛇行する川を手掘りのトンネルで短縮化し、元の蛇行している部分
         (フルカワ)を水田など別の土地利用するそうです。
          この「開墾場の滝」は、植林する土地を産むために作った「林業型」の川廻し
          だそうです。面白いですよね〜。

          ちなみにこの「開墾場の滝」は、ネット検索で見た資料では「左岸の
          仕事道を登る」と書いてあったし、上のほうにトラロープが張られているのが
          見えたけど、今回はメットも持ってきてないし、ちと厳しそうなので、
          トンネルが掘られる前の川の跡(フルカワ)をたどって、滝の上流部に
          ぐるりと回りました。


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        途中、こんな地層も見られました。
           わたしゃー、これでも学生んときは地理学専攻だったのです。
           こんな地層見ると血が騒ぐ〜!!(ホントカ!?)

                

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         その後も何度か「川廻し」のトンネルをくぐります。
            川口ひろし探検隊の気分だよ(古い!?)
 

    



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         この沢は清和県民の森をかすめてるらしく、途中こんな飛び石が
            あったり、配管のようなパイプが沢床に埋められていたり、人の
            手が加わっているところも見られた。
         

               

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         沢も後半に入ると、堰堤も何度も通過し、ついには産業廃棄物
            のタイヤが山積みになっていたりと、ちと悲しい状況になってきた。
         
            と、突如、沢は埋め立てられているような状態に。。。

                 
                  
            
             写真の急坂を登ると、土が盛られ平坦になった造成地みたい
            な広場に出た。ツメは藪と覚悟してたから藪じゃなくてえがったけど、
           半強制的に遡行終了となったのはちと悲しい(ToT)。
            広場のわきに車道が通っていたので、靴を履き替える。
 
            広場は高台になっていて見晴らしが良い。んが、あちこちに花を
            重そうにぶらさげたスギの木がた〜くさんあった。


                 
     
            そんなわけで、帰りの車道歩きでは、重度の花粉症を患っている
           トシちゃんはとても苦しそうで、鼻からはコブシの花をチラチラさせなが
           ら歩いてました。
            私も家に帰ってからティッシュ1箱空になったよ。。。
            ヒルもいない、この時期の房総の沢は最高だけど、花粉症の人に
            とっては魔の山かもしれません。。。 「フグは食いたし命は惜しし」
            の心境だな〜(^。^;)。             
           


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* * *おたのしみ* * *

                
  
      ◆ロマンの森共和「白壁の湯」   評価:★★★☆☆(独断と偏見ですm(__)m)
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         施設データ
           ◆千葉県君津市豊英659-1  TEL:0439-38-2211
             ◆10:00〜22:00(12/15〜3/31は21:00) 受付は終了1時間前迄
             ◆800円
  ◆ボディシャンプー、シャンプー・リンス、ドライヤー完備
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           露天風呂から目の前に小糸川渓谷の白い岸壁が眺められる。
           あとはよくある日帰り入浴施設なので星3つ。同行者いわく「、これで800円は
           高い」だそうな。

            ※他、三島湖にある国民宿舎「清和」に「日帰り入浴400円」と看板有り。




  山行記録[年別/地域別/季節別]