鍋割山・塔ノ岳 '08冬
〜 鍋焼きうどんと富士山を楽しみに・・・ 〜

日程 2008年2月10日(日)
山域 丹沢
形式 日帰りハイキング
メンバー JO
行程 大倉バス停07:20〜二俣08:25〜後沢乗越09:30〜鍋割山荘10:40/11:20〜金冷シ12:40〜塔ノ岳13:10/13:30〜花立13:55〜大倉尾根〜大倉バス停15:45(15:55発のバス乗車)
駐車 大倉
参考 神奈川中央バスホームページ (渋沢〜大倉のバス時刻を検索)




    月から、週末は出かけ通し。三連休とくれば泊まりでどこかの山に出かけたいけど、
    とりあえず生活建て直しと骨休みにあてることにした。年には勝てない?(^。^;)

    1日は山に行きたい。ということで、おなじみの山域、丹沢に鍋焼きうどんを食べに行くことに。
    前日、あわてて計画書を出し、久々に1人で歩く。1人は9月以来だw(゜o゜)w




*** 山の中 ***



      沢→大倉の始発バスは満員御礼。休憩所でおにぎりをほおばり出発。
      ほとんどの人が大倉尾根のほうへ向かう中、二俣へ向かう。

   
   
     大倉のバス停前。登山計画書を書く人達       バスのロータリー前がさっそく分岐。
                                     みんなは右(大倉尾根)、私は左(二俣)

                   
                            麓の畑も真っ白




  
      俣は沢登りをしに車で何度かいった。その時は登山者を尻目に車で通り抜けたが、
    今回は逆の立場。何台かの車に抜かされ、いいかげん林道歩きに飽きたころ二俣到着\(^o^)/。


   
       林道は長く感じる。うっすら積雪。              二俣。何台か駐車されてた。




      俣を過ぎ、後沢乗越への登りが始まるところに、鍋割山荘のボッカ用のペットボトルが
      たくさん置いてある。今回、大倉→塔→鍋割じゃなくて、二俣起点にしたのは、このペット
      ボトルのボッカをしてみたかったから。はい。
      前に、鍋割山で、sanaeさん+トシちゃんに遭遇したとき、お二人は二俣からボッカしてきて
      た。別ルートから登ってきてた私も、二俣から登るときはボッカしようってこのとき思ったのだ。
      
      1.5Lのペットボトルに入ったお水を2つザックに入れる。日帰り装備だから背負い始めは
      楽勝に思えたけれど、じわりじわりときいてきた。。。(^。^;)

               
                   たくさん置いてあるお水入りのペットボトル。
                 「体力に余裕のある人、ご協力お願いします」と書いてある。
                   そんなに余裕は無いけれど・・・(^。^;)



  
        沢乗越への取り付きは沢を少し遡る形で尾根へあがる。うっすら雪がついて
       いるが、まだアイゼンを履くほどではない。後沢乗越からは顕著な尾根を地道に
       登る。トレースもバッチリついているので歩くのは楽チンだけど、徐々にペースダウン(--;。

  
        トレースバッチリの尾根道             だんだんキラキラ輝く海が見えるように


       士山麓の自衛隊の演習場から、ドッカンドッカン、訓練の音が響き渡る。雷みた
       いな音だ。ドッカーン、ボカーンを聞きながらじわじわ上がると、ようやく鍋割山荘
       が見えた。小屋前からはどどーんと富士山が裾野を広げる姿が見える。とても贅沢
       な場所に建ってる小屋だけど、水やボッカの苦労がついて回るところでもある。

   
              鍋割山荘                    山荘の前には富士山がドーン!




       ッカした水を小屋に置き、お目当ての鍋焼きうどんを注文。980円也。小屋は小銭
      が不足しているそうなのでジャリ銭握り締めて行きましょう。1080円出して100円バック
      ってパターンで支払いでも助かると言ってくれた。

         カボチャの天ぷらの衣にうどんのお汁が染みわたり、うまーっ
          卵の黄身を破り、おあげに絡めてじゅわー、はふはふっ、うまーっ

                    あ〜、しあわせ〜〜〜

                 





         割山荘からは、アイゼンをつけてみる。んが、アンチスノープレートをつけて
         ても、ダンゴになるので、すぐはずす。凍結してる箇所はまだ無かったので、
         金冷シまでの尾根道はノーアイゼンでてくてく。
         金冷シからは、大倉尾根〜塔ノ岳を往復する登山者が多く、雪道も硬く踏まれて
         いるので、ここからはアイゼンをつけて登る。普段は階段地獄のこの尾根も、階段
         が全て雪の中に埋まり、とても歩きやすい。

  
      鍋割山荘から積雪も増える                ところどころ、ビューポイント有り

                 
                      地獄の階段もこのとおり、雪の下




          急坂をふうふう言いながら登り、塔ノ岳に到着。
 
            あれーーーーっ!!??
             塔ノ岳ってこんなに良いところだったっけ???

   
          尊仏山荘が見えた                          山頂到着!

   
         山頂からの眺め                      富士山バッチリ

   
         鍋割山荘からの稜線                    蛭ヶ岳方面??


        つも、ガスって何も見えない山頂にしか立ってなかったので、目の前に富士山
        がでーんと鎮座し、視線を移すと、海がキラキラ光っている景色にはビックリ。
        富士山の右手には南アルプス、視線を近くに移せば丹沢縦走路が真っ白く輝いて
        いる。

        きっと、夜景も奇麗だろうな。尊仏山荘に泊まりたくなる衝動を振り切り、下山することに。
         下山路も階段がほとんど埋まり、アイゼンを利かせてサクサク降りられる。


   
          金冷シのやせ尾根                 花立手前から塔ノ岳をふりかえる

  
       冷シのやせ尾根も、ほどよく雪がついてスムーズに通過。花立山荘からは、
         いっそう町並と海が近く感じられ、とても奇麗だ。冬の表丹沢。素敵。はまりそうです。



  
   夏は「氷」の旗だけど、今日はおしるこ。              3度目の正直。撮影成功。
     風で旗がくるくる回ってうまく撮れない〜。
        撮ろうとすると、裏返しになっちゃう(ToT)

                   
                      雪だるま発見。けっこう大きかった。
 


      
         倉尾根に入ると、徐々にどろどろエリアが増え、アイゼンをはずすタイミングを
         逸した私は高下駄のまま駒止茶屋までおりてきてしまった・・・。


                  
                     雪は消え、田んぼ状態。
             女性パーティーが、ずるずる転び、黄色い悲鳴が飛び交う。


         バス停手前の野菜の無人販売所で、ふきのとう@100円のパックを衝動買い。
          天ぷらにするにはかなりこぶりなので、味噌で和えてみようかな〜。じゅるっ。
           大倉バス停周辺は無人販売が乱立。掘り出し物が多いので、
             マイバックと小銭持参を推奨しまする。




        帰り道、駅前でカツカレー+ビールで1人打ち上げ・・・。
        歩き疲れた体にビール350mlがかなり利いて、帰りの小田急は爆睡状態。
         オヤジ化が更に進んだ気がする休日でした・・・。






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