丹沢山'09
〜 堂平のブナ林を愛でながら・・・ 〜
日程 | 2009年3月7日(土) | ||
山域 | 丹沢(神奈川県) | ||
形式 | 日帰り周回ハイキング | ||
メンバー | O@多摩のハイカーさん、F@野山放浪さん、JO(MML3名) | ||
行程 | 塩水橋08:20〜堂平10:00〜稜線10:50〜丹沢山11:55/13:00〜天王寺尾根〜塩水橋15:20 | ||
駐車 | 塩水橋周辺のスペース | ||
温泉 | − |
◆アプローチ◆ 次山メンバーの計画に便乗させてもらう。 高尾の花を愛でに行く軽いハイクと思って手を上げたのだけれど、気づけば 丹沢に転進することに。 今週は雪も降っていたから、雪を踏めるのもいいかな、堂平のブナにも久し ぶりに会いたいし。。。 下山連絡先の顔がちらつきながらも車は丹沢方面へ。。。(懺悔&反省) |
◆ 山ん中 ◆ 塩水橋に到着。何年も前に学生時代の後輩らと来たことがあった。 そのときはヤビツ峠方面は通行止めになっていた林道も、今日は禁漁区が あけたばかりで釣り客の車がたくさんいた。 塩水橋の駐車スペース ---------------------------------◇◆◇-------------- 塩水橋から一般車通行止めの舗装された道路を歩き、途中から登山道に入る。 雪の上を歩けることを期待して6本爪のアイゼンを持ってきたものの、雪のかけら も無い。ゆるゆると高度をあげて堂平あたりにさしかかる。Oさんが大好きなブナ林。 はじめて来たFさんも「丹沢にもこんなところがあるんだ」と言う癒しの森だ。 ただネットもろもろの人工物(植生保護ネットや鹿よけの柵など)があまりに増え すぎ、どこにカメラを向けても写りこんでしまう。 「ワサビ沢出合」から橋を渡り山道へ エアリアの「堂平」あたりにある雨量計 車道を横切り再び山道へ 癒しの森が始まる こぶこぶにタッチ! ----------◇◆◇------------------------------------- ★ 丹沢の木々、いろいろ ★ ナツツバキ ----------------------------------◇◆◇------------- 堂平の上からはOさんのとっておきのルートで稜線へあがる。稜線の一般道に 合流すると遠くに真っ白な山が見える。どうやら八ツの赤岳のようだ。 丹沢山の山頂に立てば富士山も見えるかなと期待するものの、徐々に丹沢 主脈の稜線もガスで覆われ始めた。蛭ヶ岳や蛭の小屋も見えたけれど、 それもガスで見えなくなる。見たかったな〜、富士山。残念。 徐々に雪が現れる 何の足跡? 蛭ヶ岳がみえる ----------◇◆◇------------------------------------- 丹沢山のピークに近づくにつれて雪が増えてきた。それでも多いところで 10〜15cmくらい。しゃぶしゃぶ雪の上は滑るけれどアイゼンは不要。 12時前の山頂到着。イスともテーブルともつかない台に腰掛け、ランチタイム。 Oさんといえば、おでんに焼酎お湯割りのイメージがあった。私もマネしておでん のパックを持参。ととと、Fさんもおでんを持ってきていた。打ち合わせ無しでも おそろいのランチ。思わず3つ並べて写真を撮ってしまった。 山岳会で来ると、コンロを使ってののんびりランチタイムってことは少ないけれど、 こういうのもいいなあ。 みやま山荘 今日は富士山も見えなくて残念。。。。 山頂広場 おでん三兄弟 ---------------------------------◇◆◇-------------- 1時間くらいゆっくりしたあと下山開始。帰りは天王寺尾根から帰ることに。 ブナ林の中を、立派な木道や階段をたどりながら下る。仕方ないとは思うけど、 ちょっぴり興ざめの風景。 階段をてくてく下る 美林の中を鹿よけのネットと木道が・・・ しゃぶしゃぶ雪でころばないよう、そろそろと降りていると、短パンおじさん がおりてきた。いつも大倉尾根で見かけるけれど、こちらにも来るんだなあ と驚いている間に、がんがんあっというまに下っていってしまった。 ----------◇◆◇------------------------------------- 一箇所、鎖がついている 下から見た写真 以前はもっと丹沢にも雪が降ったので、上の写真の箇所をOさんはスキー で滑ったのだとか。大室山の記録は見たことあるけど、まさかここでも スキーができたなんてビックリ。 途中の鎖場も雪もついていなくて一安心。 アセビのトンネルをくぐりながら、Oさんにアセビは毒があるので鹿も食べず、 ここらはアセビばかりが茂っているのだと聞く。そういえば前に塔ノ岳から 丹沢山へ向けて歩いた時、そこはアザミばかりだった。葉にトゲのあるアザミ を鹿は食べないからだそうな。鹿によって丹沢の植生はだいぶ変えられて しまったのだろう。 ----------------------------------◇◆◇------------- 針葉樹の植林帯に入ると、Fさんがくしゃみをしだす。私も鼻がむずむずする。 いやな季節になったなあと思っていると本谷橋の上に出た。普通ならすんなり 橋のところに降りられるので、本谷の小沢でストックや靴についた泥を洗う。 んが、残念。「登山者は迂回路をお通り下さい」との看板が現れ、どろどろで トラロープがぶらさがる迂回路を通るはめに。うがー。 ----------◇◆◇------------------------------------- ドロドロ斜面をえんやこら 工事中の箇所を振り返る ----------◇◆◇------------------------------------- 「せっかくストックも靴も洗ったのにー」とJO、「ストックは死守した!」とOさん。 アスファルトの林道に出た後は、車が置いてある塩水橋までてくてく戻り、久々の 丹沢のブナに癒される1日の終わりとあいなりました。 Oさん、Fさん、また遊んでくださいね。次は守門のブナに癒されに行きましょう〜。 林道を塩水橋まで戻る ゲートのわきをすりぬける 車のところまで戻ってきた ----------------------------------◇◆◇------------- |