◆◆ 山ん中 ◆◆
終点のヤビツ峠でたくさんのハイカーがバスから吐き出される。大山に行く人、表尾根
を登る人、、、と徐々に散っていく。公衆トイレ前のポストに登山届けを出して出発。
ヤビツ峠のバス停 公衆トイレ有り 二ノ塔までのガレ場歩き
ほどよい傾斜が続くので歩きやすい。かわいい三角屋根の小屋が建つ烏尾山の山頂
につくと目の前にどーんと富士山が見える。富士山、富士山、富士山。見えただけで
とっても得した気になる山が他にあるだろうか。
(学生時代、「どこから見ても目に入るので邪魔だ!」と富士山嫌いだったセンパイも
いたけれど)
きっと、関東から別の土地に移り住んだら、心の山がまた新しくできるのだろう。
それがどんな風景なのか楽しみだったりする。
三ノ塔で富士山を見ながらのんびり
三ノ塔からも表尾根はまだまだ続く
三角屋根の烏尾山荘に到着
烏尾山からの眺め。 富士山は段々雲の中に・・・ 海はキラキラ
烏尾山から出発。
烏尾山から一度下り、登り返す。細かなアップダウンと鎖場もあるので、階段だらけの
大倉尾根と同じく、足慣らしにちょうど良いコースだ。ちょっとずつちょっとずつ高度を
あげるにつれて、塔ノ岳山頂からのにぎやかな声が聞こえてくる。今日も山頂は繁盛
しているらしい。
行者岳からこまごまとアップダウンと鎖場がある
崩壊しているところは補修工事が入っていた
木ノ又小屋 元気のでるコーヒー、いつか飲んでみたいな
最後の急登を終え、塔ノ岳山頂に飛び出るとガスの中に見え隠れしているものの、
うっすら富士山が迎えてくれた。写真にはうまく写らないけど、これだけ見えれば満足(^-^)
テルモスに入れてきたお湯でラーメンを作りズルズルほおばる。
塔ノ岳まであと少し! 山頂に到着
富士山もなんとか見えた 富士山見ながらのランチタイム
ひとしきりのんびりしたあと、大倉尾根を下山する。2週間前にはあった雪も全く無いけ
れど、まだ風が冷たく春になるまでもう少しかかりそうな空気。それでも、花立に到着す
ると、「氷」の旗がひらひらしていた。「むむむっ!」 山頂から下ってきてまだそれほど
経ってないのに、もう大休止とすることに。「氷レモンくださーい」 いつもは外のベンチで
食べるけど、今日は小屋の中でのんびりと。。。
金冷シから花立へ下る 花立山荘前は「氷」の旗がぴらぴら
花立山荘の氷レモン
花立山荘のおやっさんに「ボッカ駅伝のときまた来ます」と挨拶して再び下る。
階段ずんずん、階段ぐんぐん・・・。ボッカ駅伝のときは、これを登ってくるのだと辟易
しながら下る。雪もぬかるみもなく歩きやすい、と油断していたら大ゴケして手のひら
負傷。血がだらー。低山だって甘くみてはいかんのです。
大倉尾根の名物階段を、ひたすら下る
さらにぐんぐん下っていくと「くしゅん、くしゅん、へくしょん!」大倉への最後の最後で
たくさんの花粉が待っていてくれました。
この時期の東京近郊の山歩きは花粉症患者にはつらいものがありますが、真っ白い
富士山が見られて、カキ氷も食べられて、満足満足の一日になりました。人が多いし
階段も多いけど、なんだかんだ丹沢は好きだなぁ。
花粉だらけでくしゃみ連発
麓に下りてから、春を感じます
大倉バス停
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