飯豊:弥平四郎〜三国岳〜切合(往復)'09
〜 サプライズ & 逆サプライズ 〜

日程 2009年7月12日(
山域 飯豊連峰(新潟県・福島県)
形式 日帰りハイキング
メンバー いちご、JO
行程 弥平四郎登山口04:45〜祓川山荘05:00〜十森〜水場-6:10〜松平峠06:30〜猪鼻(水場)06:45〜分岐07:05〜疣岩山07:20〜三国小屋07:50/08:00〜切合小屋09:10/10:35〜三国小屋12:00/13:30〜疣岩山14:00〜分岐14:10〜巻岩山〜上ノ越15:00〜弥平四郎登山口16:10
駐車 弥平四郎登山口(トイレ・水無し)
温泉 かのせ温泉「杖忘れの湯  赤湯」
新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬11540-1  TEL 0254-92-4186
営業時間:10:00-20:00 定休日:なし 
300円、  石鹸、ドライヤー有り。


   
           
 ◆◆ アプローチ ◆

   
日帰りで出かけられることになったので、作戦会議。
      今回は、初めて弥平四郎から三国岳に登ってみることにした。

      弥平四郎の登山口は、「うちから一番遠い飯豊の登り口」と、いちごちゃんが言ってた
      ところだ。地図を見れば、近そうなのに、大日杉よりも遠いの!?と不思議だった。
      実際に行ってみればすんなり到着。
      「一番遠い」でも「一番時間がかかる」でもなかったけれど、確かに徳沢駅から道幅が
      狭くなり、アプローチが面倒というのは言えるかも(^_^;)。

      いつものとおり、入山祝いをやって就寝 ZZzz。
      
       ※駐車場にはトイレ、水は無し。下山してくると、ワイパーのところに、名刺サイズの
         「巡回しました」カードが挟まれていました。警察が巡回してくれているのなら
          車上あらしの心配が減るかしら???

                 
                           

↓↓↓
   
               ◆◆ 山ん中 ◆◆


   「ウエーーッ!!」の声で目を覚ます。
       朝からちょっとコニャックを一杯。。。のつもりが、間違えて麺つゆを飲んじゃったそうな。
       まあ、色は似てるけどね〜。なはは。


   4時45分頃出発。駐車場から林道を少し戻ったところにある松平峠コースの登山口から入山。
       少し下ると、小さな沢を渡る。

        
           大きな看板。裏側には「お疲れ様でした」の文字が       小さな橋を渡り対岸へ



 
   沢を渡り、短い急登をこなすと「祓川山荘」に着く。中は奇麗に使われていて快適そう。
        玄関のところにある「登山届」のカードに記入する。
    

      
               山荘の中まで、引水されていた。トイレは建物の中だけれど、におわず快適



     山荘から松平峠までは巻き気味に登山道がつけられています。ゆるゆると高度を
        あげていくので、体は楽です。ガンガン標高を稼ぎたい人には物足りないかな???


    
         十森の水場(登山道沿いです)        




     水場を過ぎて、ひと登りで松平峠。視界が開け、疣岩山がドンッと目の前に見える。
        疣岩山までは、やせ尾根や急登が現れ、なかなか近づかない。
        猪鼻の水場(登山道から下るようで、確認せず)を過ぎ、息ぜーぜーになる頃、
        やっと巻岩山の登山道との分岐に到着(出発から2時間20分かかった)。

      
           正面の疣岩山は近くに見えるのに、、、なかなか着かない(ToT)

      
               急登をヨイショヨイショと登って、疣岩分岐に到着

 
       
         登ってきた尾根を振り返る           疣岩山の稜線に出ると、大日〜御西方面の稜線が見えるように・・・





     分岐から巻きながら疣岩山へ。ココからはいったん、少し下ってから三国小屋への
        登りに入る。明るく気持ちの良い稜線をテクテク歩いて三国小屋へ到着。
        そのままスルーしようとするいちごちゃんを制して休憩を取ってもらう(^_^;)。

         
             疣岩山の山頂                疣岩山〜三国小屋の稜線
    

               
                          三国小屋へ到着



     三国小屋から少し下り、ほぼ平坦なところで1パーティーとスライド。
        鎖場を上り、東斜面に出たところで単独×2とスライド。
        ニッコウキスゲや咲き残りのヒメサユリに出会える明るい稜線歩き。
        種蒔山を過ぎてから切合に着くまでに2箇所、残雪を通過。
        斜面になっている箇所はステップがついていたので、結局、持ってきたピッケルは
        お守り代わりで済んだ。

   
          三国小屋を出発〜                        キスゲがたくさん

    
           切合小屋に到着                              飯豊本山方面



     切合小屋ではハセガワさんにご挨拶。去年話した内容まで覚えていてくれて、
        喜ぶいちごちゃん。ハセガワさんに姥権現のご利益を報告できてヨカッタネ!
        小屋から少し先に行ったところで、今日、本山小屋から降りてくるはずの
        マリちゃん、チエちゃん、ハイジさんを待ち伏せしながら、開店準備。
        今日のメニューは、おにぎり課長にもらったエビスビ〜、実家からもらった
        千葉産のゆで落花生、いちごシスターにもらったパン焼き器で作ってみたパン&
        カレー。 贅沢なもらい物ばっか。ありがたやー。

               




     ビ〜を飲みながら待っていると、雪渓を下山してくる4つの人影が現れた。
        「あれだ!あれ!!」「来た来た!!」
        待ち伏せ成功〜v(^^)v 
        ハイジさんに、マリちゃんに、チエちゃん、、、4人目は男の人みたいだけれど誰!?
        よく見ると、だいちゃんでした。
        「あれー、だいちゃん!? 飯森山に行ったんじゃないの??」      
        サプライズで来たつもりが、逆サプライズにあいました(^o^)。
        嬉しいビックリは大歓迎〜。
  
               
              切合小屋の先で待ち伏せ。正面の雪渓を下ってくるのを待つ




     4人に付き合ってもらいのんびりした後、みんなで切合小屋でお茶をいただいてから
        下山開始。ハイジさん&だいちゃんは大日杉へ下山なので、種蒔山分かれでサヨナラ。
        見送りがてら、大日杉方面への残雪の様子を見にいってみる。
        分岐の先の残雪のトラバースは、傾斜が急でちょっと怖そう。ハイジさんとだいちゃんは
        少し高まくように、傾斜の緩めのところを選んでトラバースしていました。
        一方、単独のかたは、キックステップで慎重に最短ルートをトラバースしていました。
        
 
                        
                     だいちゃん、ハイジさんとはここでお別れ。またね〜。
                                  photo by だいちゃん


                  
   

     川入へ下山するマリちゃん、チエちゃんと一緒に三国小屋へ向かいます。
        途中の鎖場を慎重に下り、三国小屋へ到着すると、中にりょうちゃんがいました。
        おーっ!またもやサプライズ♪

     




     小屋でお茶をいただいてのんびりしたあと、川入下山組(マリちゃん、チエちゃん、りょう
        ちゃん、Kさん)とわかれて弥平四郎登山口への道を戻ります。

   

    
             疣岩山への登り返し                      疣岩山
 
        
                      大日岳方面    御西小屋も、小さく小さく見えた



     分岐からは、松平峠ではなく、巻岩山〜上ノ越を経由して弥平四郎登山口へ戻ることに。
        大きなダケカンバやブナのある奇麗な稜線歩きが楽しめる。


        しかーし、少し行くと、動物のウ○○が登山道のど真ん中に落ちていた。
        数メートルおきに落ちている、緑色のウン○。急な下りの途中にも落ちている(-_-;)。
        階段状になった木の根のところには、ココに足を置きたいのに〜って場所にポトリ・・・。
        始めのうちは、「うわー!またあった!」「おーっ、立ってる!」だの「巻いてる!!」だの
        いちいち解説していたいちごちゃんも、あまりの数の多さにしまいには「いやだ、この道・・・」
       
と切ない顔に・・・。
        木の幹を剥いだ跡もあったり、獣くさくなったりしたので、ピーピー笛を吹きながら進む。
        

     
            明るい尾根歩き                  数メートルおきにウ○○が落ちてて泣きそうに・・・

                  
                   やっと上ノ越に到着。ここからはウ○○はありませんでした。
                     クマさんのテリトリーで遊ばせてもらったので文句は言えません〜(^。^;) 




     上ノ越からはぐーんと急な道を、駐車場まで下ります。いったん、傾斜がゆるむあたりが
        ブナもとても奇麗な癒されゾーン。いったん、休憩してから最後の下りにかかります。
        またヒザがぷるぷるし始める頃に、弥平四郎登山口の駐車場にパッと出ました。
        車を走らせるとすぐに、大粒の雨が降ってきました。下山してからで良かったね。
        川入へ降りたみんなは降られなかったかな???

            
                     大きなブナがいっぱいで大喜び


       
                       やっと着いた〜!お疲れ様でした!


       <おまけ その1>
        帰りに「赤湯」に寄りました。腕のつけねあたりに、かさぶたみたいなのがあったので
        何の気もなしに、「ブチッ!」とはがし、ちらりと見てみると。
 
        「うわーっ! これ、かさぶたじゃない!! 足がついている〜〜!!」
        かさぶただと思ったのは、ダニでした(ToT)
        風呂場でわーーーっとパニック状態。かさぶたならぬ、ダニちゃんは排水溝に
        しゅるしゅるーと吸い込まれていきましたとさ。

        6月に初ヒル吸血も経験したと思ったら、初めてダニ教の洗礼を受けました。
        うまいこと取れたので、お医者には行かずに済みました。



       <おまけ その2>
         帰宅後、黒こげ餃子で晩酌してると、ハタノしゃん登場〜!!
         サプライズが多かった今日一番のサプライズでしたー!w(゜o゜)w
         引っ越してきてから最初のお客様でした。
         なんのお構いもできずにスミマセン〜。また遊びにきてくださいね!


↓↓↓


* * *おたのしみ* * *

                            
      ◆かのせ温泉「杖忘れの湯  赤湯」  評価:★★★★☆(独断と偏見ですm(__)m)
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         施設データ
              ◆新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬11540-1
                 ◆TEL 0254-92-4186
                 ◆営業時間:10:00-20:00 定休日:なし
                 ◆ 300円

                 ◆石鹸、ドライヤー有り。
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         源泉かけ流し。加水、加温無しの浴槽は熱すぎて入れないので、うめてある露天風呂に入る。
           シャンプー・リンスが設置されていないけれど、300円なのでもちろん文句はありません。
           泉質も施設も良くて星4つ。 



  山行記録[年別/地域別/季節別]