えぶり差岳'09 夏
〜ニッコウキスゲを期待して・・・〜

日程 2009年7月20日(
山域 飯豊連峰(新潟県)
形式 日帰りハイキング
メンバー いちご、JO
行程 奥胎内ヒュッテ04:55〜足の松尾根取付05:40〜姫子の峰06:25〜滝見場07:00〜水場分岐07:30〜大石山08:45〜鉾立峰09:30〜えぶり差岳10:05/10:15〜鉾立峰10:35〜大石山11:10/11:20〜頼母木小屋11:50/13:05〜大石山13:30〜水場分岐14:35〜姫子の峰15:40〜足の松尾根取付16:25(バス乗車@300円)
駐車 奥胎内ヒュッテ手前(水、トイレ有り)(奥胎内ヒュッテで日帰り入浴ができるようです、要確認)
参考HP 飯豊朝日連峰の登山者情報、 奥胎内ヒュッテ(バス時刻)


   
           
 ◆◆ アプローチ ◆

   
19,20日で休めることになったので、泊まりでえぶり差に出かけることにする。
      お目当ては満開のニッコウキスゲ。くじら汁セットとピーマン肉詰めセットを仕込み(byいちご)、
      小屋での酒飲み準備万端。

      19日朝イチで奥胎内ヒュッテまで行ってみるものの、既に雨も降り始めていたのでモチベー
      ションもがた落ち。結局、20日に、日帰りすることにして、いったん家に戻る。
      水原の餃子屋さんに寄ってから、15時頃、再び、奥胎内にやってきた。
      激しい雨の中、入山祝い開始、21時就寝。。。あー、飲んだ食べた!


       

↓↓↓
   
               ◆◆ 山ん中 ◆◆


   3時起床。明るくなる前に出発する予定だったが、まだしとしと雨が降っているので2度寝。
      ぐずぐずしているうちに4時になったので観念して準備開始。
      見たことのある車が到着。ハタノしゃんだった。「あれー!?」とお互い笑ってしまう。


                
                     ステキな造りの奥胎内ヒュッテ



    5時頃出発。取付きまで自転車で行こうか迷ったものの、今日は結局歩くことに。
     途中で雨具を脱いでいたところ、ハタノさんの自転車が颯爽とぬいていく。イイナー(^o^)
     取付には新しい標識が立っていた。


                    
                        林道を歩いて取付きに到着



    初っ端から容赦ない急登。あっというまに息が上がる。日帰り装備でもこれだもんねぇ(^_^;)。
      ひと登りで姫子の峰。ここにも新しい標柱が。時折ガスがあがり、胎内尾根がちらちら見え
      始める。ガスもあがるが、息もあがる。ぜーぜーひーひー。
     姫子の峰の前後の岩場には、注意を喚起する標識が。すごい達筆。
 

      
       出発!御用平のブナに今日も癒される          アキレス腱をぎゅんぎゅん伸ばされる急登

 
        
           「岩場あり」 とっても上手な文字             岩場は慎重に通過  

                  
                        徐々にガスが晴れ、胎内尾根も見えだす



     水場分岐を過ぎ、奇麗なブナの急登で、頼母木小屋の管理人さんに追いつく。
      今日の13時に管理人交代なのだそうな。「ビールをごちそうするよ」「焼肉やるよ」
      の言葉にぐらつく2人。エブリはやめて頼母木に行こうかな〜。
      ととと、今日はエブリのキスゲを見に来たのだった(^_^;)
       エブリのピストンしたあと、元気だったら頼母木小屋まで行けるかな〜?



     ブナ林の急登を過ぎると、傾斜は緩むものの、そこから大石山までが一番きつく感じる。
       ひーひー言いながら大石山に着くと、ハタノしゃんは既にエブリ方面に出発していた。


          
          ブナ林の中をえっさほいさ                何時に登っても「イチジ峰」 m(__)m

                 
                 ニセピークにだまされながら、やっとこさたどりついた大石山



      大石山を過ぎると、やっとお目当てのニッコウキスゲが現れる。んが、何だか様子が
        おかしい。花びらがことごとく千切れていて、かわいそうな様相になっている。昨日の
        悪天でやられてしまったようだ。
        満開のキスゲを期待していたので残念だったけれど、なんとなく黄色いお花畑の雰囲気
        は味わえたので良しとしましょう。つぼみはまだまだあったので、また数日たてば次の花
        が咲いてくれるといいのだけれど・・・。

      
          大石山を過ぎ、鉾立峰を目指します    荒天でちぎれてしまったニッコウキスゲ

      
          鉾立峰の右側にエブリの小屋が見えました    こちらは無事に咲いていました


      
               鉾立峰をがんばって登りかえします。巻き道がほしくなります(^_^;) 
     
         鉾立峰に到着            花の数は多く、なんだかんだ見ごたえはありました

    
          もうすぐ小屋に到着               小さくてかわいい祠(三角点と比べてみてください)



     昨秋以来のえぶり差。そのときの宴会やら、おんぶ競走やらを思い出しながら山頂を
       後にする。鉾立峰を越えると、しゃりバテでふらふら。「お腹すいた・・・(;_;)」
       朝、アヤシイ糸を引いていたオニギリを泣く泣く捨ててきたので、今日は食糧が乏しい。
       大石山でパンをほおばり頼母木小屋までがんばる。

       途中ですれ違ったかたに「わかった!JOさんね」と声をかけていただきました。
       口下手な私ら(特にしらふの時・・・)はたいしてお話できなくてスミマセン。
       また、飯豊や越後のお山でお会いしましょうね!


      
          えぶり差岳を下る                       鉾立峰をバックに・・・
            ハタノしゃんとはここでお別れ


           
              大石山の分岐           木の陰にあったニッコウキスゲは強風から守られて無事でした


        
                  今年初のイイデリンドウ   デリンちゃんに会えて嬉しい!
    
                    
                          頼母木小屋に到着 




      頼母木小屋に着くと、時折、エブリ〜頼母木山方面の展望が平け、青空が覗く。
        連休最終日にやっとお天気になった。いつものスノコの上でプシュッとな。
        食糧が乏しい私らに、管理人さんがいただきもののおつまみ各種をごちそうしてくれた。
        枝豆大好き!遠慮なく貪り食う。両手に枝豆でまさかの連続食い。あー幸せ!
        ありがとうございました!


      
           頼母木小屋から見たえぶり差                  雲の上〜♪
             さっきまであそこにいたんだね

       
          頼母木山方面                             なつかしの水場 冷たくておいしい〜〜


                  
                          頼母木小屋のバイオトイレ
                  使用後に自転車のペダルを「前に20回、後ろに10回」こぎます



    13時までのんびりしてから下山にかかる。
      途中からヒザが痛くなり、泣く泣く下山。ヒザにテーピングをしてもらい、いちごちゃんのストックも
      貸してもらいダブルストックでやっとこさ降りてきた。と、目の前に乗り合いタクシーが!!
      「乗りたいだろ?」のいちごちゃんの言葉に、目がうるうる。尻尾をふりふり乗り込みます。
      @300円はもったいないけれど、車の中はクーラーで涼しいし、楽チン〜〜♪天国〜〜♪♪
      あっというまにヒュッテまで戻ってきました。相変わらずの軟弱山行でスミマセン。。。



       
              頼母木小屋から下山開始             ガスガスの足の松尾根を下る


       
         痛いヒザをかばいながら岩場を通過             御用平まで戻ってきて、ほっとした




     結局、足の松尾根取付〜大石山は、下りも、登りと同じだけの時間がかかってしまった。
        週末までに、ヒザの調子が復活しますように。。。

  


   
  


  山行記録[年別/地域別/季節別]