粟ヶ岳(途中まで)'10冬
〜 鎖場直下で撤退!!〜
日程 | 2010年2月21日(日) | |
山域 | 川内山塊(新潟県) | |
形式 | 雪山装備(日帰り) | |
メンバー | いちごちゃん、JO | |
行程 | 第1貯水池07:15〜第2貯水池08:00〜鎖場直下10:50/12:00〜第2貯水池13:25〜第1貯水池14:00 | |
駐車 | 第1貯水池 |
◆ アプローチ ◆ 久々の曇&晴マークの天気予報に後押しされ(そそのかされ?) 加茂の貯水池から粟ヶ岳に登ってきました。 この時期に山頂まで行けることはあまり無いそうで、「行けるところまで」 のつもりではあるけれど、「行けたら山頂まで」のつもりで、ワカン、ストック のほか、ピッケル、アイゼンも持つフル装備。 実際のところ、今回歩いたところまでは、雪が軟らかすぎて、ピッケルが 効くような場面はあまり無く、半分「安心」のために持っていたようなものでした。 |
***山ん中*** |
7時頃、貯水池の駐車スペースに到着。そこまでの道路は雪の塊がゴロゴロ していて、車をガタガタいわせながらのアプローチ。それでも、いちごちゃんは 「うん、10台くらい通ってそうだな〜」。「いっぱいいるんじゃないの?」 んが、実際に到着してみると、車は1台もいなかった 準備をしていると、地元の消防の方たちがパトロールにやってきた。 山頂まで行くつもりというと、好きやの〜という顔をし帰っていった。 ----------------------------------◇◆◇------------- 他にやってくる車も無いまま出発。トレースは前日(?)のスキーの跡だけ。 林道を進んでいくと、第2貯水池のところでスキーの人はワカンに履き替えた ようだ。 欄干も雪に埋まり、ちょっと怖い。 対岸に渡り、左手に少しいったところから取り付く。 初っ端の急登をクリアすると、一旦、ほぼ平坦の尾根道になる。 前日(?)の薄いトレースがあるのでまだ助かるが、そこをはずすと あっというまにワカンをつけた足もずぶずぶと沈んでしまう。 平坦な尾根を歩いているところ。 ここから向こうに見えている尾根まで再び急登となる。 上の写真で見えていた尾根に乗ったところ。 急登を終え、この尾根に乗ったところで雪のベンチを作って 休憩していると早くも後続のかたが到着。3人で並んで休憩。 ----------------------------------◇◆◇------------- 後続の男性が先に行ってくれないかなぁと淡い(&甘い)期待を抱くものの、 観念して再びTOPで出発(といっても、私は相変わらずセカンドだが) 急になったり、ゆるんだりの尾根をゆるゆる歩いていると、ダブルストック でパワフルに登ってくる女性に追いつかれる。 この方、只者ではないオーラが出ていましたが、あとで話を伺うと、 飯豊がらみのありとあらゆるルートを縦走したことがあるすごい経歴の 持ち主でした。 ----------------------------------◇◆◇------------- この女性や私ら、単独数名で、先頭を交代しつつ、鎖場直下のところまで やってきた。 鎖は完全に埋まり、初めてきた私は「どこから登るんじゃい」と取り付きがピンと こなく、早くも戦意喪失。結局、皆、今日はここまでとし、大休止することに。 今日、2番手で登って来た男性が吹き溜まりの雪を掘り、雪洞を作ろうと 提案してくれたので、いちごちゃんもお手伝い。 2人であっというまに5人が休憩できるスペースを掘り出してくれた。 雪洞遠景 ここは眺めも良くて気持ちがよいところ。 そのまま雪洞でお泊りしたくなった(^o^) ラーメンを食べたり、みんなでお山の話をしたりと、のんびりしている間に、 鎖場の上まで行っている人が1名。 1時間の大休止のあと、みんなで下山。 往路、雪が硬い急斜面でワカン→アイゼンに履き替えたまま 下りはじめたが、結局、途中でツボ足になりました。 あそこまで行ったどー。 はよ来ーい。 こんなに登ったかな〜と思いながらずんずん下山。 行きは2人だったけれど、帰りは7人でワイワイ下山。 傍からみたら、単独行の寄せ集めとは思えないくらいみんなで しゃべくりながら楽しく歩く。 貯水池を渡り、林道を歩いていくと・・・・ 可愛いワンコ連れの加茂のTさんに遭遇。 「お前らは、こんなところにまでおって〜〜!!」 Tさん節炸裂! 最後の最後で、嬉しいサプライズが待っていました。 午後から良くなる天気予報は当たり なんだかんだ日に焼けて帰還。 雪がもう少し締まったら、今度は山頂を目指します ----------◇◆◇------------------------------------- おまけ: いちご家でもらった鯛焼き。 疲れた体には甘いものがたまらん。 ----------◇◆◇------------------------------------- |