家形山避難小屋 '10 3月
〜 3連休は小屋でリゾート生活 〜

日程 2010年3月20日()〜22日(
山域 吾妻連峰(福島県)
形式 避難小屋泊、山スキー
メンバー kenrokuさん、マリちゃん、いちごちゃん、JO
行程 3/20 高湯温泉上部10:35〜スカイラインを横切る11:25/11:50〜賽河原12:50/13:00〜井戸溝13:40〜慶応吾妻山荘分岐14:00〜硯石〜家形山避難小屋14:50(泊)
3/21 小屋でまったり停滞
3/22 家形山避難小屋09:15〜硯石09:35〜慶応吾妻山荘分岐09:50〜井戸溝10:00〜山鳥山10:25〜ゲレンデトップ10:40〜バニーハット11:30〜駐車地点11:55
駐車 高湯温泉上部ゲート手前
温泉 高湯温泉(あったか湯、花月ハイランドほか)




                        ◆ アプローチ ◆


         連休は松ノ木尾根から三国岳へ上がるつもりだった。
         「3月の飯豊だーっ!」とテンションが上がったりしたものの、天気予報を
         見ていると、不安材料が山積状態。ホントに行くのかな〜と少し弱気に
         なっていたところに、計画変更の連絡があったので、正直ほっとした。

         飯豊に一番行きたがってたいちごちゃんも、酒飲みができればどこでも良い
         ようだったので、スキー装備プラス宴会装備に切り替え、高湯温泉へ出発!!




***1日目***

 
     
      10時に高湯温泉の上で待ち合わせ。スカイラインは開通は4月に入ってから
      だけれど、除雪は済んでいた。料金所を進み、ゲートのところに車を置いて入山。
      今年は吾妻は雪が少なかったと聞いていたので、スキーで行けるか心配だった
      けれど、最初からスキーを履いていけそうな積雪があった。


                  
                     道路整備がらみの車輌かな?
                                車のわきから入山。



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                   時折、土も現れる。エイヤッでそのまま通過


     
      除雪済みのスカイラインは板をぬいで横切る           ポカポカ陽気でkenrokuさんは半袖に・・・

             
          井戸溝の橋は埋まってなかった          カエルの看板が出てきたら慶応吾妻山荘への
                                         分岐までもうひと頑張り



       中、下山してくる方から先行で8人が登っていると聞きました。
         そのうち3人パーティーが家形ヒュッテ(家形山避難小屋のこと)に行くとのこと。
         定員8名程度の小さな小屋なので、入れないことはないけれど、お互い気をつかう
         ことになるか(私らは飲みがメインなので、迷惑にならないかな〜と・・・) 気になっ
         たので、小屋泊はやめようかという話にもなったが、とりあえず慶応吾妻山荘のうえの
         硯石の分岐まで行ってみることにした。



      
        慶応吾妻山荘分岐も、今日は風が弱かった       3ヶ月ぶりの家形山避難小屋
                                       小屋の奥半分が雪に埋もれ中は真っ暗
                                                  kenrokuさんが窓の雪かきをしてくれました

        石の分岐から、トレースはそのまま稜線をたどっていて、家形山避難小屋方面
         へ歩いている跡は無かった。「天気が良いのは今日だけだから、もしかしたら
         稜線へ行った後、小屋へおりてくるのかも」と思ったけれど、小屋まで行っても
         人が来た気配もないので、「吾妻小屋までぬけたのかも」と勝手に解釈、今日は
         予定通りにここでお泊りすることにした。


           
小屋で荷物を広げ、まったりし始めた頃、「こんにちは〜」と登山者が到着。
         上記の3名さんが五色沼を望める尾根経由で降りてきた。
         「この小屋で知り合い以外の一般登山者に出会うのは初めて」とkenrokuさん。
            
確かに地形図にも出ていないし、吾妻スキー場が閉鎖になった今となっては
          この小屋を訪れる人はほとんどいなそうだ。

         そんなこんなで7名で過ごすI小屋の夜。
         今週ずっと「楽しみ〜♪」とうきうきしていたちゃんははじけてはしゃいで
         コラコラ状態。I小屋での宴は毎度毎度、何かが起きるようであります。ハイ。



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***2日目***


 

         宿の3人組は、明月荘を2泊目として吾妻縦走をする計画だったそうだが
         悪天のため、高湯方面へそのまま下山すると言い、小屋を出発していった。

         私達も、停滞するか、今夜の宴会場所を移すか迷っていたものの、結局
          風は強いままだし、この中、行動するのもね〜ということで早々に停滞決定。
          
         昨日、いちごちゃんが作ってくれた立派なトイレも、夜半から降り始めた雪に埋もれ
         たのと、風向きが変わったのとで、今日は使えない状態。
         
         吹雪いている中でのトイレはとても大変。お尻出すのは自殺行為だ。でも慌てる
         と、地雷で自爆・・・ってな更なる自殺行為になるかもしれないし・・・。
         そんな女性の悩みを解決してくれる雪洞タイプの豪華トイレをいちごちゃんが
         作ってくれた。アリガトー!


          結局、今日はトイレ作りのアシスタントと、用足し、雪採り以外は、外に出なかった。
          外に出るどころか、寝袋からもあまり出なかったような・・・

                                   




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***3日目***


 
     
        は相変わらず強いものの、徐々に陽がさしてきた。
         もっとゆっくり過ごしても良いのだけれど、気づけば黙々と出発準備。
         9時15分には小屋を出た。
         



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入山時より30cmは降雪があったので、新雪パウダーを期待したものの
           重い雪で、トップで滑ると足の間にむくむくと雪がたまり難儀する。
           それでも2番手以降は、楽チ〜ン!


      
 
         雪をかきわけ進むkenrokuさん&マリちゃん          硯石でシールをはずす


      
          もこもこ雪をゆるゆる滑る               慶応吾妻山荘分岐。稜線が見えたが風が強そう


      
         井戸溝はカニさん歩きで通過                吾妻スキー場への分岐をすぎ・・・


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          ゲレンデ上部へやってきました             重たい雪だけれど、楽しい〜〜


      



      



      
             わぉーー!!                   ドテッ!


                    
                           わーーーい!!

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         バニーハットからショートカットして再び林道へ         車に戻ると雪でモコモコになっていました。


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      <おまけ>
        道の駅つちゆの「喜多方ラーメンまん」
         中に麺が入ってました

       
                         





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