守門(大岳〜中津又岳)'10
〜好天スキー日和にバッタリ三昧〜
日程 | 2010年4月4日(日) | |
山域 | 中越(新潟県) | |
形式 | 日帰り山スキー | |
メンバー | いちごちゃん、JO | |
バッタリ出演:ひさえちゃん、まつもとさん、トシちゃん&sanaeさん、だてさん、えび太さん | ||
行程 | 二分P07:30〜長峰08:55〜 保久礼小屋09:10〜キビタキ小屋10:00〜大岳11:10/12:10〜中津又岳直下12:25〜保久礼小屋13:17〜長峰付近13:50〜二分P14:20 | |
駐車 | 二分の除雪終了地点に路駐(トイレもなんも無し) |
◆アプローチ◆ 昨年のMMLおめでとうオフミからちょうど1年。今年も山スキーで守門大岳に出かける ことにしました。 週末に晴天予報がドンピシャリ。今日はどこの山に行っても気持ちよいだろうなあと 思いながら栃尾道の駅経由で入山地の「二分」へ。 と、「こんなところで〜〜!!??」っていうかなり手前の箇所に車が停まり出発 準備をしている登山者の姿が・・・。うーん、どれだけ大人数の人が入山しているの かなあと不安になりながら出発してみると、意外に車と車の間があいている箇所多数。 これなら思い切って突っ込んでくれば良かったなあと思うものの、私達の次に駐車した 車の中からなんとMMLの伊達さんが降りてきた。 おおお〜〜!!! 伊達さんが新潟に来ることは知っていたものの、昨日が守門で 今日は浅草岳に行ってるものだと思っていたので、嬉しいサプライズだった。 車がズラ〜〜ッ |
***山ん中*** |
まずはいつもより長い車道歩きで除雪終了地点まで行く。ここでスキーを履いて 尾根への取り付きまでいく。 去年は残雪が少なく、尾根末端は藪漕ぎ状態だった ため大平を経由する大回りをした。今年は尾根の末端がつながっていたのでそこ からショートカットできた。この直下でsanaeさん&トシちゃん夫婦にバッタリ!! 丹沢で2度のバッタリをしていたが、遠い新潟にきても山好きなら「バッタリ」する ことがあるのね〜と感動。 わーいわーい!嬉しいバッタリ ※sanaeさんからいただいた写真です 尾根への取り付き。左側から登りました。 写真を撮ってもらってからいちごちゃんはスキーを履いたまま、私は担いで尾根に 取り付く。再びスキーを履いて登りはじめると、後ろからガンガン追いついてくる スキーヤーが。 ん??? JO:「なんだかひさえちゃんみたいな人が来るよ」 いちご:「間違いない!ひさえちゃんだ!!」 ひさえ:「これはこれは、いちごちゃんにJOちゃんじゃないですか〜〜」 ということで、本日3度目のバッタリ。 ---------------------------------◇◆◇-------------- 大平からの道と合流し、沢沿いに進んだあと、長峰の尾根へ上がる。 守門大岳がひときわ大きく見え、真っ白にキラキラ光っている。 あ〜、残雪の山はやっぱりいいね〜〜、春山バンザイ!! キラキラ越後三山も見えました。 大岳を望める絶好のロケーションにテントが2張。 こんなところでのお泊り、ちょっとうらやましい。 スキー、ツボ足、スノーシュー。いろんな足回りの登山者と抜きつ抜かれつしながら 保久礼小屋に到着。学生らしきパーティーがテントを張っていた。 朝から3個目のオニギリをぱくつき、おまけにサンドイッチまで食べだす食欲旺盛な 私達。ホームベーカリーの「お急ぎコース」で焼いたパンはしっとりふわふわでおいしい。 にしても食べすぎですね。ハイ。 -------------◇◆◇---------------------------------- のんびり休憩したあと、いよいよここからが本番だ。平面上での距離はここまでで 半分は来ているが標高はここからぐんぐん稼ぐことになる。 ブナ林の中をえっちらおっちら登っていると後ろから「また会いましたね〜」の声。 ん???? おおおーーー!!! 本日4度目のバッタリ。 まつもとさんでした。 「じゅんこさんは?」と聞くと、「いつも1人で登っている日に誰かに会うと じゅんこさんは? って聞かれる」だそうな。 わははー。一人で登っているじゅんこさんに出会っても「まつもとさんは?」って聞くかなあ うそうそ、きっと聞きます聞きます。 今日は何度もシールがずれ、そのたびに貼り直しながら、ゆるゆる登る。 雲ひとつ無い大岳の広い斜面。今日は快適に滑れるといいなあ。 保久礼小屋を過ぎると急登が始まる ヤセ尾根も去年よりヤセてないような??? キビタキ小屋 はよ来い〜 なかなか近づかない山頂 ぜーぜー・・・ たくさんの登山者でにぎわう山頂に到着 ---------------------------------◇◆◇-------------- 山頂に着くと見覚えのある色のズボンがチラチラ視界に入る。 ん????? おおおーーーー!!! 本日5度目のバッタリ。 えび太さんでした。 3月に白山〜宝蔵山にご一緒して以来。またどこかでお会いしましょう〜。 ----------◇◆◇------------------------------------- 山頂でのんびりランチ。風が冷たいので、ツェルトを被り、ジェロのCMの 「春のときめきシリーズ」のラーメン&うどんをずるずる。 CMを見て全種類、即買いでした。 「新潟生活に慣れた?」とまつもとさん。「ぼちぼちです。新潟弁も覚えたけど まだカタコトですね〜(^_^;)」 「新潟じゃあガソリンスタンドでは“レギュラーふっとつ!”って言うんだよ」だって。 「ガソリンメーターのFは“ふっとつ”のFだよ」だと。 うそだ〜〜!と大爆笑の和やかなランチタイム。 中津又岳方面。遠方に粟ヶ岳。 写真には写ってないけどうっすら飯豊も見えました。 ----------------------------------------◇◆◇------- ひさえちゃんは中津又岳経由で下山するという。 まつもとさんといちごちゃんもそちらのコースに興味津々。 私はというと・・・・・ 大岳から下る最初の斜面が見えないくらい急だ。 おまけに前日、雪庇から落ちたスキーヤーがいたという(今朝無事救出) のを聞いたばかりで、ビビリモードにスイッチが入ってしまった(大汗)。 でもなんとか気持ちを奮い立たせてご一緒させてもらうことに。 「自分の技術で行けるかな〜」と言っていたまつもとさんは、あっというまに ピュンピュ〜ンと滑っていってしまう。おいおい〜、待ってー!! 私も滑り始めるも、右側は雪庇の端が迫っているし、左側はカリカリ。 うわーーーん。ビビリモードスイッチONで、よろよろよろ〜〜〜〜と横滑り。ひー。 中津又岳直下から大岳をを振り返る 雪庇のアップ 中津又岳は山頂まで行かずにトラバースして広めの尾根に入る。右手は雪庇が 出ていたので注意しながらハの字全開で滑る。よろよろよろ〜〜〜〜〜。 気持ちいいな〜〜 たそがれひさえちゃん 伊達さんグループもスイスイ気持ち良さそう 振り返ると今まで見たこと無い角度から大岳を眺められた。 雄大な景色に「やっぱりこっちに来て良かった」と思うものの、試練はまだ続く。 中津又岳(左)と大岳(右) 地図を見ながら保久礼小屋への徒渉点へうまく出られるようルート取りに気をつけ ながら下降点を探る。急な樹林帯の中を沢まで下る。木の根元には雪が口をあけ ている。私には実物の1.5倍の大きさに見えてしまう。「落ちたくない〜〜」と固まり 滑れない・・・。キックターンと横滑りを駆使してなんとか沢床へ。 かなーり皆さんをお待たせしてしまいましたm(__)m m(__)m m(__)m おりてきた樹林帯 保久礼小屋へ戻ってきた ----------◇◆◇------------------------------------- 保久礼小屋の前にはたくさんの人が休憩していた。私達はもうひと頑張りし 尾根の上に出てから休憩することにし、板を担いで坂を登る。 展望の良いところまで来て休憩。振り返ると朝登っていった大岳までの尾根が 奇麗に見える。 ここから大平との分岐までは割合すぐに沢へ降りて滑っていった。 ---------------------------------◇◆◇-------------- さてと、クライマックスの最後の下り。朝登った箇所は急なので私には板を はずさないと降りられそうにない。と、いちごちゃんが左の斜面を選択。 あっというまに滑っていってしまった。 朝、下から見たときは一番右手(下から見ると左側)しか雪が繋がっていな かったのでどうやって滑って行ったか「???」だったが、付いていく。 んが、やっぱり雪は途中で切れていたので板をはずし、次の雪面へ乗り移る。 下に降りてからもう一度見上げる。切れているのは1メートル足らず。先週なら 繋がっていたかしら。ちなみにいちごちゃんは板をはいたまま割れ目を乗り移り タッタカ滑っていってしまいました。どうやって移ったのかは「???」です。 板をぬいで、藪につかまりながら次の雪面に乗り移った。 除雪終了地点まで戻ってきた。お疲れ様でした〜! ここからスキーかついで自分の車までけっこう歩きました。 ----------◇◆◇------------------------------------- へぼへぼ滑りで皆さんに迷惑をかけてしまいましたが、中津又岳経由で 滑ることができて感激&大興奮。次はもっとまともに滑れるように頑張るので 懲りずにまたご一緒してください〜。 来シーズンはゲレンデ練習もしようかなと反省するハの字スキーヤーです。 |
***おたのしみ*** |
★前回入った、長岡のスーパー銭湯 ゆらいや ◆長岡市川崎町1497-4 TEL:0258-31-5526 ◆平日10:00〜0:30 土日祝日09:00〜0:30 ◆600円 ★前回関東組の皆さんが入っていった温泉 神湯温泉倶楽部 ◆新潟県魚沼市清本583番地 TEL 025-799-3350 ◆入浴時間 10:00〜22:00(最終受付 21:00) ◆600円 ★前々回、入っていった温泉 守門温泉 「青雲館」 ◆新潟県魚沼市西名新田503 TEL025-797-2555 ◆8:30〜20:00 ◆無休 ◆500円 ◆シャンプーリンス、ボディシャンプー、ドライヤー有 内湯のみのシンプルな作り。小さいので5〜6人も入るといっぱいに。 施設面では星3つだけど、白いお湯が気に入ったので星3つ半。 |