袴腰山'10
〜ヒメサユリの小径から〜

日程 2010年5月29日(
山域 下田周辺(新潟県)
形式 日帰り周回ハイキング
メンバー JO
行程 臨時駐車場08:10〜ヒメサユリの小径〜高城09:20〜袴腰山10:05/10:20〜見返りの丘(分岐)10:30〜八木神社11:30〜臨時駐車場12:00
駐車 長禅寺近くの臨時駐車場(ヒメサユリ祭り期間の週末のみ)


   
           
 ◆◆ アプローチ ◆


      
雪割草からはじまり、彼岸桜、チューリップ、ボタン園・・・と今年はなんだかんだ
         お花巡りを楽しんでいる。

         これからの時期は、ハクサンイチゲ、、、、ととと、その前にヒメサユリ祭りに出かけ
         たい。三条市のホームページを見ると、どうやら今週末が見頃のようだった。
         翌日(5月30日)は石転び沢に出かけるつもりだったので、体力無しの私はできる
         だけ体を温存したかったものの、3〜4時間ならいいかな〜とヒメサユリの小径を
         からめた周回コースで袴腰山に登ってみることにした。
         


      越後三条・高城ヒメサユリ祭りのホームページを見ると、「道の駅漢学の里しただ」
         からシャトルバスが出ているそうだった。土日は登山口から少しのところに臨時
         駐車場があるそうなので、そちらに車を置くことにする。
         ただ、こっちは狭いあぜ道での縦列駐車のみなので駐車台数が限られるので要注意。



                   
                           今回停めた臨時駐車場



                           

↓↓↓
   
               ◆◆ 山ん中 ◆◆

   

       
登山道入口から舗装された道路をテクテク登り、テントの下で協力金(200円)
           を払い、遊歩道に入ります。
           協力金を払うと「いい湯らてい」の150円割引チケットがもらえました。

         




       
ここでようやく舗装路から解放され登山道へ。喜んだのもつかのま。
           駐車場の係員さんに「今日は雨上がりで、ぬかるみがすごいので気をつけて
           くださいね」と言われたとおり、かなりのドロドロ状態でした。
           そこでスパッツをつけ、再び進む。


                 
                     ぬかるみでムニャムニャ状態の登山道






        出た出たヒメサユリ 
            わーいわーい!! 今朝まで降った雨の雫でしっとり濡れてとても奇麗だ。
             ぬかるみによろけながらも、目は足元よりも花へ行ってしまう。
             「おっとっと」を繰り返しながら高城へ。



    


    


    



   




   

       
高城には小屋らしきものがたっていました。高城は標高370m。袴腰山は
            標高526m。守門も粟ヶ岳もガスの中なので、周囲の展望もあまりなさそう
            だし、帰ろうかなあ〜と一瞬迷うも、宝蔵山経由で白山へ行った時に気に
            なった袴腰山までがんばって登ってみようと、気を取り直し先へ進む。
            

                  




   

       
とにかくよく整備された登山道で、そこかしこに坂の名前や俳句が書かれた
           看板が立てられているので、一人でも飽きることなく登れます。
           

          
               
 「中の眺め」からの展望     「ひめさゆり 育てし村を一望に」とありました
   




           
                   
「心臓破り」の標識が立っていた急坂 



    
        
  来た道を振り返ったり、麓を眺めたりしながら息を整えつつ「心臓破り」を通過




           

           そして最後に出てきた「とどめの坂」   写真だと急登なのが分かりにくいかな
               うっ、やられた〜と言いたくなります






   

       
そしてようやく袴腰山の山頂へ。ここでも面白い看板がありました。
           つけばつくほど願いがかなう・・・・とあるので欲張って4回鐘を鳴らしてみます



     




      
 
            粟ヶ岳もガスの中〜                ちゃん作のおにぎりをパクパク







       
さてと、何も見えないし帰るか〜と、予定通り八木神社経由で下山することに。
           と、いきなりの急坂&ロープつき。うーむ。難儀だ〜。
           ずるずる下っていくと、登ってきたグループが「こっちから下るんですか〜、
            元気ですね!お気をつけて!」の言葉を残して山頂へ向かっていきました。
           粟薬師方面と八木ヶ鼻&八木神社方面との分岐を過ぎて、その言葉の意味が
           わかります。



                      
                        山頂からいきなりの急坂が始まった



         すごいぬかるみの急坂がそこに待っていました。
             ぬおぉぉ〜〜〜〜。
             やらかしたら泥んこで大変なことになるな。「乗車拒否!!」ものだ。
             ズルッとコケたとしても、尻だけは守らねば。
             登山道につけられていたロープを素直につかみ、後ろ向きでするすると下って行く。
             ロープが無いところは1歩ずつ、よいしょよいしょを繰り返す。
             
             下りも難儀だけど、登りの人も転んで泥だらけになるのを目撃。ぬかるみに足を
             すくわれ、股裂き状態になっているご夫人の姿も目撃。うーむ、油断ならない。
             こりゃ、逆コースのほうが良かったかなと思うものの、高城方面へのぬかるみも
             結構なもんだったし、諦めてゆっくり下る。







   
       
八木神社と最明寺との分岐でどちらに進もうか迷いが、とにかく早くぬかるみ地獄から
            解放されたい思いで、アスファルトの道に近そうな八木神社方面を選択。

            徐々にじぐざぐ道の樹林帯の道になり、ひょこんと八木神社へ飛び出した。
            静かな八木神社でお参りしたあと、車道歩きで臨時駐車場へ戻ります。
            途中、前を通過した最明寺も苔の緑が美しい素敵なところのようでした。



   
                          
八木神社



   
                          
最明寺

                








   

       
帰りは道の駅で、産直コーナーをひやかしてから帰宅。
           自分で山菜採りに出かけるようになってから、前ほど純粋な気持ちで道の駅を
           楽しめなくなった悲しい自分。ほーほー、このワラビが300円。このミズが250円。
           なるほどなるほど〜という目でみてしまいます。

           前はたくさん並べられた山菜たちに目をキラキラさせ、たくさんお土産を買ったもん
           だったのにな〜 あーあのトキメキはいずこへ。ち〜ん。







  山行記録[年別/地域別/季節別]