◆◆ 山ん中 ◆◆
ようやく春が来たばかりの土井集落に車を置いて出発。
集落の一番奥の杉林から歩き始めるとすぐに沢沿いにつけられた道になる。
沢床はようやく芽吹いたばかり。ふなやまのみんなが来る頃はちょうど
良いだろうな。
土井集落の奥にある登山口
今回のコースはベンチがある二俣まで、何度か飛び石伝いの徒渉があるので
足回りは長靴のほうが良いかもしれない。沢沿いの道はまだところどころ雪が
残っているところもあり、踏み抜きに注意しながら通過する(アイゼン不要)。
沢を覆う残雪
二俣で登山道は沢床を離れ、九才坂峠までのじぐざぐ登りが始まる。
目指岳は県境にある山で福島県・新潟県それぞれから登山道がついていて、
九才坂峠で両方の道があわさる。
ベンチのある二俣で登山道は 九才坂峠へ到着
右へ折れます
午後から下り坂の天気予報だったので、空模様が気になったけれど、
峠から会津方面へ少し歩いてみてから山頂へ向かった。
峠から会津方面へ歩いてみるとまだ残雪があって、ブナの芽吹きが綺麗だった。
九才坂峠の会津側
峠から少し会津側に行ったところ
峠から会津側に少し行くと、展望が開けるところがある
そこまではほぼ平坦な道でした。
小さな祠のある九才坂峠から山頂へは稜線沿いの道を行きます。
一度、鞍部まで下ったあとは、アキレス腱がぎゅんぎゅん伸ばされそうな
急登を経て山頂到着。
鞍部手前から目指岳を望む
うすらぼんやり磐梯山や飯豊連峰が見える山頂でこしあぶラーメンと怒ら
れないビールで大休止。最近、お気に入りの組み合わせ。
墨絵のように、遠くに磐梯山が見えた
新緑が目に優しい
飯豊方面
こしあぶラーメン
カップ麺に袴を取ったコシアブラを載せ
テルモスのお湯をかけて完成。
帰りは来た道をそのまま戻ります。山頂直下の急坂は転がらないように、
半分木にぶらさがりながらずるずる下る。帰りは余分な寄り道をせずに歩き
あっという間に土井集落に戻ってきた。
本番もこのくらい、眺望が効くことを祈りつつ、七福の湯〜国道49号経由で
帰路につきました。
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