◆◆ 山ん中 ◆◆
いい湯らていから八木ヶ鼻に向かって歩き、右手の田んぼの奥の登山口
から入山。
八木ヶ鼻の断崖絶壁を見ながらテクテク
右手の田んぼの中へ進みます。
入山してすぐにこんな看板発見!!
ビビリながらも看板の写真を撮っているうちに、早くも長靴にチョコチョコ
乗ってくる奴が。
あ”〜〜〜〜〜〜〜
足をぶんぶん動かし、ふりはらい、ダッシュで逃げます。
登山道に落ちている枯葉の下から、奴がにょろ〜と頭を出す姿を目撃し、
さらにダッシュ。
じめじめした杉林を抜けたところで、虫除けスプレー(ハッカ油混合)を取り出し
足にプシュプシュ連射。
八木神社との分岐を過ぎ、「追分の松」まで来た。
ここまでくれば大丈夫かと、長靴を脱ぎ調査。
靴下の上で丸まっている奴を発見。
うわーっとストックで振り落とすと、ひゅーんとどこかに飛んでいってしまった。
やば。
ここまでで、すっかり気持ちが凹み、なんだか疲れてしまった。
けれども、また同じ道を引き返すのは絶対いや!
気を取り直して山頂へ向かう。(半分、しぶしぶ)
徐々に高度をあげ、少し雲がかかった粟ヶ岳や、残雪ゼブラ模様が
奇麗な守門を見えると、あ〜、やっぱり来て良かったと嬉しくなった。
袴腰山はその山容で分かるように、どちらの登山口から登っても、山頂手前に
ひどい急坂が待っている。今回もロープが垂れた急登をよいしょよいしょと
登り、ひょこっと山頂に出た。
残雪抱いた守門
泥でずるずるの急斜面
袴腰山の頂上が見えた
最後の急登をえんやこら
鐘のある山頂到着 粟ヶ岳はちょっとガスがかかっている
山頂はちょうど花盛り
山頂で豪華ランチを楽しんでいる賑やかパーティーもいたけれど、
なんとなく、山頂に長居する気持ちになれず、すぐに高城まで下ることに。
「とどめの坂」という急坂をずるずる下り、ヒメサユリの数が増えてくると
休憩小屋(?)のある高城に到着。広場にはたくさんのハイカーでにぎ
わっています。
ヒメサユリが迎えてくれた坂を登ると・・・ 高城に到着
高城で怒られないビールで大休止。
隣にいた群馬から来たという皆さんとお話しているうちに、気持ちが和み
「やっぱり来て良かった」とあらためて思った。
お話できて楽しかったです。またどこかの山でお会いしましょう〜。
※この群馬からきた皆さんに、朝、私の長靴に3匹ヒルがたかったことを話すと
驚いて、皆さん、反射的に後ずさりをしました(苦笑)
高城の前後から、見頃を迎えたヒメサユリが登山道の両側にあらわれます。
雨に濡れたのか、しずくでキラキラ光るヒメサユリ。
会えて良かった〜。
ヒル攻撃に負けずにここまで来て良かった。
下山すると、運良くちょうどシャトルバスが来ていたので飛び乗り、いい湯らていに戻ります。
終わりよければ全てよし。
良い1日になりました。
さてさて。
次はどこでヒメサユリに会えるかな。
できれば飯豊で会いたいものです。
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