ホームステイ
 
海外も初めてなら、もちろん、ホームステイも初めてでした。
  オックスフォードに到着すると、みんなのホストファミリーが迎えに来て
  いました。次々、名前が呼ばれ、ホストファミリーと対面します。
  私の名が呼ばれると、バスの降り口に進んできたのは、とっても
  美人の女性!!’Nice to meet you!!’ 握手をして、友人から借りて
  来たのという車に乗り込みました。


言葉の壁
  はっきり言って、私は英語は話せません(←いばっていうな!)。
  ホームステイ先では、美人のアンメリーのほかは家族は居なく、
  マンツーマンでのホームステイが始まりました。犬や子供でも居れば
  少しは間が持つのだけれど、2人きりだとそうもいきません。
  「困ったなあ・・・」 やけに無口になる私を救ったのが、その時開催
  されていた、長野オリンピックでした。テレビをつければ、見慣れた
  原田選手の顔。そう、ちょうど日本ジャンプ陣が活躍している真っ最中
  でした。’Oh! ’ とホストマザーのアンメリーとオリンピック観戦。
  スポーツ観戦なら、’Oh! ’や’Wow!’で会話が成り立ちます(笑)。

  こうして、いつになくスポーツ観戦大好き少女になるのでした。

   ※私自身の名誉の為に言うが、ホームステイの最終日には、なんとか
    日本とイギリスの喫煙率の違いや、選挙のことなども話せるように
    なりました(^^;   え、今?へへへー

 

 ステイ先。左の2枚が私の部屋。
ホストマザーのアンメリーは、インテリア
にこっていて、バスルームもおしゃれ。


ステイ中の食事
  
「ハッキリ言って、食事はまずいです。」 研修旅行の説明会で
   会社の上司にそう断言されていたので、そんなに期待していたわけ
   ではないけれど、確かに、食事はおいしいものではありませんでした。

   私のことを知ってる人は分かるかもしれないですけれど、私は好き
   嫌いもないほうだし、何でもおいしく食べるほうです。それでも
   「オエッ、なんじゃこりゃ〜」っていうものもありました。

   それども、食べ物を残すことが嫌いなので、頑張って食べました。
   けれども、時には「食べ物を残すこと」が必要なこともあるということを
   このステイ中に学びました。それは・・・

   夕食はパンが主食でした。初日、パンは、私のプレートに2枚のって
   いました。それは問題なく食べました。すると、翌日、パンは3枚に
   なっていました。「あれー、増えたなあ」と思いましたが、それもまた
   たいらげました。すると、翌日、パンは4枚になっていました。
   「あれー?」さすがに驚きましたが、それも頑張って食べました。
   とと、翌日はパンは5枚に・・・。これはさすがに食べられず、1枚
   残してしまいました。 このことを、語学スクールの休み時間に友達
   に話したら、「JOちゃん、それはね・・・」と、私に説明してくれました。
   なんでも、ホームステイでは、「食事を残さなかったら、量が足りな
   いのかもと取られることがある」らしいのです。
   ということは、ホストマザーには、私はパンが4枚でちょうど良いと
   思われてるの!? 案の定、それからは、私の夕食のプレートには
   パンが4枚並ぶのでした。チャンチャン!


  


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