礼文上陸

     【3、4、5日目】  9月1日〜3日
     
   
7時15分、兜沼駅から稚内行きの列車に乗る。電車には高校生が多い。
    こっちの女子高生もルーズソックスは必須アイテムらしい。キティちゃんの
    携帯ケースはこっちでも流行ってた。胸のエンブレムに「WAKKANAI」と
    あるのが、なんとなく笑えた・・。

   稚内からフェリーで礼文島に上陸。港には、ちょうど徒歩合宿に来ていた
    後輩たちが利尻に行く船を待っていたところだった。
    
    もしかしたら会うかもな、くらいは思っていたが、いざ会うとやはり嬉しい。
    彼らは私に焼酎の徳利を託し、にこやかに礼文を去っていった。。。
   
 日本にもこんなところがあったのね
  とあらためて感動。  

  礼文島を訪れるのは、この時4度目
  だった。何度来ても、伸びやかな丘の
  風景と、日本離れした海の美しさは
  見飽きることはない。
 澄海岬。まさにその名の通りの風景に、
  ウットリ。。。

  
島を南北に縦断するハイキングコース、
  「愛とロマンの8時間コース」を今回も歩く。

  最初4時間コースを歩いて島を離れるつもり
  だった子もユースのみんなで歩く楽しさと、
  景色の美しさに誘惑されたのか、8時間コー
  スに途中で変更!みんな大喜び!
 こんな岩場もある8時間コースは、
  なかなか歩き甲斐がある。

  
今は、海岸歩きの部分が危険と、コースが
  変更されてるらしいが、数年前までは、丘あり、
  樹林帯あり、浜あり、磯ありの変化に富んだ
  最高のコースでした。

  波をさけながら歩く磯はスリル満点だったね。
 地蔵岩をバックに完歩の記念写真。

 
バックは地蔵岩。ちょうど両手を合わせ
 てる形に似てるからこの名がついたよう。
 
 崩壊が進み危険なので、今は近くまで
 いけないとのこと。記念写真は一応
 「1997.9.2」の人文字になってます  
  (笑)。
 夕日に浮かぶ「猫岩」

  桃岩・地蔵岩など、桃岩荘の近くには
  珍しい形の岩が多いですが、この
 「猫岩」もその一つです。

 左のほうに写ってる岩。背を丸めた
 猫のように見えませんか?
 この写真じゃわかりづらいかな。
噂のミーティングの時間。
  とにかくハイテンション。

   
 今回も、「歌って踊れるユースホステル」
 の「桃岩荘」に泊まる。ここは、プライ
 ベートな時間を大事にしたい人には
 向かないが、人との出会い・ふれあ
 い(?)を求めて旅してる人にはオス
 スメである。
  ユースの前では、歌を歌って
  見送ってくれる。

 
どんどん、みんなとユースの建物が遠く
  なってしまうのが悲しい。

  つい何度も振り返ってしまう、この坂道は
  「見返り坂」というらしい。
  16dbal01b.gif (1042 バイト)喉をからして、フェリーを見送って
  くれる。

  
最初は怪しい軍団にしか見えなかった、
  このこの光景も、いざ、自分が島を離れ
  てしまうときには、ジ〜ンときてしまう。

  本当に船が見えなくなるまで、ヘルパー
  さんは「また来いよ」と叫んでくれる。
 
   船に乗る前に、フェリーターミナル近くの「さざ波」でジャンボソフトに挑戦+
    制覇!因縁の
ちゃんちゃん焼も食べられ大満足。

   稚内で船を下りると、高校時代の友達にバッタリ。寄りによって、こんなマイナー
    な地で出会うとは!!お互いビックリ仰天・・。

   みんなで
焼ホタテを食べた後、稚内温泉に行ってから夜行にのった。

      ◎稚内温泉
        バス代:片道270円、約20分
        風呂代:600円
        広いし、奇麗、帰りのバスから夕日が沈むのが見えた。

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