〜はじめに〜
    この旅には、三つの目的がありました。
     1.札幌雪祭りを見る。
      2.流氷を見る。
      3.クロスカントリーをする。

    でも、最大の目的は、「冬の北海道に行くことだったかもしれません。  

第1日目 【2月11日(木)】

 [サラバ JAL、こんにちはJAS]
   15時半のJAL便で新千歳入りする予定だったのに、急に午前中用事
   が入った。ま、15時半には間に合うだろ、と軽く考えてたけれど、用事
   を済ませ、羽田に到着できたのは、15時半ジャストだった・・・。
   しかたなく、初めてのキャン待ち体験。。。
   大手3社すべての空席待ちの整理券をもらい、搭乗口へ。やっとこさ、
   自分の整理番号が呼ばれたのは18時ちょっと前だった。乗り込むJAS
   機が無性に可愛く見えた。
    なお、私が飛行機に乗り遅れる原因を作った某氏とは「焼き肉ね」と
   話がついている(-_-)。                                                                             

 [雪祭り最終日]
    冬の北海道が始めて、ということは、雪祭りも始めて。
   最終日の20時もまわっていたこともあり、人は少ない。地元民がスタスタ
   と歩いている中、ヨロヨロ、大通り公園を進んでいく。千葉出身の私は、
   雪とは無縁。よく、「首都圏大雪」のニュースで、転倒するサラリーマンの
   姿が映し出されているが、まさに今回の旅では何回も、あれをやって
   しまった(汗)。
   今年は、天童よしみと、ピカチューと、ミッフィーの像が多い様だ。でかい
   毛利さんの像に口をあんぐりあけながら見上げ、歩いていたら、また、
   やってしまった。ドテーッッ!!!!

 [オホーツク9号]
   自由席の車両が一両増結されていた。岩見沢までは、立ってる
   人が多かったけれども結局、旭川でどっと降り、そこからは、1人
   あたり、2席〜ワンボックスを確保できた。

 [暑いぜ 北海道]

   「北海道の寒さは半端じゃない」と、道民から直々にアドバイスを
   受けていたので、かなりの厚着をしていた。が、夜行の中は真夏
   の暑さ。一枚、また一枚、と脱いでいったら、しまいにはTシャツに
   なってしまった。真冬の北海道にTシャツでいることは犯罪のような
   気がして、フリースをはおった。で、寝汗をかいた・・・。  

                      丘旅のページへ 
                          ホームへ  

    ◆雪祭り 大通公園会場

第2日目  【2月12日(金)】

 [は、半端じゃない・・・。]

    遠軽で列車の進行方向が逆になることを見越して網走湖が見える方
   に座っていた。夏、とうとうと緑に近い、深い藍色をしていた網走湖は、
   真っ白の雪原にもつかぬ様子であった。まもなく、終点網走駅に到着。
   ホームに降り立つと、まず、その寒さに驚かされた。「は、半端じゃない・・・・」
   心筋梗塞で死ぬ人がいないか心配だ。

   JR北海道。第4日目に、旭川で、旧国鉄職員が、採用差別を何とかしろ
   と座り込みしてたが、私は、「暖房、弱めろ」と言いたかったよ。

 [流氷]
    網走から、流氷を見る船に乗った。
   夏の間は、深い青のオホーツク海も、真っ白。当たり前だけど、なんか
   不思議。甲板でしばらく粘ったけど、寒すぎ、あえなく、船内に退却。
   タイタニック号に生存者が出たのはスゴイなーと純粋に思った。
    ついでに言えば、この寒さを体験しちゃうと、映画「タイタニック」の
   あのシーンもうそくさく思えてしまう・・・・・(^^;。

 [のっとろランド]
     夏は単なる牧場の地に、スノーモービルとか、チュービング、氷の      
   滑り台とか設置してた。私は、氷の滑り台が気に入って何回も滑って
   たら、ふと気がついたら、列に並んでるのは私と小学生だけ。ま、いっか。

   入場料の中には、スノーモービル滑走の体験料も含まれていた。
   温かい休憩コーナーでぬくぬくと長い事していたが、こりゃもったいない
   と思い、勇気をだして、スノーモービルに乗ってみる事に。
    スクーターと同じ要領で、アクセルをふかすと、すごいスピードで
   走り出す。おまけにハンドルのきりかたがよく分からない。
    次の瞬間には、もうスピードで暴走するスノーモービルをダッシュで
   追いかける係員の姿があったのでした(汗)。

 [清里イーハトーヴユースホステル]
    一年以上ご無沙汰のYHにお世話になることに。
   ここは、社会人の割合が高いような気がします。ご飯も美味しいし、
   夜は、近所の温泉への送迎もある。おいしいお店も近くにある。
   そして、なにより外観が絵になる。お気に入りのユースのひとつです。
    ついでに言えば、このペアレントさんご夫婦は、私の理想の夫婦像です(^^)。
     
  流氷を割る音が響く   能取岬、ちょうど着岸した日

                   次のページへ →