カトマンドゥへ                     2003年12月28日(日)

バンコク出国
ンコクでは一晩だけの滞在だったので、バーツへの両替は空港税の500バーツだけにした。両替したい分の紙幣を窓口で出し、その分のバーツを受け取り、サインをする。英語もほとんど使わずこれまた簡単

港税は以前の成田空港みたいに、自動券売機に500バーツを入れて出てきたチケットを空港職員に切符切りで穴を空けてもらう。自動券売機の脇にある有人のボックスがあり、こちらのほうが早い(自動券売機は紙幣が何度も戻ってきてしまった)。

イ国際航空は機体も奇麗で快適快適!窓際のシートから景色を眺めると、東南アジアらしい緑豊かな大地が一面に広がっている。機内食を運んできた客室乗務員には「チキン or  イタリアン」と聞かれているよう。メインディッシュを包んでいるアルミ箔の中からちらりと見せてもらうと、インド風のカレーが見えていた。これからネパールに行くから、カレーじゃないほうがほしいなぁと「Another one,please」と頼むと、五目あんかけ焼きそばみたいなものが来た。ひょっとしてこっちが「イタリアン」なわけ?まぁ、おいしかったからいいんだけど。海外旅行って、こういう「おーっ???」な出来事が頻発するのが面白い。
ネパール入国
国審査で、VISA取得で長い列を作る。VISA代はドルだてだった。並んでいる間にせっちゃんが入国審査の窓口の脇にある両替窓口に行ってくれる。「パスポートが無いと両替できない」と言われ、一度お金を返してもらい、VISA取得の列に並び直したものの、そこで両替窓口の人に返してもらったお金が最初より少なくなっていることに気づく。「やられた!!」みんな諦め顔なのに、せっちゃんは「窓口の人に言ってくる!」ともう1度窓口へ。と、ちゃんとお金は返してもらえた。せっちゃん、えらい!!

港の外は客引きやら、勝手に荷物を運んでお金をせびる人がたくさんいると思っていたけど思いのほか人が少ない。空港にはKumaさんのネパール人の息子さん(通称!)が来て、マリーゴールドと思しきオレンジの花環を首にかけ歓迎してくれた。はるか遠い国ネパールに来たんだと実感させてくれる。サンセットビューホテルの送迎の車に乗り込む。空港から町にでて驚いた。2〜3車線の広い道路。一応、○車線というからには白線が引いてあるのに、回りを走る車には「車線」は全く見えていないよう。とにかく隙間があるほうあるほうへ車が走っている。ウィンカーもないんじゃないかというくらい、右へ左へアクティブな走りよう。す、すごい。良くぶつからないもんだ。

テルに着いてから、古い職人の町であるパタンのほうへ歩いて行ってみる。初日はまだけたたましく鳴らされるクラクションに辟易したものだったけれど、自分が車に乗る側になると、クラクションは「どけどけ〜!」ではなくて、「通りますよ〜」の合図であり、実に効率的なシステムだということに気付く。何度もネパールに来ているKumaさんは普通の散策だけじゃ物足りないようで、「迷子になろう!」と路地裏やら人の家の庭(カトマンドゥは家がスクウェア型になっていて中庭がある造りが多い)に勝手に入っていってしまう。怒られやしないかドキドキしながらついて行く。

ルバール広場やゴールデンテンプルを見たあと、薄暗くなる前にホテルに戻る。ちなみにゴールデンテンプルの中央部は革製品を身につけていると入ることができない。私達は「No,No!」と入れてもらえなかった。スニーカー履いてたのがいけなかったのか、外国人だからダメなのかは「?」。ちなみに、ここで25ルピー取られたけれど、早朝だったら窓口に人がいないのでフリー。帰り道、途中、広場みたいなところで、縄跳びをして遊んでいる子供たちを見つけた。あー、古き良き町がここに残っていたーー。感動。


食はチャン(どぶろく)とロクシーで乾杯。明日はやっとこさトレッキングの出発点になるゴラタベラまでヘリコプターで移動できる。話では良く聞いていたガイドのリンジンにも会える。ガイド1人、シェルパ3人、ポーター5人という至れり尽せりのトレッキングは生まれて初めてだ。どんな人達に会えるのかしら。翌朝、同宿になったHさんたちにお参りに連れて行ってもらうことになったので、早々に寝床に着いた。

   +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
                  BACK    NEXT