ランタン谷へ                     2003年12月29日(月)

早朝のお参り

起きしてHさんにお参りに連れていってもらった。去年、Hさんと初めてネパールに来たかたがカトマンドゥにいる間、お参りを続けた結果、1年間ラッキーなことが多かったと聞き、私達も頑張って早起きする。
     余談!私も帰国してから早速、お願い事が叶いました〜v(^^)v

っ暗な中、外に出ると、もう既にたくさんの人が外を歩いていた。ネパールの人は本当に早起きだ。最初に川を渡りパタンの町に入ってすぐのお寺でお参り。河沿いの石の上では人が荼毘に付されることもあるのだとか。日本人と見ると、物売りや物乞いが近寄ってくるがだんだんそれにも慣れてきた。もう1箇所でお参りをし、真っ赤なティカをおでこにつけてもらい何やらお払いみたいなものを受ける。ご利益のほどはいかに???さよちゃんはティカがだら〜っと眉間を流れ、ホラー映画のようになっていた。

なかなか飛ばないヘリコプター

時には空港に行く予定だったのだけれど、霧も晴れず、なかなか出発の目処がたたず、ホテルのオーナーの紘子さんが何度も空港に連絡を入れてくれた。今日中にトレッキングの出発点・ゴラタベラに到着できるか心配になる頃、ようやくヘリコプターが飛ぶことになり、迎えの車がやってきた。


けの分からないうちに空港近くのヘリコプター会社の事務所まで連れてこられ、2,000ドルを路上で支払ったものの、今度は事務所でしばらく待たされる。迎えに来た男は香港映画に出てきそうな黒ずくめの格好をしていて、ちょっとアヤシげ。私達のお金を持ち逃げしないかじいじがかなり警戒してた(^_-)。

港ではセキュリティーチェックを受けるものの結構いいかげん。搭乗前に男女に分けた入口を通されるものの、女性側のボックスは無人だったので結局ノーチェック。意味ないじゃ〜ん。今回、ヘリコプターは5人乗りを2回飛ばす。私は後発のヘリに乗る。例の黒尽くめのブローカー男に「45分待ってくれ」と言われる。先発隊のヘリが往復するのに45分はかかるとのこと。彼はじいじに「この男が迎えに来るから」と空港職員(?)を紹介し帰ってしまう。逃げられては大変、とじいじはその代わりの男の名札をしげしげとチェックしていた。さすがじいじ。空港は雑然としていて、日本人ツアー客と帰省客と思しき現地人とがいたけれど、皆次々と出発していき、あとに残される私達は不安になるばかり。と、例の空港職員(?)が迎えにきた。あー、これでヘリコプターに乗れるとひと安心。

めて乗るヘリコプターは思いのほか快適。ボダナードの真っ白なストゥーパが眼下に見える。段々畑と家々がまるでプラモデルみたいだ。どんな峠にも家が見える。あそこに住む人は水を得るのも大変そうだ。やがて眼前に白い峰々が聳え立つ。私達が目指すランタン谷はどこだろう。ヘリコプターは谷を縫うように進むようになる。眼下に帰りジープで通るはずの道を探すが分からない。1回ちょっと揺れただけでヘリコプターは高度を徐々にさげる。手を振るKumaさんの姿が見えた。あー、良かった。やっとこさランタン谷トレッキングのスタート地点、ゴラタペラに着くことができた。
ランタン谷到着!

リコプターが着くと、兵隊が寄ってくる。あとは、ポーターと思しき少年達が集り、私達の荷物を手際良く下ろし、背負ってくれた。うーん、彼らがこれから5日間世話をしてくれるのね。リンジンとご対面。イメージと違い、日本人みたいな顔つき。ひげの感じが、私の知ってる日本人に良く似てる!ヘリポートから少し離れたところに今夜のロッジがあった。早速、ミルクティーを入れてもらう。おいしい〜〜〜〜!こんなおいしい紅茶が毎日飲めるなんてしあわせ〜〜〜。
明日からようやくランタン谷のトレッキングがはじまる。どんな1週間になるのかしら!

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