沖永良部島 2

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  父の叔父(私の祖母の弟)の年の祝いには、親戚・知人が総勢100名近く
   集まりました。飲めや歌えやの大賑わいは夜まで続きました。

    誰かが三味線を弾けば、誰かが歌い、誰かが踊る・・・。
     そんな暖かい田舎の正月は、私にはとても新鮮でした。
  庭にある牛小屋は、実に自然に風景に馴染んでいました。

   
お世話になった親戚の家の近くを父と歩きました。

    ここの川で泳いだとか、ここまで水を汲みに来たとか
     父の少年時代の話を聞きながら歩くと、ただの
      田舎の風景もなにか違って見えました。
   
 
 昇竜洞

  
沖永良部は数多くの鍾乳洞があること
  でも有名。

  昇竜洞は県の文化財にも指定されてます。
  
  ウジジ浜の上から。

  
天気が悪く、写真では分かりにくい
  けれど、海は本当に奇麗でした。

   浜に降りれば、サンゴがたくさん
    落ちています。
  田皆岬

  
岬自体にいるときは、全然気づき
  ませんが、離れて見ると、すごい
  断崖絶壁だということが分かります。

     奄美十景のひとつです。
  鹿児島空港

  
遠くに見えるのは高千穂連山です。

  鹿児島空港への離発着は、高千穂や
  桜島が見えるなど、展望の良さでも
  知られています。
  鹿児島〜福岡便の中。

  
鹿児島空港で、家に帰る父と別れ、
  私は友人の待つ博多へ向かいました。

  こういう風景はなにか神々しいですね。

   雲の切れ間から、諫早湾の干拓の
   堰がはっきりと見えました。
  
  一週間足らずの訪問でしたが、父にとっても私にとっても、実に充実していました。

   前に私がこの島を訪れた時は、まだ、赤ちゃんだったので、全く、島の記憶は
    ありませんでした。それなのに、島の親戚は、皆私のことを知っていて、
     それがなんだか不思議な気がしました(笑)。

    「初めて顔を合わせた」どころか、初めてその存在を知った親戚の子たちと
     屋根の上から見た、海から上がる初日の出は、とてもとても奇麗でした。


    島の風景、島の人たち、島の生活を気に入った私のルーツは、やっぱり
                この島にあるのだなあと実感しましたね。
  

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