奥秩父縦走

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5月1日(月) 第2日目

  富士見平小屋の脇から、奇麗な富士山が見えました。
    「富士見」平というのは伊達じゃないのだなと、妙に感心(笑)。
 大日岩を見上げると首が痛い。

 富士見平から大日小屋の途中で
 アイゼンをつける。コチコチの急登
 を歩いて行くとやがて大きな岩が
  現れた。
 千代の吹上げ周辺を振り返る。

 
風が無いのが幸い。
  時折ガスが切れ、五丈岩がチラチラ。

 スコップだけを持った小屋のかたが山頂から
 降りていく姿が見えた。
  あとで聞いたら、山頂から大弛小屋方面へ
 の降り口に目印を付けに行ってくれたとか。
 金峰山頂から見る瑞牆山。

 
昨日は瑞牆からこっちを眺めた
 のだが今日は逆。

 高さは金峰山のほうがあるが、
 瑞牆の形の美しさも負けてはいない。
  堂々としている。

  
 五丈岩。

 
大日岩方面から上がってくると、
 それほど目立たない。

 が、近くにくると、その大きさに圧倒
 される。
 しっとり苔生す樹林帯。
   
  
桜咲く里とは打って変わっての
   冬景色。

  けれども生命の息吹をしっかり
     感じるから不思議。
 朝日岳から金峰山を振り返る。

  なんとも言えない美しい山容。
  朝日岳への登り返しはきつかった
  が、それを忘れて見つめてしまった。

 右肩からは八ヶ岳が覗いていた。
   
  学生時代、瑞牆から金峰までの縦走を悪天候で諦らめた。
   今回ようやく、金峰の山頂に立つことができ、感激もひとしお。
   4年越しの念願が叶ったのだ。
 
 枯れたまま整然と立つ木々。

 
寂しい光景ではあるが目を離せず
  思わずパチリ。
 
  大弛小屋では、雪が多くて甲武信小屋までの行程を打ち切り
     にしたかた、テント泊だったが水を分けてもらうために小屋泊に
     したかた、などで15名弱のかたが宿泊した。

  夕食時には甲州ワインが出たり、毛布がフカフカだったりと、
    小屋での一夜は実に快適でした。


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