奥秩父縦走

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5月2日(火) 第3日目

  大弛小屋にて、水をわけていただき出発。
    小屋から国師までの急登も、金峰山・南ア・八ヶ岳の景色に
     励まされなんとかクリアー。
 北奥千丈岳。

 ルート上の広場にザックを置いて
 ピストン。標高2601メートルは
 金峰山(2599)より高い。
 天狗尾根方面。

 
国師の東面。甲武信への縦走ルートをはずし、
  天狗尾根に入ってしまったが、すぐに気づき戻る。

 国師岳からは、ものすごい下り。
 逆コースをとると、かなり苦戦しそう・・・。
 東梓  両門ノ頭  ミズシ
     ↑いずれもシャクナゲに囲まれている。花の時期に訪れたいものだ。

   しっとりとした森の中を、雪に足を取られながら歩く。
   足元に気を取られるが、ふと目線を上に向けると、穏やかな森の
   風景が飛び込んできて、気持ちが不思議と落ち着く。
 甲武信岳頂上

 
 
ミズシからの登り返しで息ぜいぜい(汗)。
  
  山頂から甲武信小屋までの下りはガレと
   凍結でちょっとびくびく。

 夕暮れ時の、嶺々はまさに墨絵の世界だった。
  
   GWの狭間とあって、甲武信小屋はゆったり過ごせた。
     食後のスライドには、甲武信周辺の魅力的な花・風景がギッシリ。
 
    小屋番「徳さん」に、GW中の手伝いのスカウトを受け、焼酎に
     ひかれたわけじゃないが、こんないいところなら、ホントに
     住み込んでやろうかと、人生のレールを外れそうになった
      一夜でした。。。
  
  奥秩父縦走3日目。慣れない残雪期の山歩きで正直バテた。
   初日のタクシーで同乗し、3日間同じ行程を歩いたオバサン2人組
   は翌日、西沢渓谷へ下りるという。前日、小屋で一緒になった
   ご夫婦も下山。顔なじみになったかたが、明日からの縦走路に
   はもういないと思うと、ちょっと弱気になる(;_;)。

   「どうしよう、私も下山しようかな・・・」とぼやくと、元気なオバサン
   2人組は「あの雪の中、甲武信を越えてこられたんだもん。
   有休とってきたんでしょ!きっと奥多摩駅まで歩けるわよ!」
   と励ましてくれる。

   いよっし!行くぞ〜!汗をたっぷりかいてバテバテの1日
   だったけれど、今日頑張れたから、きっとこのあとも、乗り切れ
   る!!ありがとうオバチャン。ありがとう甲武信岳〜〜〜。
   

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