北アルプス縦走

2000年夏

 

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8月1日(火) 第4日目

T.S.05:10−三俣蓮華岳06:05/06:10−双六岳07:25/07:40−双六小屋08:25/08:45−鏡平分岐09:55/10:05−弓折岳−大ノマ乗越10:30/10:40−(昼食)11:20/11:50−秩父平12:20/12:30−笠新道分岐13:45/14:00−抜戸岩15:00/15:10−笠ヶ岳山荘テン場(泊)15:30〜(テント設営&水くみ)〜山頂往復
  夕方からパラパラと降り出した雨も、すぐ止んだ。朝、テントから
   首を出すと、満点の星。どうも、夏山の典型的な天気が入山中は
   続いていたようだ(午前中は晴れ、午後からガス、夕方から雨)
 三俣蓮華岳への登り

  双六まで巻道を通る人は、ここが分かれ道。
  三叉蓮華は単なる「通過点」のイメージが
  強かったけれど、登り甲斐もあったし、
   展望も良かった。
 三俣蓮華岳からみた槍

 
槍から穂高まで展望はバッチリ。
 遠くに見える笠ヶ岳

  
三俣蓮華から双六岳への途中、
  笠ヶ岳が遠くに見えた。

  黒部五郎のテン場からは近くに
  見えたのに、ルートはグルリと
  巻くようだ。

  「うぇ、あそこまで今日行くのか」
  と正直思った・・・・。
 雷鳥1

 
 
 雷鳥2
 双六岳からみた槍

  この風景がみたくて、頑張って
  双六に登った。
 眼下に双六山荘

 
とにかくデラックスな山小屋だった。
  名物の「おでん」(600円)を食べ
  たかったけれど、今回はスルー。
 双六岳のテン場

 
学生時代、決まって上級生が
 1年生に「幽霊」が出ると脅かす
  テン場。

 「双六池の周りを幽霊が隊列を
  くんでグルグル回るんだよ〜」と
  話してるうちに、自分が恐くて
  トイレに行けなくなっちゃう
   のだ・・・・(笑)。
 槍が近くに見えた

 
槍を横目にみながら、双六から
 笠への稜線に入る。

 鏡平の分岐までの間に何度か
  残雪を横切ったが特に問題なし。
 眼下に鏡平小屋が

 
 秩父平手前から見た抜戸岳

  
秩父平からは、一度雪渓を横
  切ったあと、ガレてる斜面を
  ジグザグに登った。
 笠新道の付け替えを知らせる
   看板。

  
地図より、500メートルほど抜戸
  岳のピーク寄りに、上部がつけ
  かえられた。
 抜戸岩

  
ここからもう、笠ヶ岳山荘の
 モーターの音が聞こえた。

  けれど、もうひと頑張りしなくて
  はならない。
 笠ヶ岳と、笠ヶ岳山荘(右端)

  
ガスが切れ、天空に浮かぶ城
  のように、山荘が空高くにある
  のを見えた時には、力が抜けて
   休憩を取ったよ・・・・。
 テン場の水場

  
テン場から5分ほど下ったところ
  にある水場。ひしゃくで水を汲む。

  ちなみにトイレは小屋まで
  上がらないとないので、夜中に
  トイレに行きたくならないように
   注意・・・・。

  テン場から小屋までは雪渓を
  横切る。
 笠のピークへピストン

  
山荘のずっと下にあるテン場
 から、山荘まででも息切れ。

  キレイな山荘で受付を済ませ、
   石がゴロゴロしてる笠ヶ岳を
  往復してきた。
 笠ヶ岳のピーク

  看板のバックに虹が出てるの
   分かります?
    
     テン場では、単独行のオジサンたちと3人で夕食をとりました。
      いつになく、ご馳走を食べられた上、ビールまでご馳走になって感激!

     夜半から雨が強くなり、1時半くらいまで降りつづけました。  

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