奥白根山'01 (2577.6M)
(日光白根山)
〜登っても眺めても面白い名山〜


日程 2001年10月7日 ( 晴れ
形式 マイカー利用、日帰り周回ルート
メンバー Mさん・Oさん・JO(計3名)
行程 菅沼駐車場08:20−弥陀ヶ池09:45/09:50−奥白根山頂10:40/11:25−避難小屋12:00−前白根山12:30−五色山12:55/13:25−国境平13:45−金精山14:05−金精峠14:30−菅沼駐車場15:05  (実働:6時間16分)
駐車場 菅沼駐車場(30台程度・未舗装・土産屋わきにトイレ)
 ※アスファルトの広々した駐車場はお土産屋のものなので注意。
温泉 白根温泉薬師薬師の湯(「立ち寄り温泉みしゅらん」へリンク) 600円
群馬県利根郡片品村大字東小川字赤沢4667  TEL:0278−58−4126
ボディシャンプーのみ。
 ※露天風呂が広いが洗い場の数が少ないのが難。
宿泊 ふくたけや旅館 住所/群馬県利根郡片品村丸東小川155 電話0278-58-2451 
1泊2食:5000〜6500円(今回は6,000円)。アットホームな旅館。
参考HP 日光自然博物館(紅葉情報等)
コメント ガレ場あり、沼あり、樹林歩きあり、稜線歩きあり、とにかく変化に富んでいる名山。

   
           
 〜 アプローチ 〜

   
念願かなっての紅葉狩り山行
     立山・剣への山行途中に知り合ったMさん・Oさんと奥白根山に行く約束を
     したのは3年前。Oさんの盲腸、私の風邪と2年連続で山行前日にお流れに
     なっていた因縁の計画だったが、連休直前にまたまたお誘いをいただき、
     3度目の正直でやっとこさ山行が実現した。
 
   星もキラキラ、片品の夜
      今回泊まった民宿旅館は、運動部の合宿に使われることが多いためか
      とにかく食事の量がものすごい。モリモリ夕食+ビールでおなかパンパン(^^;。
      おなかを落ち着かせようと少し外に出てみると、満天の星。明日が楽しみじゃー。

    3万円ですよ!にブルブル・・・
       菅沼キャンプ村の向かいが「菅沼登山口」。アスファルトの広い駐車場に車を
       置き、出発準備をしていると、土産屋のかたがやってきた。どうやらそこは
       お店の駐車場だったらしい・・・。やばやば。「無断駐車は3万円ですよ!
       すぐ移動させて!」と強い口調。スゴスゴ近くの駐車スペースへ車を動かす
                         
   
              〜 山ん中 〜

   弥陀ヶ池からどどんとそびえる白根山の展望
       弥陀ヶ池までは急登・ゆるやかなトラバースをくりかえす。団体さんもそれなり
        に多かったが、気持ちよく道をゆずってくれた。座禅山を回りこむように高度を
        あげると急に弥陀ヶ池のほとりに出る。

                       【弥陀ヶ池と奥白根山】
                      ※クリックすると大きくなります。

   山頂に広がる人の海
        弥陀ヶ池の脇の斜面には、シラネアオイの群落地があった。もちろん今は
        花もない。鹿除けの防護ネットに囲われているのが痛々しいが、その季節
        には素敵な花を咲かせるのだろう。ここからは、少しガレている急斜を
        グングン高度を上げていく。

        手をつくような急な上り坂をクリアすると、広い頂上部分に到着。といっても、
        三角点と山頂標識がある最高点は、狭いので大混雑。こぼれ落ちそうなほど
        人がうごめいている(^^;。やっぱり百名山ということもあって人気の山のようだ。
        そういえば、駐車場に岡山ナンバーの観光バスもあったっけ。

                        【山頂は大賑わい】
                       ※クリックすると大きくなります。

    脱・雨女
         山頂部は広々としているので、ガスっているときは要注意。一度、避難小屋
         まで弥陀ヶ池と同じくらいの高度まで下り、再び本白根山へ登りかえす。
         避難小屋はトイレや水場はないがなかなか使い勝手がよさそう。

         本白根山から五色山までは、左手に奥白根山を見ながらの稜線歩き。
         残念ながら日光側はガスがわき、展望が得られないが、青空にドーム状の
         奥白根山がかっこよくそびえている。夏以降、雨具の着用率が増えていたが、
         これで脱・雨女!かな???

             【五色沼と奥白根(写真左)・五色山への稜線(写真右)】
                      ※クリックすると大きくなります。
        
                    〜 下山中 〜

      金精山はちょっちデンジャー
          五色山で正面に奥白根を見ながら昼食。菅沼へは金精峠経由で下山した。
          金精山は、頂上付近に亀裂が入っており、ルートの両脇は登山道をはずれ
          ないよう、トラロープがずっと張られていて、地割れ調査の観測機があちこち
          に置かれていた。

          金精山を越え、金精峠までのくだりは、地質が軟らかいようで崩れかけた
          ガレ場と湿った落ち葉に注意しつつ歩く。段差も大きく、膝と腰に爆弾を
          抱えているMさんは少々難儀。ゆっくりと降りる。

          金精峠あたりは紅葉が見事。金精道路を行き交う車の音が気になるが、
          なかなかいい場所。金精峠の奇妙な形のご神体をチラリと横目で見ながら
          菅沼方面へ。ここからは、斜度は緩むが、倒木がやたらと多く、くぐったり
          またいだりで障害物競走のよう(^^;。車の音がさらに大きくなったと思うと、
          菅沼の駐車地点に到着。長いが充実した一日だった。   //
    
                               

  山行記録[年別/地域別/季節別]