朝日小屋05:20⇒朝日岳06:25/6:35⇒千代の吹上07:00⇒長栂山07:30/07:50⇒
黒岩平09:15/09:25⇒黒岩山10:00⇒サワガニ山11:25/11:35⇒犬が岳13:00/13:20⇒
黄蓮ノ水場15:10/15:30⇒菊石山15:45⇒白鳥山18:10
テントから出てみると、ガスで一面真っ白だった。撤収が終わっても
まだ明るくならないので、小屋で暖を取らせてもらいながら陽が出る
のを待った。朝日岳山頂も真っ白。晴れていたらどんな風景が見える
のかなぁ。。。
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朝日岳山頂をあとにし、栂海新道へと向かう。と、雲が切れ、光が差し込
んできた。やったー!今日は晴れてくれそうだ!
希望の光が差し込んできた!!
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「千代の吹上」という名はあちこちの山でつけられているけれど、ここも
例外でなく、ゴチゴチした岩が多い場所だった。五輪尾根をわけ、栂海新
道へ入ると、とたんに地塘が現れ、なんとなく、らしくなってくる。
白高地の地塘
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長栂山への下りで完全にガスが切れ、青空が広がってきた。長栂山
付近は伸びやかな地形でテンションが上がる。「心が洗われるってこう
いうことかな」と一人でうきうきし、「癒される〜〜〜〜」と連発。
長栂山から朝日岳を振り返る
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しかーし、「癒しの風景」はまだまだ続く。長栂山からは、今日これから
歩く縦走路がバッチリ望め、その手前には数々の地塘群があったのだ。
くわぁ〜〜〜、たまらん〜〜〜〜!!!
今日歩く縦走路が見える
アヤメ平が見えてきた
アヤメ平
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小さなアップダウンを繰り返し、黒岩平まで歩く。ぬかるみが
多く、ズボンの裾がどろどろ。スパッツが欲しくなる。途中、たくさん
の蛇に会った。とぐろを巻いている蛇に出会った時は、トップを歩く
せっちゃんも脇を通るのをためらった。と、後ろからがちゃぴんの
喝が飛ぶ。
「そんなの、ウンコだと思えばいいんだよっっ!!!」
いくらとぐろ巻いてるとはいえ、巻きグ○には見えっこないよ。
がちゃぴん、勘弁しちくりー(T_T)。
桃源郷・黒岩平
黒岩山山頂
黒岩山から黒岩平を見下ろす
こういう池を何度となく見る
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北又ノ水場を過ぎると犬ヶ岳までは痩せ尾根を歩く。犬ヶ岳手前は
ラクダのこぶみたいな急登のピークを2度越さなくてはいけない。
休まず歩き続ける私らにがちゃぴんが、「君らとは2度と山に行かない!」
だって。そんな寂しいこといわないで、また行きましょうよ〜。
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犬ヶ岳から樹林帯をどんどん降りる。黄蓮ノ水場はエアリアには「往復
10分」となっていたが、もっと近いようだった。黄蓮ノ水場に、テントが
張れるスペースがあって、ここで幕営するか迷ったけれど、頑張って
白鳥小屋まで行くことに。
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菊石山の登りはさておき、大変なのは下駒ヶ岳への急登。アキレス腱を
嫌というほど伸ばされる急登だ。栂海新道を歩くなら、とにかく、「見える
ピークは全て登る」と考えていたほうが精神安定上良いと思われます(-_-;)。
白鳥山が近づいてきた
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なんとかヘッドランプを出さないで白鳥小屋に到着。「夏場は枯れる」と
ガイドブックに書かれていた白鳥の水場もまだちょろちょろ流れていたそうな。
今年は雨が多かったため、どこも水が豊富だったようだ。
小屋2階建で、20人を越えるとちょっときつい。トイレは急坂を少し下った
ところに立っていた。12時間行動はさすがに疲れたー。
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