◆◆ 3日目◆◆
5/2: 三嶺避難小屋05:30−山頂05:40/05:45−お亀岩07:00−天狗峠07:20−天狗塚07:40
−久保バス停10:10
一緒に小屋にいた姫路のおっしゃん3人組がこのあと笹ヶ嶺の
ほうへ行くけど一緒に行く?と誘ってくれた。天気予報は5/4は
雨だと言ってるからどうせ予定していた「石鎚・瓶ヶ森」には行け
なそうだし、便乗しちゃおうかなぁと迷ったけれど、やっぱり天狗塚
経由で下山したかったから、小屋でさよならすることにして出発した。
朝焼け 今日いっぱいは天気がもちますように!
三嶺山頂から今日歩く方を望む 西熊山
三嶺山頂をもう一度踏み、西熊山へ向かう。たおやかな稜線
が今日も迎えてくれる。あ〜〜〜、気持ちいいな〜〜〜\(^o^)/。
紅葉のころはコメツツジが真っ赤に染まるのだろう。そのころはどん
なに素敵だろう。。。
一度、大タオという鞍部に下ってから西熊山に登り返す。北面を巻く
ようにしてじりじりと西熊山頂に近づく。
西熊山山頂はもうすぐ 山頂から見る天狗塚方面
西熊山から天狗峠との鞍部にあるのがお亀岩。本当に亀がだらっと
寝そべったみたいな大きな岩があった。亀みたいだから「お亀岩」
なのかなぁ??? お亀岩から稜線を南側に一段下がったところに
お亀岩避難小屋があった。
お亀岩 意外に奇麗だったお亀岩避難小屋
標識には稜線の北面にも南面にも
水場があると書いてあった
お亀岩から、樹林の中を天狗峠手前の稜線まで登る。30分くらいで
再び展望が開け、笹っぱらの広い稜線が広がる。三角錐みたいな
特徴的な天狗塚が目に飛び込む。うーん。素敵だ!
あー、やっぱり三嶺に登るなら天狗塚も行かないとだなぁと思わされた。
天狗峠手前からから 天狗塚
歩いて来た稜線を振り返る
天狗峠に来ると風がものすごく、ザックをデポし、雨具をはおってピス
トンした。サブザックを持ってきてないので、雨具のポケットにペット
ボトルと地図とカメラを突っ込み(^^;、出発。相変わらずすごい風。
山頂直下までは原っぱ同然の道をテケテケ歩く。ちょっとの急登を
終えると天狗塚の山頂。今日歩いて来た三嶺からの尾根が見える。
牛ノ背方面の広い尾根も素敵だ。あんなところでぼやーっとするのも
いいだろうな〜。
天狗塚から天狗峠方面 天狗塚から牛ノ背方面
天狗塚から久保バス停まではひたすら樹林の中を歩く。西山林道
登山口からピストンする人が多いようで、ここから急に登山者の数
が増える。そうそう、天狗塚で出会った単独行のかたが、ネット上で
見かける秋さん(HP)だったと後日発覚!!世の中狭いのぅ〜〜(驚)。
西山林道を横切る(数台の駐車スペース有り)。途端に登山道の
様子が変わる。枝打ちされた枝葉が散らばったままだったり、
倒木が登山道を被っていたり、あまり歩かれていない印象。
仕事道が交錯する箇所では、間違ったかと思って2回戻って
みたりした(結局、合ってたけど)。
沢を横切った後、廃屋のわきを通過すると、竹がビヨーンと
倒れていて登山道を覆ってしまっていたので、リンボーダンスか
お化け屋敷みたいに竹をかきわけたり、くぐったりしながら向こう
側に渡った(^^;。
そうこうしていると再び林道にぶつかった。ここまで来れば久保の
バス停はもう少し。祖谷川を見下ろすと、涼しげな渓谷美が縦走の
疲れを癒してくれる。奇麗だな〜〜〜。
4月からバスのダイヤが変わっていて、名頃ではなく、久保が始発に
変わっていた。阿波池田方面から名頃に行くには、久保から名頃方面
に行くスクールバスに乗り換えなくてはいけないらしい。
四国の山は思いのほか静かで驚いた。紅葉の時期は違うのかなぁ。
GWだっていうのに四国の人はいったいどこ行ってるんだろう!?って
山行中、何度も思ったものだけれど、下山後立ち寄った観光地で
「みんな、ここにいたのね・・・」と嫌と言うほど分からされることとなった。。。
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