八ヶ岳縦走'04  
(権現岳・赤岳・横岳・硫黄岳)
〜青空まぶしい縦走路〜


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日程 2004年10月15日(金)夜行〜17日(日)
地域 八ヶ岳
形式 一般登山道縦走(小屋泊)
メンバー JO
行程 10/15新宿駅23:54発(ムーンライト信州)=
10/16:=小淵沢03:09/05:50=観音平06:15−雲海07:00−青年小屋08:45/09:10
       権現岳
10:20/10:40−キレット小屋12:10/12:20−赤岳14:20
10/17:頂上小屋06:10−天望荘06:35/06:45−横岳08:00−硫黄岳山荘08:30/08:50
     硫黄岳
09:05/09:20−赤岳鉱泉−美濃戸山荘11:45/11:50
      (途中で拾ってもらう)
12:15−美濃戸口12:20/13:09のバス
駐車場 ★観音平 30台  ★美濃戸山荘、美濃戸口 etc.
入浴 八ヶ岳山荘(美濃戸口バス停前)・・・500円(モンベル会員無料)
 7時〜20時  0266-74-2728


                   *** アプローチ ***
       
         末に久々に並んだ2つの晴れマーク。前の週まで雨にたたられていた
         ので、こりゃー絶対どっかいってやる!と意気込んだ。太陽が恋しい!
         っつうことで、急遽、八ツに行くことに決定〜。ホントは泊まってみたかった
         オーレン小屋とかしらびそ山荘狙いで行こうかなぁって思ったんだけど、
         なんせ、「ご来光」が見たかった。なので、頂上小屋に泊まることにして
         ガッツリ歩くコースを選んでみた。

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        々に乗ったムーンライト信州号。今秋、最後の運行日で、ガラガラ。
         小淵沢で降りて、先客の学生さんの隣にシュラフを広げて仮眠。
         翌朝、うまい具合に観音平までのタクシーの相乗りの相手が見つかって、
         1600円/人で観音平まで行くことができた。

↓↓↓


                          1日目


         10/16:=小淵沢03:09/05:50=観音平06:15−雲海07:00−青年小屋08:45/09:10
                権現岳
10:20/10:40−キレット小屋12:10/12:20−赤岳14:20


         音平からは直で青年小屋に向かった。編笠をカットしちゃうのは
         もったいないかなーと思ったものの、今回の山行の目的は赤岳山頂からの
         ご来光だったから、今日は頑張って赤岳まで歩きたかったんです。


         林帯の中をテクテク歩いてると、森がきれているところから富士山が
          すっきり見えました。期待していた青空は無かったけど高曇りで展望はあったので
          OKとしましょう。。。青年小屋までは特にあぶないところもなく歩きやすかった。

 
                 
                     

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        が切れ、目の前に青年小屋が飛び込みます。で、左を向くと、大岩ごろごろ
        の編笠山がどどんと現れました。これを見ると「編笠山は巻いといて良かった
        かも・・・」って思ってしまいます。



   
         ↑青年小屋前からみた編笠山                  ↑権現岳への登りから見た編笠
                                                   (編笠って名前に納得・・・)


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       年小屋から少し西岳よりに行ったところにある水場に寄ってから(徒歩4分)、
       権現岳へ出発。急登にすぐふーふー言ってしまい、先が思いやられる。。。
       んが、ここでやっとこさ北アルプス方面の展望も出てきて感激。
       青年小屋からは「あそこまで1時間半もかかる?」と思うくらい近くに権現小屋
       が見えてたけど、ギボシの岩場チックなところをのろのろ歩いてたらなんだかん
       だ時間がかかってしまった。


    
      どどんと「ギボシ」                           権現岳から見た「阿弥陀」+「赤岳」
         この登りがきつく感じた・・・                        あんなところまで歩いて行けるのかしらん

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      現岳からは、いきなりハシゴを下る。半分宙に浮いたみたいなハシゴは気持ち
      悪い。わたしゃ、高いとこが嫌いなんで、気を紛らわせるために段数をかぞえてみた。
      全部で58段あったよ。ホントはおりきったところでハシゴの写真を撮ろうと思ってた
      のに、そんな余裕はなかった・・・(T_T)。そこからは、ちょっとした岩場はあるけど、ま
      あ悪くない道。キレット小屋の手前でカモシカ発見。じーっと見つめあったのに、カメラ
      を出すと知らん顔(T_T)。

      レット小屋で、テン場と水場を見に行くものの、水場はちょっち下まで行かないと
      なので、途中で引き返す。でも、水の流れる音はしたので涸れてはなかったのかな?
      ここまでで、へばってたら、キレット小屋んとこでツェルト張ろうと思ってたけどなんとか
      赤岳まで行けそうだ。あと、2時間。頑張るぞー。


     
         カモシカとにらめっこした                       キレット小屋から赤岳方面
 

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     てさて、キレット〜赤岳の登り。ここは「登り」でえがった・・・。ザレた岩場の下り
     って苦手だから、ここを逆コースにするとわたしゃ、泣きが入るだろうなぁ。
     今回は岩がほどよく乾いていたので、登る分には大丈夫(^-^)g。鎖はルートの
     目安にする程度にして、頼らず、三点確保で登ったほうが良さそうなところが数箇所。
     岩がもろくなってるので落石をおこさないように要注意〜。


    
    遠くから見たときはどこから登るんだろう!?て思った         登ってきたところを振り返る


    
      山頂手前のはしご                            真教寺尾根の分岐。
                                                「手もと足もと」のあとは「注意」って
                                                    書いてあったのかなぁ?


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       ろのろ岩場を歩いて、やっとこさ赤岳頂上小屋が見えるところまで到着。
        山頂手前で、すれちがったおっしゃんから、「もう息を止めてる間に着くよ!」
        と励ましてもらったけど、軟弱JOはぜーぜー言ってて息止めたら死にそう
        だった・・・。

                 
                      頂上小屋が見えた!

                 
                    やっとこさ着いた〜〜〜!!


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       上小屋は、立地条件が悪いから収容人員はまあまあだけど、パブリック
       スペースも限られてる。自炊スペースが無いに等しく、素泊だった私は
       ちと肩身が狭かった。小屋の人からは玄関脇のストーブんところで自炊する
       ように言われたんだけど、実際は喫煙者がたむろしてて場所が無い。。。
       下駄箱わきでちんまり夕食作り。けっこう邪魔になってたと思う。すんまそん。

       でも、食堂からの景色は最高だった。浅間山がもくもく噴煙上げてるのを
       見ながらビール+乾きもの。うぃ〜、山はええーのーー。明日も楽しみだー。

   
          頂上小屋から横岳方面                        頂上小屋からの夕景

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  山行記録[年別/地域別/季節別]