5/6 幕営地(05:35)→赤倉山(07:35-07:45)→ナラズ山南端(09:15-09:40)→
鞍部(10:40-10:55)→佐部流山(12:45-13:45)→赤トイ山(14:45-15:00)→
沖西ノ沢の頭(16:05)
湿原の朝 静かだ〜
3時45分起床。夜明けは早く、4時半くらいから明るくなる。5時半出発。
今日も青空。暑くなり雪が腐る前にどれだけ距離を稼げるかなあ。
苗場山頂湿原 はじっこから雪がこぼれ落ちそう
出発〜。 バックの稜線のほとんどを今日歩く
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まず、湿原南端の赤倉山への尾根の降り口へ。ほぼピンポイントで降り口
到着。さすが読図名人のBannさん。心強いなー。
苗場山頂台地から赤倉山へ向かう尾根
顕著な尾根を降り、赤倉山へ登り返す。逆コースの場合、赤倉山から
尾根への下降地点が分かりにくそう。ここからナラズ山へは針葉樹の
中の歩き。藪に入ったり雪の上に出たりとルート取りに苦労しながら歩く。
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ナラズ山の山頂からは苗場山や昨日登ってきた神楽ヶ峰が見える。
ナラズ山の頂上あたりから歩いてきた尾根をふりかえる
ナラズ山の頂上あたりから歩いて行く尾根を見つめる
正面の長いのが佐武流山
正面には横に長く大きな佐武流山。逆コースから来る場合、赤倉山同様、
下降点を見つけるのが難しそう。ひろびろしたナラズ山の山頂はいつか
テントを張りたい気持ちの良い場所だった。
ここから、いったん下降し佐武流山への長い尾根にとりかかる。
ナラズ山との鞍部から。
正面の佐武流山の主尾根までが近いようで遠い!
佐武流山への登りは、藪を避け、尾根のわきに残っている雪の上を歩くが、
雪壁のような段々になっていて、ステップをきっていくのが大変
(私は2番手で楽させてもらいました・・・)。
佐武流山への登りではギラギラの照り返しがまぶしいやら暑いやら。
晴れは嬉しいけど、ちょっと曇ってほしいなあなんて、贅沢なことを考える。
登っても登っても尾根が続く。 ひ〜〜
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佐武流山のピークに立ったときは、すでに行動開始から7時間。ここで大休止。
山頂標識は頭の部分が雪からわずかにのぞくだけ。山頂からは、志賀方面の
山や谷川連邦、遠く越後の山々までグルリと眺めることができた。
さすが200名山って言われるだけあるなあ。
山頂標識もちょこっとだけしか見えない
苗場山もまだ見える
歩いてきた道を眺めるのも縦走の楽しみだ
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佐武流山をあとにして、今日の幕営予定地の沖ノ西沢ノ頭まではすぐ
だと思いきや、7mくらい?の雪壁登場。バックステップで降りるだけなん
だけど、足元をのぞくと、遥か下の谷まで視界に入って気持ち悪い。
そのあとは、快適に鞍部まで下り、広い斜面を登れば赤樋山
佐武流山からのくだり。
ちょっとやせてるところもあるから慎重に慎重に・・・。
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赤樋山から沖ノ西沢ノ頭までは再び、藪に入り〜、雪を踏み抜き〜、
でこぼこの雪庇の上を歩き〜を繰り返し、くたびれ果てた。
藪の中を歩いたり雪庇の上を歩いたり・・・
雪がもっとついていてくれれば、歩きやすかったのになー
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沖ノ西沢ノ頭からは白砂山が綺麗に、そして大きく稜線を伸ばしていた。
あー、明日はあそこに登れるんだー(登らないと降りられないんだー・・・)。
沖ノ西沢ノ頭から見た白砂方面
沖ノ西沢ノ頭の尾根上にテントを張る。山頂は、手前から見たときは
想像しなかったくらい広々していた。
今日も昨日同様お酒には手がつかなかった。お酒より、温かいスープ
やココアを体がほしがっていた。疲れていたんだろうなあ。
明日は雨の予報のため、雨が降る前に白砂山をやっつける作戦。
3時起床4時半出発に決定。
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