*** 2日目 ***
朝から良い天気。朝食ではシュウマイが出た。小屋番さんの奥さんの手作り
なのだとか。とってもおいしい。昨夜、飲みすぎてた人はちゃんと朝ごはんを
食べられたのだろうか。安眠妨害を被ったものの、ちょっと気がかり。
あの酔いっぷりは、ちと他人事ではなかったりして(^^;。
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今日は権現岳経由で観音平に戻る。とりあえず水場に行ってから出発。
水場は往復10分くらい。
小屋からは初っ端から急登。でも、編笠山は奇麗に見えるし、登るにつれ
て、南アルプスだとか、八ヶ岳の峰々だとか、ついには北アルプスまでもが
みえてきて、とっても気持ちよい。それにしても、M先輩は山は1年ぶりだと
言ってたのに、かなりペースが快調。ほっとくと、そのまま権現岳まで行って
しまいそうなので、見晴らしの良いところで1本取ってもらう。
青年小屋の裏手。バックは編笠山 ギボシ+権現岳への登り
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ギボシを巻くようにしていく途中に鎖場があるけれど、天気が良ければ
足場もちゃんとしてる。濡れてたり凍ってたらいやだろなぁ。
なんて思ってたら、ちょこんとした権現小屋のわきに出た。
権現岳では学生さんたちが、写真を撮るための場所を譲ってくれた。
礼儀正しい学生さんにシャッターを押してもらう。少しゆっくりしてから
三ツ頭に向う。
編笠山 バックは南アルプス ゴツゴツした登り
権現小屋 にょきにょき八ヶ岳の山々
左のこんもりしたのが編笠 左が阿弥陀、右が赤岳
右のゴツゴツしたのがギボシ
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三ツ頭への稜線は、概ね歩きやすくって展望も最高。赤岳を振り返ったり、
富士山を望んだりしながらテクテク歩いていくうちに三ツ頭に到着。
ここでも編笠山を眺めたりしながらのんびり過ごす。下りるのがもったいない
くらいの好天だ。
権現方面から見た三ツ頭 権現あたりから見たニョッキリ赤岳
こんもり編笠山 左から権現、阿弥陀、中岳、赤岳
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昨日、青年小屋で披露宴を挙げた新郎新婦が「山に登る」と聞いていたが
小屋のわきから簡単に登れる編笠山だろうなあと、考えていたので、しきり
に、編笠山への登山道をチェックしてたけど、ところがどっこい彼らは権現岳
に登っていたのだとあとで知った。すんごいカップルだなぁw(゜o゜)w
。
三ツ頭あたりから見る富士山
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三ツ頭から下ると段々と樹林帯に入っていく。カラマツやダケカンバの
黄葉が目立つ明るい下山路だ。時折、足元が明るい黄緑色の笹原に
なり、気分も軽やかだ。途中、カラマツやダケカンバが奇麗なポイントで
大休止。あー、おりるのがもったいない〜〜。
南アルプス方面 カラマツが奇麗〜。
いろんな色でもりだくさん 青空が良く映える
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途中、「延命水」と標識が出た分岐があった。観音平のほうにも延命水
があるので、そっちに行こうとしたら「観音平には行けません」と書かれて
いるので、「甲斐小泉」方面へ直進する。と、やがて、本物の「観音平」への
分岐に到着。そこからも気持ちの良い散歩道で、すっかり下山ムード、
と思いきや、最後の最後で思わぬ急登があってコタえた。
観音平ちかくの癒しの森
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観音平で携帯でタクシーを呼んで、道の駅にある温泉に向う。
温泉は時間が早いからか、すいていてゆっくりできました。
同じ敷地内にあるおそばを食べてから、小淵沢の駅までもうひと歩き。
文字通り駆け込んだ特急あずさは、臨時列車だったため、ガラすき。
さっきまで歩いていた編笠、権現を眺めながらの車中の人となる。
特急は、超快適。早めの時間に帰京できました。
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