幕営地0620〜横尾山0645/0700〜豆腐岩0730〜木賊ノ頭0745/0755〜道迷い(ToT)〜
木賊ノ頭0925/0930〜1000/1015〜飯盛山1215/1230〜清里1350
4時起床。外は薄ら明るくなっているけれど、あたり一面ガスに覆われているので
2度寝。5時にもぞもぞ起き出し、とりあえず行けるところまでにつもりでと出発して
みる。横尾山までは一般登山道。アップダウンはほとんど無いけれど、岩が濡れて
いるので、油断してケガなどしないように注意して進む。
カヤトの原から横尾山方面 なんの花?
ガスの中の横尾山山頂。誰もいなく、静か
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山頂からいよいよ破線ルート。踏み跡はそこそこある。尾根が広くなれば
散らばり、尾根が狭くなればはっきりした踏み跡になる。
横尾山から破線ルートを進む。 横尾山から下ると「大平牧場」への分岐
時折出てくる赤テープ 標識はあるけど、道は見当たらない
やぶに覆われてるけど、踏み跡はうっすらあった カラマツ(?)の芽吹き
豆腐岩への登り この岩のことを「豆腐岩」って
言ってるのかな?
この岩の左をすりぬけ、顕著な踏み跡を行く
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木賊ノ頭にて
豆腐岩で左に折れ、木賊ノ頭までは問題無し。ところが、そのあと、踏み跡に
頼りきり直進。木賊ノ頭の西側の尾根に入ってしまう。悪いことに西側には
登山道ばりの道があり、急坂にはトラロープまではってある。けれども、徐々に
地形図とつじつまが合わなくなってきて、やがて踏み跡も途絶える。
間違えて西側の尾根に入り込む 奥多摩の登山道ばりのはっきりした道
トラロープまで張られてた。
テープがべたべたはられた木がたくさんある広場 地形図じゃありえない方向に
で踏み跡ははたと途絶えた。 下界が近づく。間違えたっ。
踏み跡が消えた広場っぽいところでやっと間違えたことに気づく。
ガスで全体的な地形が分からず、焦りもでてきたので、頭を冷やすつもりで
20分ばかり休憩を決め込む。その間にちらりとガスがきれ、南側に目指す
べき尾根が見えた。
それでもまだ間違えたことを認めたくない自分がいるものの、ちらりと見えた
尾根が槍への尾根と思えば、全てのつじつまがあう。
ガスが消え、槍方面への尾根が見えた
とりあえず、木賊ノ頭まで登りかえすことに。木賊ノ頭でもう1度落ち着いて
地図を見返す。木賊ノ頭のピークの手前から、行くべき尾根が出ていることを
見落としていたことに気づき、更に戻る。と、行きは気づかなかったテープを発見。
そのころには、槍までの稜線もはっきりわかるくらいにガスは嘘のように晴れて
しまった。気づけば2度の大休止込みで1時間半もロスしていた。とほほ。
槍へは顕著な尾根。 槍のピーク
もう間違えないぞ〜 横尾山から歩いてきた尾根、
これからいく尾根が見える
槍からは尾根が広くなるけれど、次の「三ツ沢の頭」も見えているので
進む方向がとりやすい。ガスってたらここも分かりにくかったかも。
槍からのくだり。右斜め前に進む 下りきると尾根が広くなり、
踏み跡がちらばる
鞍部から三ツ沢ノ頭を見上げる
ガスが晴れて、山が見えるから登る方向が定まりやすい。
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三ツ沢ノ頭を超えていくと、これまでの藪尾根からうってかわり、カヤトの原
が広がり、行く手に飯盛山の、名前どおりのこんもりしたピークが見える。
思わず「出たーっ!爽快〜〜♪」と独り言。と、ガサガサッと音がして、
原っぱで休憩している登山者がいた。まさか人がいるとは思わなかったので
気まずさを隠すつもりで「こんにちはっ」と声をかけ、そそくさと先に進む。
いきなり景色が一転。
左奥に「飯盛山」が見える 柵の内側を行く
結局は藪の中。。。
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ここからは牧場の柵に沿うようにして藪尾根を進む。柵の反対側は歩きやすそうな
原っぱだけど、藪がわを歩くしかないようだ。
お花見しながら、わっせわっせと歩く
途中から、切り倒した木がたくさんあって、
踏み跡すらふさがれて歩きにくい。
藪を歩いているうちに、濡れた藪対策でつけていたザックカバーが
無くなっていた。山にごみを落としてしまった・・・・。反省・・・。
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途中から、足元にころがってきた首輪をつけた迷い犬をお供につけ、
飯盛山に到着。大勢のハイカーにかわいがられているうちに、ワンコは
どこかへ行ってしまった(ToT)
今日歩いたコースを振り返る 途中から現れた迷い犬
飯盛山まであと少し!
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山頂に出ると、いきなりたくさんのハイカーが現れた。清里駅からはメジャー
なルートだ。いつか、マツムシソウが咲くころに、私ものんびりハイキングで
また来たいな〜。
山頂でパンをほおばり、雲の切れ間から、八ヶ岳のまだ雪をつけた山腹をちら見し
ながら全容を現すのを待ったが、当分顔を出す兆しがなかったので諦め清里駅への
最短ルートで下山することに。
気持ちの良い山頂 証拠写真
側にいたおじいちゃんに
撮って貰った
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清里駅までつなげるぞーっ
八ヶ岳は雲の中・・ 青ジャージ軍団が登ってきた
青ジャージ軍団のこんにちは攻勢にも負けずに、更に下る
なんの花?
スミレやらニリンソウやらを愛でながら緑の中を下る
アスファルトに出れば楽勝!と思いきや、清里駅まではちょっとした峠を
越さなくてはいけなくてへとへと。駅についたときは嬉しかったな〜。
清里の駅前はシャッターを閉じたお店が多くちょっとさびしい雰囲気。
それでも、小海線は満員御礼。小淵沢駅までは大勢の人が乗車。
そこからホリデービュー快速の2階席でビールで一人打ち上げしながら帰りました。
踏み跡に頼りきり、安易に歩いてしまったことが反省点。
でも長いこと課題になってたルートを歩けたので満足です。
電車の中で食べるつもりで清里駅で買った「峠の釜飯」
結局、疲れて電車の中では爆睡。
おうちで食べることになりました(^Q^)
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