奥鬼怒:日光湯元から奥鬼怒〜大清水'08  

〜新築の念仏平避難小屋に泊まる〜


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日程 2008年11月2〜3日
山域 奥鬼怒
形式 避難小屋泊、縦走
メンバー JO
行程 11/2(日)東武日光駅07:41=(バス)=日光湯元09:30〜国境平11:40〜金精山12:10〜金精峠12:55〜温泉ヶ岳(ピストン)13:50〜旧念仏平避難小屋跡14:40〜念仏平避難小屋(泊)15:00
11/3(祝)念仏平避難小屋06:10〜根名草山06:45/06:55〜分岐08:10日光沢温泉08:50/09:05〜鬼怒沼湿原端11:05〜物見山11:45〜湯沢出合〜13:05〜大清水14:00/15:00=上毛高原駅17:02
駐車場 日光湯元、大清水
温泉


                   *** アプローチ ***
       
     イツの「ロマンチック街道」に由来する「日本ロマンチック街道」
     と名づけられた観光ルートがあるのをご存知ですか?
長野県上田市
     小諸市間ならびに栃木県日光市〜宇都宮市の全長約350kmにも及ぶ
     ドライブにちょうどよい道路です。

    
     それになぞらえて「日本ロマンチック街道〜山バージョン〜」
    勝手に名づけて、いつからか、志賀高原から足尾までをつなげようと、
    ちまちまと縦走路を歩いている。その一環で、2003年に白毛門〜巻機山、
    2005年に丹後山〜巻機山、2006年には苗場山〜白砂山を残雪期に歩き、
    2007
年には日光〜皇海山と歩き、残るは越後〜尾瀬〜日光の区間を
    つなぐだけとなった。

    年中に尾瀬と日光をつなぐべく、最近、なぜか山岳会で流行ってる
    この山域に足を踏み込むことにした。今回の山行のもう1つの目的は、
    新築の「念仏平避難小屋」に泊まること。栃木の労山が中心となり、
    移転・新築し、1029日から泊まれるようになったとのことだった。
    避難小屋の新築構想が栃木県側で立ったとき、実は群馬県にこの小屋が
    建っていたことが分かり計画が頓挫。その後、元の場所から15分ほどの
    栃木県側に場所を移し、再建する運びとなったのだとか。

         
                


↓↓↓


                      *** 1日目 ***



       東武電車とバスを乗り継ぎ、日光入り。紅葉が終盤に差し掛かっていた、
    いろは坂の渋滞がひどくならないうちに日光湯元に定刻20分遅れでバス
    は到着。


    
     オニューの靴下。           バスの中から(いろは坂の紅葉)
     右足には「R」左足には「L」
      とマークがついている。

  
     いろは坂をぐんぐん登る          中禅寺湖(バスの中から)

  
     戦場ヶ原(バスの中から)      湯の湖(もうすぐ終点の日光湯元)





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    光湯元温泉の奥から入山。標高1900mくらいから雪がうっすら現れる。
     急登をこなし、箱庭のように日光連山や湯ノ湖を眼下に望むように
     なる頃、「国境平」と呼ばれる分岐に着いた。


  
     日光湯元温泉の奥から入山          登山口

     
      うっすら雪が残ってる         青空が嬉しい


  
    途中、何パーティーかとすれ違った。    振り返ると日光連山がどーん。


  
   五色山方面?                  温泉ヶ岳方面

         
              国境平の分岐
               日光白根登山のメインルートからは
                はずれていて静か。

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   線は風が強く、フリースの帽子を被り、手袋をつけ樹林の中を歩く。
   金精山から金精峠までの下りは夏でも道が悪く、トラロープが至る所に
   付けられているが、うっすら雪が被り、更にしょっぱい下りを強いられる。
   ツルッとした一枚岩の通過が特に緊張し、同じく単独の、優しいおじさん
   が、私が通るのを心配して見ていてくれた。おじさんは金精峠から菅沼へ
   下るとのこと。霧氷目当てに来たものの、ちっとも見られず残念がりながら
   「気をつけていってらっしゃい」と飴玉をにぎらせてくれた。

  
        金精山に到着                     山頂から、金精道路を見下ろす



     
         金精山から見た日光連山。
          湯の湖の形、どっかで見たような??? →   あっ。以東岳から見た大鳥池
                                          に似てるんだ!!!



             金精山から金精峠への下り途中は写真ナシ。
              雪が無ければ、多少、悪い程度のなんてこと無い道なんだけれど、
                うっすら雪がのっていて、いやらしい下りでした・・・。
               
               いつものビビリモードで、へっぴり腰でよろよろ下りました(ToT)

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      精峠からは、笹の斜面や、濃い緑の樹林帯を歩きながら、時折
     現れる雪を踏みしめ温泉ヶ岳まで高度を稼ぐ。ほどなくして温泉ヶ岳
     への分岐に到着。登り10分ほどで展望の良い山頂に出た。

     日光から尾瀬の山まで一通り眺めることができる。天気は良いが、
     うっすら雪を被りモノトーンの風景。
      日光白根の山頂はとても寒そうに見えた。



  
    金精峠から温泉ヶ岳のほうを見る              北側は雪が残っている



  
        日光白根山方面を振り返る。              南斜面は雪は無い

 
  
     縦走路から「温泉ヶ岳」への分岐            片道10分くらいで山頂へ
       ザックを置いてピストン
 
                  
                   山頂から遠くに、新しい避難小屋が見えた        


  
      丸沼方面の山                     温泉ヶ岳への分岐に
                                     避難小屋移動の案内がありました。



  
         旧小屋との位置関係                  問い合わせ先

      

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     泉ヶ岳から下り、分岐で再びザックを背負い、縦走路を行くと、おにぎりを
   ほおばりながら歩いてくる年配の男性とすれちがう。この人こそ、今日泊ま
   る念仏平避難小屋の管理をする森さんだった。
    森さんいわく、新しい避難小屋にも水場はあるが、この季節は凍っている、
   更に少し下れば水は得られるが細いことを教えてもらい、結局、元の避難小屋
   があった場所で水を汲んでいくことにした(良い水場でした)。 





  
      背丈の高い笹原を通過                温泉ヶ岳をふりかえる
       (刈り払いがされています)


  
       旧小屋の水場(流水)                   旧小屋の建っていたところ
                                     (小屋は撮り壊れ、無くなっていました)


  
      倒木や枯れた木が多い森                  新しい念仏平避難小屋に到着

 

   避難小屋からは15分ほどで立派な念仏平避難小屋へ到着。
   中に入るとご夫婦が2段になっている小屋内の上段を陣取っていたので、
    私は下の段を使うことに。結局、この日は計4人でゆったり過ごせました。

     
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