*** 1日目 ***
東武電車とバスを乗り継ぎ、日光入り。紅葉が終盤に差し掛かっていた、
いろは坂の渋滞がひどくならないうちに日光湯元に定刻20分遅れでバス
は到着。
オニューの靴下。 バスの中から(いろは坂の紅葉)
右足には「R」左足には「L」
とマークがついている。
いろは坂をぐんぐん登る 中禅寺湖(バスの中から)
戦場ヶ原(バスの中から) 湯の湖(もうすぐ終点の日光湯元)
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日光湯元温泉の奥から入山。標高1900mくらいから雪がうっすら現れる。
急登をこなし、箱庭のように日光連山や湯ノ湖を眼下に望むように
なる頃、「国境平」と呼ばれる分岐に着いた。
日光湯元温泉の奥から入山 登山口
うっすら雪が残ってる 青空が嬉しい
途中、何パーティーかとすれ違った。 振り返ると日光連山がどーん。
五色山方面? 温泉ヶ岳方面
国境平の分岐
日光白根登山のメインルートからは
はずれていて静か。
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稜線は風が強く、フリースの帽子を被り、手袋をつけ樹林の中を歩く。
金精山から金精峠までの下りは夏でも道が悪く、トラロープが至る所に
付けられているが、うっすら雪が被り、更にしょっぱい下りを強いられる。
ツルッとした一枚岩の通過が特に緊張し、同じく単独の、優しいおじさん
が、私が通るのを心配して見ていてくれた。おじさんは金精峠から菅沼へ
下るとのこと。霧氷目当てに来たものの、ちっとも見られず残念がりながら
「気をつけていってらっしゃい」と飴玉をにぎらせてくれた。
金精山に到着 山頂から、金精道路を見下ろす
金精山から見た日光連山。
湯の湖の形、どっかで見たような??? → あっ。以東岳から見た大鳥池
に似てるんだ!!!
金精山から金精峠への下り途中は写真ナシ。
雪が無ければ、多少、悪い程度のなんてこと無い道なんだけれど、
うっすら雪がのっていて、いやらしい下りでした・・・。
いつものビビリモードで、へっぴり腰でよろよろ下りました(ToT)
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金精峠からは、笹の斜面や、濃い緑の樹林帯を歩きながら、時折
現れる雪を踏みしめ温泉ヶ岳まで高度を稼ぐ。ほどなくして温泉ヶ岳
への分岐に到着。登り10分ほどで展望の良い山頂に出た。
日光から尾瀬の山まで一通り眺めることができる。天気は良いが、
うっすら雪を被りモノトーンの風景。
日光白根の山頂はとても寒そうに見えた。
金精峠から温泉ヶ岳のほうを見る 北側は雪が残っている
日光白根山方面を振り返る。 南斜面は雪は無い
縦走路から「温泉ヶ岳」への分岐 片道10分くらいで山頂へ
ザックを置いてピストン
山頂から遠くに、新しい避難小屋が見えた
丸沼方面の山 温泉ヶ岳への分岐に
避難小屋移動の案内がありました。
旧小屋との位置関係 問い合わせ先
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温泉ヶ岳から下り、分岐で再びザックを背負い、縦走路を行くと、おにぎりを
ほおばりながら歩いてくる年配の男性とすれちがう。この人こそ、今日泊ま
る念仏平避難小屋の管理をする森さんだった。
森さんいわく、新しい避難小屋にも水場はあるが、この季節は凍っている、
更に少し下れば水は得られるが細いことを教えてもらい、結局、元の避難小屋
があった場所で水を汲んでいくことにした(良い水場でした)。
背丈の高い笹原を通過 温泉ヶ岳をふりかえる
(刈り払いがされています)
旧小屋の水場(流水) 旧小屋の建っていたところ
(小屋は撮り壊れ、無くなっていました)
倒木や枯れた木が多い森 新しい念仏平避難小屋に到着
旧避難小屋からは15分ほどで立派な念仏平避難小屋へ到着。
中に入るとご夫婦が2段になっている小屋内の上段を陣取っていたので、
私は下の段を使うことに。結局、この日は計4人でゆったり過ごせました。
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