西俣尾根〜頼母木小屋 '10春
〜残雪ピカピカの稜線に大満足〜

日程 2010年4月24(土)〜25日(日)
山域 飯豊連峰(山形県・新潟県)
形式 残雪期、避難小屋泊
メンバー ハイジさん、いちごちゃん、JO
行程 4/24 梅花皮荘07:10〜大曲り分岐08:10〜西俣ノ峰10:05〜枯松峰周辺11:10〜三匹穴12:40〜頼母木平の標識13:30〜頼母木山13:45〜頼母木小屋14:00
4/25 頼母木小屋08:15〜頼母木山08:35〜西俣ノ峰10:45〜大曲り分岐11:40〜西俣尾根取付12:05〜梅花皮荘12:30
駐車 梅花皮荘前P
入浴 民宿奥川入 @400円
山形県西置郡小国町大字小玉川576、TEL: 0238 〔64〕2263

[1日目] [2日目]



    

         
           月に入ってからハイジさんから何度か西俣尾根へのお誘いメールを
           もらっていたがなかなか連休が取れず、良い返事ができずにいた。
           GWも近くなった週末、ようやく2日間続けて休みが取れたので
           「OK〜〜♪」のお返事。念願の西俣ノ峰からの頼母木小屋お泊り山行
           を決行することにし、土曜日の朝7時に梅花皮荘の駐車場で待ち合わせ
           をした。



           飯豊朝日連峰の登山者情報1321号では頼母木山頂は地面が
           露出している写真が載っていたが、山行直前にも降雪があり、大曲り分岐
           から上で残雪を踏むようになり、十文字ノ池より上では新しい雪がほどよく
           積もり、真っ白で奇麗な景色を堪能することができた。
          先週の二王子岳で、ワカンが必要だったのかも・・・と思わされるくらい
          新たな積雪があったので、今回も用心してワカンも持参したが結果として杞憂
          に終わった。
            雪質も、ぬかることもなく、頼母木山直下でガリガリバーンだったことを
           のぞけば概ね良好という絶妙のタイミングでの山行でした。

           ただし、割れ目を新雪が隠している箇所もあったので、注意が必要でした。






***1日目***



          4/24: 梅花皮荘07:10〜大曲り分岐08:10〜西俣ノ峰10:05〜枯松峰周辺11:10〜三匹穴12:40〜
                  頼母木平の標識13:30〜頼母木山13:45〜頼母木小屋14:00





          7時過ぎに梅花皮荘を出発。いきなり雨が降り出したので、軒先で雨具を
          着込んで出発。民宿奥川入の先の雪原と化した林道を進み、小さな尾根へ
          取り付く。
 


          いきなりの急登は「やっぱり飯豊だな〜」の感想。そのうちトラロープが
          ぶらさがる露岩が現れたり、大曲り分岐まではひたすら頑張る。

  
         

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          「大曲り分岐」でザックを下ろしての休憩。んが、たくさんの動物のウンチが
          散らばっていて、みんな慌てて自分のザックがふんずけてないか確認。
          


                    



              
          大曲り分岐を過ぎると、夏道(踏み跡)と残雪をかわりばんこで踏みながら
          十文字ノ池へ。そこから西俣ノ峰までは徐々に傾斜の増す中、ほどよい
          硬さの雪を一歩ずつ高度をあげた。
 

              
                 


              
                          西俣ノ峰への登り。


                  
                 バックは青空だけど相変わらず小雪が舞ったりやんだりの天気


                
                    西俣ノ峰直下からこれから歩く稜線を望む



              



   
   
                       枯松峰は巻き気味に・・・                 



                
                    枯松峰を越えたところらへんかな?




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           枯松峰を過ぎ、大きなダケカンバの下で2人組の日帰り登山者が早くも
           下山してきた。長靴姿のお二人は案の定新潟県から来たそうな。
          (あとからにゃぴさんたちと判明) 
            「山頂はガスガス&バリバリだよ」と教えてくれたあと軽快に下っていって
            しまった。お二人とすれ違った後、風が弱い箇所でアイゼンをつけた。
            

           
               三匹穴から上は明日、天候が回復しなかったときのためにデフ棒を
                さしながら進んだ。


         
    
         頂が近くなるに連れ、クラストした斜面となるが、アイゼンがきいて気持ち良い。
          ただ、新雪がクレバスを隠しているので、割れ目にはまらないように注意しながら
          アイゼンきかせてガシガシ歩きます。





        
            真っ白な山頂に到着〜                    エビの尻尾つきの標識


                
                       頼母木小屋が見えてきた



     
         炊事場はモコモコ雪だらけ                 登山者情報に書いてあった通り、ドアの鍵
                                               (上のみ)を回して中に入った





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        小屋では2階に陣取り「カンパーーーイ!!」
         どうやら今日は3人だけのよう。寒いので酔いが回るのがゆっくりだけど、
         14時半過ぎから飲み始めて気づけば22時過ぎ。
         夕方、ガスが晴れてきたので外に出たものの、そのとき写真を撮ったのを
         ハイジさんもいちごちゃんも「記憶に無い・・・」と言ってました。


               
                  このとき既に「酔っぱりゃ〜〜〜」うぃっく。



              
                         鉾立峰、えぶり方面


              
                      日本海もチラリと見えました



             明日はスッキリ晴れますように・・・・・




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