飯豊連峰: おういんの尾根〜北股岳'10夏
◆ ブナにお花に温泉に・・・ きついけれどご褒美いっぱいのコース◆

1日目] [2日目

日程 2010年7月10日〜11日
山域 飯豊連峰(新潟県)
形式 避難小屋泊ピストン
メンバー いちごちゃん、JO
行程 7/10: 加治川治水ダム04:50〜加治川ダム(掛留沢)05:50/06:05〜湯の平山荘07:15/07:30〜鳥居峰トラバース08:40〜滝見場10:20〜中峰11:20〜二岐13:05〜北股岳13:45〜梅花皮小屋14:00
7/11: 梅花皮小屋06:25〜北股岳06:50〜中峰08:20〜滝見場09:40〜湯の平山荘12:00/12:40〜掛留沢13:50〜加治川治水ダム14:40
駐車場 加治川治水ダム


   
           
 ◆◆ アプローチ ◆


    
新発田市のホームページに、7月10日(土)より湯の平山荘への道が開通すると
       載っていた。ほどなくしてLTQさんが、7月頭に調査登山でおういんの尾根に登った
       記録を拝見。


       中峰より上部は半ヤブ化しているようだし、草刈りと湯の平温泉の男湯改修が
       7月下旬〜8月末で行われる予定だそうなので、おういんの尾根から北股岳に
       あがるのはその後にでも・・・と思いました。


       ところがどっこい。やる気まんまんの方がいらっしゃいました。
       そう、ちゃん。


        「秋がいいんじゃない?」と言っても、天気予報が悪いほうに転んでも
         モチベーションあがりまくりの模様。
        観念して、お出かけ準備・・・。

   

↓↓↓
   
               ◆◆ 1日目◆◆


         7/10: 加治川治水ダム04:50〜加治川ダム(掛留沢)05:50/06:05〜湯の平山荘07:15/07:30〜
                 鳥居峰トラバース08:40〜滝見場10:20〜中峰11:20〜二岐13:05〜北股岳13:45〜
                  梅花皮小屋14:00


  

     
加治川治水ダムに到着。ここから掛留沢までは赤谷林道を行く。頑丈なゲート
         があって、車は入れない。徒歩のみ通行可能ということですが、2時間も歩け
         ません〜。ということで、今回は人力の乗り物  を使いましたm(__)m 
         
         加治川治水ダムでは、ネットでお見かけしていたりゅうさんに初めて会いました。
         りゅうさんは、日帰りで湯の平温泉に行くとのことでした(が、結局、中峰まで猛烈
          スピードでピストンされていました)


              
                超頑丈なゲート。

          林道の路面は砂利や段差がいっぱいなのでがコケないように要注意の状態。
           良い子のみんなはマネしちゃだめだよ



    
          掛留沢に到着                      ここから山道に。
                                   



         
            ブナに癒されながらテクテク         北股川の吊橋


   
         途中、こんな鉄柵も。                 湯の平小屋に到着




       炊事場に出ている「やおきの泉」で水筒を満たします。この水は飯豊川の対岸から
          長〜いホースでひいているようでした。
          炊事場近くから、いよいよ「おういんの尾根」に取り付きます。




        
            しょっぱなからグイグイ登らされます。鉄バシゴに鎖場も登場。ぜーぜー。



                








       標高800mを過ぎ、急登はひと段落。鳥居峰のトラバースに入るまでは
          尾根道をてくてく歩き、息を整えます。


   
         一旦、こんな尾根道に出た後・・・→         鳥居峰のへつり道。
                                      藪で足元がみえにくいので注意が必要でした



   
         これは9時ごろの眺め                 これは10時前
 

        こんな感じで、越えても越えても同じ眺めが続く。あ〜、精神的にくたびれました。
       足の松尾根で 、ニセばっかりで大石山がなかなか近づかない・・・っていうのに
       似たイメージです。え?分かりにくい例え?


         
              こんな風景が出てくると、癒され、疲れも吹き飛びます。
                もうちと頑張ろう!


   
         滝見場。  滝はどこ?              音は大きく聞こえるのに
                                     木にはばまれてうまく見えません
                                       背伸びしたら豪快な滝が見えました。

         
           
                   木がもりもり



           
                     もりもりもり


           
                       もりもりもりもり

           くたびれたけど、好みの木々に慰められながら歩を進めます。

           途中、右側に残雪のある箇所で休憩。寅清水はよく分からないまま通過。


   
    途中の池(今の時期限定?)に                    アカモノ?
      モリアオガエルの卵がたくさんあった。
     帰りはほとんどが水面に落ちていました。





       途中、中峰の周辺で2箇所だけ10メートルくらい雪の上を歩いたが
          下山してくるときには、どちらも穴があいていたので、じきに消えてしまうかな   

            




   
    中峰の雨量観測所を遠めに見ながら通過          と、藪っぽくなってきました。
                                         踏み跡はしっかりしてました。


   
         途中、イチゴ地帯がありました。           わしゃわしゃビショビショ







       中峰あたりで雨が落ちてきたので雨具を着ます。そのまま藪地帯に踏み込むと
          あっというまにビショビショになりました。途中、激しく雨が降ったりも。しくしく。
          もはや開き直るしかありません
          


  




   
                                        二岐あたりにあった看板。



   





      ガスガスなので、展望もなし。もくもくと歩くのみ・・・。
         んが、藪地帯をぬけると徐々に多くなるお花たち。
           ヒメサユリいっぱいエリアでは大はしゃぎ
          


               
                 そしてやっとこさ北股岳に到着!!!
                  あ〜くたびれた。


       山頂では休憩しないで、そのまま梅花皮小屋を目指して下ります。
                 わーい、OTJさんにもうすぐ会える\(^o^)/
          管理棟の表敬訪問も今回の楽しみのひとつなのでした。


         北股岳からの下りは苦手なコロコロ石の道。
          急に風も強くなり、雨が「雹?」と思うほど、激しく雨具を叩く。
           バチバチバチ〜〜〜!!!  いてててて。

         痛いし、コロコロ道だし、必死に転がるようにして梅花皮小屋に逃げ込みました。
         

         
         梅花皮小屋に泊まるのは初めて。今日は、2パーティーの皆さんと同宿。
         外はまだガスガス。でも、小屋の中は賑やか。とっても楽しい一夜となりました。
         皆様、いろいろごちそうさまでした〜!!またどこかでお会いしましょう〜。



               
                    北股岳から下る途中でパチリ




                                          つぎの日へ
  

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