◆◆◆上越国境　白毛門〜巻機山'03◆◆◆
〜究極の「山旅」　癒しの縦走路〜

[その１]　[その２]　[その３]

◆◆　アプローチ　◆◆ 　　　憧れの縦走路へ 　　　　　　 某掲示板でとんとん拍子で残雪期の白毛門から巻機山へ繋ぐ縦走の 　　　　　　　計画が決まった。かねてより気になっていた縦走路ではあった。 　　　　　　　昨夏ナルミズ沢遡行のおりにつめた、大烏帽子山直下の稜線の 　　　　　　　笹原広がる優しい風景はガイドブックの「天国を思わせる」という 　　　　　　　美辞礼賛そのままで、残雪期にもいつかは訪れたいと思っていた。 　　　　　　　その「いつか」がこんなに早く訪れるとは。

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◆◆　1日目◆◆ 　　　　　　　5/3：土合駅06:35−白毛門11:15−笠ヶ岳12:50−朝日岳14:35−朝日岳直下幕営地14:40 　　　　　土合駅で前泊。谷川での新人合宿を思わせる学生のパーティー 　　　　　　　　　は出発が早い。私達も６時半過ぎには出発。初っ端からの白毛門 　　　　　　　　　の急登に息があがる。 　　　　　　　　　Ａさんは長谷川カップで上位に入るつわもの。Ｏさんもバリバリの 　　　　　　　　　クライマーで２人のペースにはとても着いていけない。イワウチワ 　　　　　　　　　がたくさん咲いているが花を愛でている余裕もなく、途中の１本で 　　　　　　　　　コッフェルをＯさんに持ってもらい共同装備のほとんどを彼らに預け 　　　　　　　　　ることになる。とほほ、情けないなぁ(T_T)。 　　　　　　----------------------------------------◆◆◆---------- 　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[白毛門からの谷川一ノ倉] 　　　　　　---------◆◆◆----------------------------------------- 　　　　　　　　森林限界を超す辺りから残雪が現れるがザラ目状で歩きやすい。 　　　　　　　　　　白毛門山頂からは一ノ倉の岩壁が真正面に見え爽快だ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　青空が眩し〜！＼(^o^)／ 　　　　　　　　　　一度鞍部まで下ってからの笠ヶ岳の登りは苦しいが、白毛門まで 　　　　　　　　　　の急登から比べるとすんなり山頂に立てる。たまに雪がブロック状 　　　　　　　　　　に割れている箇所がありコース取りに気をつかう。 　　　　　　　----------------------------------------◆◆◆---------- 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[笠ヶ岳からの大烏帽子方面] 　　　　　　　　---------◆◆◆----------------------------------------- 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　笠ヶ岳の山頂からは谷川岳方面から雪崩の音がひっきりなく 　　　　　　　　　　　　聞こえ、青空ののどかさと対照的だ。ここからは多少のアップ 　　　　　　　　　　　　ダウンをこなすと朝日岳に到着。夏は地塘が広がっている山頂 　　　　　　　　　　　　の北面はだだっ広い雪原になっていて既にテントが５張ほど 　　　　　　　　　　　　あった。風も弱まり快適な夜だった。　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　----------------------------------------◆◆◆---------- 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[笠ヶ岳からの谷川] 　　　　　　　　---------◆◆◆----------------------------------------- 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[朝日岳山頂] 　　　　　　　　----------------------------------------◆◆◆---------- 　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[朝日岳北面の雪原（この日の幕営地）] 　　　　　　　---------◆◆◆----------------------------------------- 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次のページへ

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　 山行記録[年別/地域別/季節別]