飯豊連峰 縦走'07夏
◆憧れの飯豊の山旅◆

1日目] [2日目] [3日目] [4日目] 

        
                     ◆◆ 3日目◆◆



          8/13: T.S05:00〜門内岳05:10〜北股岳05:55/06:00〜梅花皮小屋06:20〜梅花皮岳06:50
                 烏帽子岳
07:20/07:35〜雪渓の水場で大休止〜御手洗ノ池08:45〜天狗の庭09:10
                〜御西小屋
10:05/10:45〜大日岳11:45/12:00〜御西小屋13:00/13:20
                   飯豊山
14:45/15:05〜本山小屋15:15(幕)

      4時過ぎに起床。2度寝しちゃおうかなと思いつつ、大日岳のピストンもした
        かったので頑張って起きる。テントから顔を出すと今日も素晴らしい朝の風景が。
        山に抱かれて目覚める朝!いいねーいいねー!!

    


      今朝もマルちゃん即席てんぷら蕎麦で朝ご飯。安いし軽いしお湯きりしない
        で良いから最近のお気に入り。1人だとお湯もすぐ沸くし、起床から出発まで1時間
        でOK。天気が悪いと撤収も大変だけど、こんな良い天気の日はその心配も無い。



      kenrokuさん&MHさんとはここでお別れ。テン場から見送ってくれるのが嬉しい。
          ううう、さびしいな〜。また遊んでね(ToT)


                   
                            photo by kenroku

       門内岳の山頂で安全登山を祈願してから出発。ギルダ原は前に北股岳が
        ど〜んと見える気持ちが良いところ。

    
              門内岳                       ギルダ原あたり



       このへんってGWだとどんな風景になるんだろうなんて
           思いつつ、朝イチのきつい急登をこなして北股岳に到着。
      

               


       山頂からはこれから歩く稜線、昨日歩いた稜線が見えて気持ちよい。
          ここからは小石コロコロの苦手な下り。石を落とさないように気をつけ
          ながら梅花皮小屋へ向う。

    
         梅花皮小屋が見えてきた                   水場はあっち
 

      水場はスルーし、烏帽子岳を目指す。んがペースがあがらない(ToT)。


   
    梅花皮岳への登り 太陽まぶしー!!        梅花皮岳から。烏帽子岳までもうちょい。


      一気に烏帽子に行きたかったけど、梅花皮岳で1本。そのあと烏帽子で1本。
      この距離を植生ネットかついでkenrokuさんたちは歩いたんだなあとますます
      頭がさがる。


                 
                           烏帽子岳の山頂


      烏帽子からは御西までの稜線、飯豊本山への稜線が目の前に広がり爽快。
       スケールがでかくて私のカメラじゃ全部入らないよ〜。


    


    
             来たほう                        行くほう


                   
                       下りながら、烏帽子を見上げる



       烏帽子からまたコロコロ石の登山道を下る。
                コロコロコロコロ・・・だらだらだらだら・・・。
         暑いなあ。雪渓わきの水場への降り口でたくさん休んでいる人が見える。
         あそこで私も休もうと近づいていくと「JOじゃねえか!」と麦わら帽子の
         おじさんが声をあげる。「あーーーっ!せきじぃ〜〜!!」 
         たくさんの登山者の中に、同じ山岳会のせきじぃがいた。せきじぃは昨日
         石転びをアンカーで登り梅花皮に18時くらいになったそうな。お疲れい!

         せきじぃは大日岳を往復するか分からないというので、先行させてもらい、
         御西小屋を目指す。烏帽子から御西まではエアリアだと3時間の道のり。
         アップダウンは少ないし、途中、御手洗ノ池や天狗の庭など、癒しのスポット
         もあるのでこんな良い天気の日は楽しく歩ける。
         今日も格段と暑く、いつしかすれ違う人とは「こんにちは〜」のかわりに
        「暑いですね〜」が定番となる。

   
                              御手洗の池

   
         稜線はまだまだ続くよー              天狗の庭  癒し系スポット


       天狗岳へのゆるやかな登りをこなし、御西小屋のかなり近くまで来たつもりで
         カーブを曲がると・・・。
 
                 
                     豆つぶみたいに御西小屋が見える

        ガーン。まだ結構あるなぁ。ここでもう1本。 はぁ。休んでばっかだ。
        でも御西小屋に着けば大日岳へは軽荷でピストンできる。まずは水場で給水。
        見た目はけっこう遠いけど、往復10分くらい?
        冷たくてありがたい。顔をジャブジャブ洗ってピストン準備をしてると、せきじぃ到着。
        写真をとってもらい大日岳へ向かう。


   
           御西小屋                     小屋周辺からみた大日岳 


       ちなみに、ピストン出発前にアルファ米のピラフをむさぼり食ってるところ
         をmixiの縦走コミュのかたに目撃されてました。お腹ぺこぺこで米イッキして
         たんだよね。おはずかし〜。
                  
                       大日岳へ出発〜
 


      大きくて風格のある大日岳。片道2時間とエアリアに書いてあるけど、テント
       装備を放り投げ身軽になったので、急登がはじまる手前まではスタコラ距離を
       かせげる。急坂を登ると、安達太良や磐梯山、そして猪苗代湖までが見えるよ
       うになる。湯ノ島小屋へ下る尾根が近づくと大日岳の山頂到着。
        西大日への稜線も気持ち良さそうだ。あっちは「熊の遊び場」らしいが(汗)。


   
                            大日岳山頂          

   
           西大日岳方面                      牛首山方面

   
            御西小屋方面               

   
      歩いてきた烏帽子のほうかな?            御西小屋にもどる途中


      御西小屋へ戻るとき、すれ違ったおじさんが「あなた、こないだ尾瀬にいた
       でしょ!」と言う。2週連続お会いしたってことか。悪いこと出来ないな〜w(゜o゜)w 。
         またどこかでお会いしましょう〜!

        御西小屋から再び重いザックを背負う。ズシッ!!!こんな重かったっけ・・・。
        あわよくば切合小屋までいければと思ったけど、とてもムリだ。


      飯豊本山まではマツムシソウが咲き乱れる癒しの風景が広がる。
          BGMはナウシカだな。 ラン、ランララランランラン♪

   

   

                 
                       ふりかえっても癒しの風景


      そしてやっとこさ飯豊山到着。明日、せきじぃが下るというダイグラ尾根が見える。
         自分には上りも下りもきつそうなやせ尾根だ。


                
                   山頂。トンボがぶんぶん飛び回ってた

                
              山頂から本山小屋までてくてく歩く。あとちょっとだ!
                
                    小屋到着〜。
            翌日、切合小屋から上がってくる人100パーセントに
            「本山小屋、混んでました?」って聞かれました。
             中のぞいておけば良かったですね。。。m(__)m


      飯豊本山小屋でビールを調達。1本1000円を800円に値下げしてた。
        そして小屋番さんの「2本買えば1500円にするよ」の掛け声でつい2本
        買っちゃう自分・・・(汗)。
        小屋番さんが奥から秘蔵のおつまみを出してくれた。ありがとう〜!!
         本山小屋のテン場代は500円。トイレの協力金は100円。


        本山小屋のテン場は小屋から切合方面へ降りたところ。水場へは近くなる
        けどトイレが遠くなるのはちと難点かな。北アの笠ヶ岳ほどじゃないけど。
        でもロケーションは抜群です。夕景も夜景も朝日もバッチリ。
        水場は東へ2〜3分下ったところ。ひょいと振り返るようなところにひっそり
        あるので、気づかず雪渓の末端のほうまで水汲みに行ってたおやじがいた(汗)。

        今日、このテン場に泊まる予定だったせきじぃと、桃パパの桃缶を一緒に食べよ
        うと思ったけど、現れず。残念。


               

      
                         夕方の風景   あー、幸せ。

                                                つぎの日へ


1日目] [2日目] [3日目] [4日目] 

  山行記録[年別/地域別/季節別]