奥利根縦走:丹後山〜平ヶ岳〜尾瀬'09春
〜日本ロマンチック街道(山バージョン)最終章〜


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***2日目***



     5/3 T.S05:50〜大水上山06:00/06:00〜藤原山09:05〜にせ藤原山11:15〜滝が倉山13:15〜
              〜1793m池塘マーク付近15:40(幕) 



          

     4時起床。高曇り。風も無くまずまずの天候に安堵。出発前に簡易ハーネスや確保の
     仕方の復習をする。滝が倉山からの下りでもしかしたら補助ロープを出すかもしれな
     かったからだ。

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     6時ごろ出発。大水上山からは初っ端から藪に突っ込み、今日行く稜線に入る。
      途中までアイゼンをつけていたが、徐々に雪も緩み、雪上より藪を歩く割合も増えて
      きたのでアイゼンをはずす。


   
              テン場出発!左は中ノ岳                      大水上山から憧れの縦走路へ

    
             初っ端から藪へ突っ込む                           やぶやぶ〜
    
                 
                             左のピークが藤原山


                  
                             藤原山はこの標識?だけでした



          
                まだまだ続く、縦走路 雪がついている間はとっても歩きやすいけど・・・

               
                          しゃくなげ混じりの藪はきつい〜〜

   
        にせ藤原山までは概ね、雪をひろって歩けた             にせ藤原山への最後の登り

                 
                             にせ藤原山の山頂

          
               にせ藤原山からの眺め。滝ガ倉山まではほとんど藪だなぁ(ToT)

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      せ藤原山の手前でしゃくなげ混じりの登り。しゃくなげがちょっと混じるだけで
      難易度UP。にせ藤原山の山頂で反対方向から縦走する人たちとクロスする。
      単独1名、2名パーティー×2の計5名。単独のかたが、滝ガ倉山の山頂にGPSを
      忘れてきてしまったという(無事に私達が回収、送ることができましたv(^^)v)

      せ藤原山から滝ガ倉山までは、見た目も黒々とした稜線が遠目からでも
      分かったが、笹より潅木類も増え、体力と気力勝負の藪尾根になる。にせ藤原山から、
      すぐそばに見えた滝ガ倉山までなんだかんだ2時間かかった。残雪がもう少しあれば
     状況が変わったのだろうが、この間はやや痩せ尾根になっているので、へっぴりの
     私にとっては、やらしい雪稜歩きよりは滑落の危険は少ない藪漕ぎのほうがまだマシに
     思えた。

     
       かわいいマンサクも今日は邪魔じゃぁ〜                    やぶやぶやぶ・・・・

    
          暑いので雪食べまくり・・・                         突入〜〜!!!

               
                    滝ガ倉山は目の前なのに、なかなか近づけない

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       ガ倉山で休んでいると、さっき通ってきた稜線からブロック状の雪がものすごい
        音を立てて崩れていったのにびびる(人が歩く場所が崩れたのではないけれど・・・)。
         滝ガ倉山からはもろい岩場を下る。ほんの少しの下りだけれど、岩がもろくポロポロ
         取れるし、下がルンゼ状になっていて、ヘマをするとどこまでも行ってしまいそうな
         やらしいところだったし、重荷を背負っていたので、「せっかく持ってきたから」と
         念のために確保して下る。反対コースからだと登りになるので問題ないでしょう。

   
        歩いてきた縦走路を振り返る                        滝ガ倉山からの下りで念のため確保     

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        ガ倉山からもやや藪がちの尾根だったので、今日は剱ガ倉山を越えるのは
      やめてその手前の地形図で池塘マークのある周辺で幕とした。剱ガ倉山を越えると
      しばらく幕営適地が無かったので、妥当な判断だったと思う(その年の積雪量にも
      よるだろうけれど)。
      この日も風がほとんど無く、高曇り&展望バッチリで条件に恵まれた1日でした。


   
                                        ここらでテントを張りましょう
                                           (バックは剱ガ倉山)


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