飯豊:足の松尾根〜えぶり差岳'10夏
◆ 頼母木小屋詣で ◆

1日目] [2日目

日程 2010年7月24日()〜25日(
山域 飯豊連峰(新潟県)
形式 夏山装備、避難小屋泊
メンバー いちごちゃん、JO (小屋で合流:ハイジさん、だいちゃん)
行程 7/24:奥胎内ヒュッテ05:50=(乗合タクシー)=足の松尾根取付06:05〜姫子の峰06:50〜水場分岐08:25〜大石山09:50/10:00〜鉾立峰10:35〜えぶり差岳11:05/11:15〜大石山12:25/12:40〜頼母木小屋(泊)13:10
7/25:頼母木小屋07:50〜大石山08:20〜水場分岐(水場往復)09:10/09:45〜姫子の峰10:45〜足の松尾根取付11:30=(乗合タクシー)=奥胎内ヒュッテ
駐車場 奥胎内ヒュッテ手前(公衆トイレ有り)
温泉 村杉温泉薬師乃湯
新潟県阿賀野市村杉3946-6  TEL 0250-66-2626 (村杉温泉組合)
朝8時30分〜夜8時30分  (土日祭日 朝7時30分〜夜8時30分)(定休日無し)
大人 250円  子供(小学生以下) 150円


   
           
 ◆◆ アプローチ ◆


    
7月に入り、稜線の小屋に、管理人さんが入る時期がやってきました〜。

       残雪期から梅雨入り頃は、山そのものが輝く楽しい時期ですが、
       夏山シーズンは、それに、いろんな人との出会いが加わり、これまた楽しい時期
       であります。


    昨年に引き続き、今年も石川さんに会いに行くことに。
       小屋では久しぶりに、だいちゃん&ハイジさんとも合流予定。
       うーん。何を持っていこうかな〜

       夏といえば、「鯨汁」。そして、今回は泡盛&豆腐ようセットも準備。
       「泡盛といえばロックだろ〜!!」といちごちゃん。
       氷持って行くの?どうやって?
        「オレの魔法瓶に入れて持って行けばバッチリだ!!」
       なるほどー。あのでかい水筒ね。水筒だけで重そうだけど、名案名案
       さらには、前日にはスイカまで調達してきた。


        なんだかスゴイことになってきましたが、宴会に力を入れすぎて、当日ガスを
        持って行くのを忘れてしまったつめの甘い2人でございます。とほほ・・・・。
        

   

↓↓↓
   
               ◆◆ 1日目◆◆


          7/24:奥胎内ヒュッテ05:50=(乗合タクシー)=足の松尾根取付06:05〜姫子の峰06:50
                 水場分岐
08:25〜大石山09:50/10:00〜鉾立峰10:35〜杁差岳11:05/11:15
                 大石山
12:25/12:40〜頼母木小屋(泊)13:10


  

    
海の日の連休に、小指に靴擦れを作ってしまった私。薄皮ははったものの、
        まだひりひり痛い。ということで・・・。奥胎内ヒュッテから足の松尾根取付まで
        @300円のバスに乗ってしまいました。

        これで40分の林道歩きはカット。段々、軟弱化していってますが、大変楽ちん
        で快適でした。



     足の松尾根取付からは、初っ端から、いつもの急登。姫子の峰で最初の休憩。
        時折、風が吹くものの、すでに汗だく状態。
        今日は、いまひとつの天気で良かった。カンカン照りだと厳しかったな。


       
              足の松尾根取付                     急登をえっさほいさ



           
           ちょっとした岩場も                         姫子の峰

  

     水場分岐手前で1回休憩。ここまで2人組パーティー×2と抜きつ抜かれつで、
        ゆるゆると登る。
        水場分岐の鞍部から、再び急登。雰囲気の良いブナ林をヨイショヨイショと登る。
        ブナ林から低木に変わると、何度も「あれが大石山?」とニセピークに翻弄される
        尾根道へ。
        左斜面がザレ気味のところは、トラロープに加え、新しいロープが張られていた。



       
             水場分岐を過ぎてからのブナ               新しくロープが張られていた箇所



       
            大石山までもうひとがんばり                 咲き残りのヒメサユリ



      大石山でいちごちゃんのザックをデポし、中身をあけた私のザックに雨具もろもろ
         を詰め込み、えぶり差岳をピストンする。
         この頃には、稜線はガスガスだったので、えぶりピストンはやめようかと弱気に
         なったものの、えぶりの小屋とニッコウキスゲのセット見たさで決行。



       えぶり差岳への稜線へ入ると、とたんにたくさんの花が迎えてくれた。
          中でも嬉しかったのがマツムシソウ。風に揺れるマツムシソウを何とか
          写真に収め、再び前へ。

          大石山から一旦下り、鉾立峰へのじぐざぐ登り返しが相変わらずきつい。
          やっと鉾立峰まで登ったと思うと、再び、一旦下り、ゆるゆるとえぶり差岳へと
          高度を上げる。



      
         大石山の分岐からえぶり差方面へ                  風になびくお花たち



            
                     鉾立峰の手前からエブリの小屋が見えた

 
      
                              鉾立峰への登り



     
             鉾立峰の山頂                 ガスがかかったえぶり差岳



                



       そして、出ました〜、えぶり差小屋。
          6月はハクサンイチゲ、7月はニッコウキスゲ、8月になるとマツムシソウ。
          季節ごとに、周辺にいろんなお花畑を見せてくれる極上の地です。
          

                


           




           






     えぶり差岳の山頂に立つと、あっという間にガスが見る見る稜線を多い、
         バラバラと雨が降ってきた。幸いすぐに止んだが、長居は無用〜。
         はやく頼母木小屋に行こう!と来た道を引き返す。
         すると、ホヤホヤの熊のウンチが登山道に鎮座。うーん。来た時は無かったのに。
         おそろしや。


                  
                       えぶり差岳山頂の小さな祠
 

    
        立峰から大石山方面                         大石山への登り



     再び、大石山に戻ってデポしていたザックを背負い頼母木小屋へ向かう。
         こちらにも、ニッコウキスゲやナデシコの類、ハクサンイチゲやもろもろの
         花が迎えてくれた。




         




      
         



         そして、やっとこさ小屋へ。
         雲行きも怪しいので、テントは持ってきたけど、結局、小屋泊することに。
         中に入ると、既にだいちゃんとハイジさんが到着していました。


  


       早速、かんぺーい!
          ハイジさんとは、春、ココ頼母木小屋で飲んで以来。だいちゃんはクリスマス
          以来ですなぁ。
           今回は、石川さんの計らいで、周りのかたともご一緒にかんぺーい。
           気づけばだいちゃんの「初孫」も祝:完売!!
          さすがは「全国第一位」でございます。むふふ。
 


            
            新聞に載っていた「全国第一位!」

  

                  
                         スイカもまいう〜



                        〜今日見たお花いろいろ〜 

      


      

 
      




                                          つぎの日へ
  

1日目] [2日目


  山行記録[年別/地域別/季節別]