双六小屋05:20−鏡平分岐06:20−鏡平小屋07:00/07:10−わさび平小屋09:30−
新穂高温泉10:35 (新穂高温泉11:00発平湯行バス/平湯11:45発松本行バス乗車)
下山日
朝には雨がなんとかやんでいた。ガスの切れ間から、時折
鷲羽岳方面が見えたりと思ったよりも天気が悪くなくてほっとした。
双六小屋前から見た鷲羽方面
同じ部屋に泊まっていた母娘はもう1日双六小屋で過ごすそうな。
いいなー。「山にいられる」ってだけで幸せだね。
とはいえ、私の方は里心がついちゃった。今晩は自分ちの布団で
寝るぞと出発。
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こないだ歩いたばかりの道
ここからは7月末に双六に来た時に歩いていたので、少し気持ち
が楽になる。雨具を脱ぐタイミングをはずしながら、鏡平への分岐
に到着。途中、またうめさんに会うことができた。うめさんはパー子
のように写真を撮りまくる。私も「ゲッツ!」で一緒に写してもらう。
やった!
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また雨雲の中へ
分岐から、ダラダラと鏡平へ下る。小屋が見えてからが長い(-_-)。
とと、標高を下げるにつれて再び雨雲の中に入ったようで、雨が
降ってきた。いつ脱ごうかと思っていた雨具も結局新穂高温泉の
近くまで着っぱなしだった。
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またまたご対面!!あれま、偶然!!!
木道が見えてきたら鏡平山荘ももうすぐ。雨宿りをと、山荘に近づく
と、軒先に見たことのある顔が。「あれあれあれ〜〜〜!!」
立山・剱に出かけた時にお知り合いになったマツハシさんだった。
うめさんといい、マツハシさんといい、天気が悪くなければ会うことも
なかったなぁ。しみじみ。。。
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足ガクガク、豆じくじく
鏡平からわさび平までコースタイムで2時間40分の下り。シシウドガ原
までは巻くようにしてつけられたなだらかな登山道だけれど、そこからは
傾斜も急になり足にくる。初日に出来たマメもじくじくしてきて痛い痛い。
自炊室で一緒になった幸手のあんちゃんと、「足にきたー!」とお互い
言いながらひたすら下る。何回か沢と雪田を渡り、ようやく林道を見下ろ
せるところまできた。
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林道歩き
マメが痛くて半分ビッコを引いたようなのろのろ状態でわさび平小屋
に到着。夏休みも終わっちゃうなあと山旅の終わりの干渉にひたる。
わさび平から新穂高温泉までの1時間の林道歩きがいつも長く思え
るけれど、ようやく雨具を脱いでTシャツになれ、すっきりした気持ちで
新穂高温泉に到着した。あー、、、夏も終わったぁ・・・・。
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一人では登れない
さてさて、雨に降られるわ、巨大なマメができるわで凹みまくった
今回の山行で励みになったのは、ドコモの携帯が意外にも通じた
読売新道で受信したTさんからのメールでした。
「山は逃げません。無理は禁物、ゆっくり、気をつけて登ってくださいよ
ゆっくり、ゆっくりと!」
山に行くのは一人でも、私はやっぱり一人の力じゃ登れないんだな。
誰かに情報をもらったり、誰かに励まされたり、誰かに山行報告を
することで私は山に行けてるんだーと今更ながらに思ってしまった
のでした。 //
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